ほっかいどぉ


第一日目(出発の日)
7/21(Sat)


真夜中、午前1時。本来なら、もう机に眠っているような時間。 目指すは午前9時茨城県大洗港出航の船。
皇居から東や北へは走ったこともなく、少し緊張。。。
おととい、ドックに出したバイク(CB400SF)は、ドックから家に帰る途中で早速エンストし、再検査に 出す始末。再検査でも異常は見つからなかったって言ってたから、それを信じるしかない。



バイクにまたいでスタンドを上げ、ギアを入れる。クラッチをつなぎ、バイクが動き始めた。
つもりだったが。。。

「と、っ止まっちった。」後ろを振り向くとまだそこには自宅が、見えてるし。(・・;)
しばらく沈黙。とりあえず、「?」だらけの頭の中を整理して、
もう一度エンジンをスタートさせると、アイドリングはしてくれた。半分意地になって、 「絶対行ってやる!」と決意、とりあえず走る(BGM:「HOLD ON YOUR LAST CHANCE」長渕剛)。

それにしても、東京の都心もこの時間だとこんなに空いているのね(渋滞する東京をバイクで 走るのが嫌いだから、走ったことがあまりない。)。銀座を抜け国道6号をひた走る。うーん、快適だ!! あれよあれよといううちに茨城県に突入!もう空が白んで来た。

朝焼けがとてもきれいですばらしかった!


6号から太平洋に向かって東へ進路を取って約20km、大洗港到着。
おお、いるぜいるぜ、北海道を目指すライダーどもが! 午前5:30。乗船手続きをすませ、朝ご飯。 そして、一泊二日お世話になる「さんふらわあ」がその巨体を見せたのは間もなくしてからだった。 でもまだまだ時間あるんで、とりあえず待合室でクーラーに当たりながら、しばし熟睡。zzz zzz ...
乗船準備の放送でライダー達はそれぞれの愛馬の所へ。 そしてエンジン始動の大合唱。 うおぉー、隣のハーレーさん、いい音出すわ、やっぱ。



さあさあ、関東脱出!
高鳴る鼓動をかき立てるかのように、煙突が元気よく吠える。 フェリーの低周波の振動に心も踊る。
どんなおいしいものを食べ、どんな美しい風景を見て、 どんな人々と会うことができるのだろうか。かぁいい娘とかいるのかなぁ。 牧場とかで夕日とか見ながら。。。なんて妄想にふけって、一人でニンマリ(*`▽´*)。
いや、とにかくっ、きれいな身と心になって戻ってくることを誓う私であったわけ。
まぁ、とりあえずは、自宅の前でエンストしただけでここまで来られたのは良かった。



荷物を寝床に置いて甲板へ。
かもめが飛び交う中、タグボートが必死になって働いていた。
ようやく方向転換した「さんふらわあ」。
太平洋の大海原へ、いざ出航!少しずつ岸壁が遠のいていく。
何台かの水上バイクが、「さんふらわあ」とじゃれながら見送ってくれた。
そういや海にも行きたいな、でも今年はもうお金も時間もないし我慢しようっと。




さっきまでの水上バイクやかもめもいなくなってしばらくして、 何気なく気付いてしまったんだけど、この甲板って結構海から高い所にあるのね。
足がすくんだので部屋の方へ戻った。


「よーし、それじゃ旅日記でも書こう!」と思い立ったものの、なんとなく面倒くさくなり、 眠くなり気付けにビールでも飲んでみた。んがっ、さらに面倒くさくなり、さらに眠くなり。。。zzz...zzz...

記念すべき第一日目は、こうして過ぎていった。




第一日目 走行距離:151.2 km




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