ドラマ、ここが面白い!!
(2005年4〜6月)
| - | 9:00〜 | 10:00〜 | その他 |
| 月 | エンジン | - | - |
| 火 | 離婚弁護士2 | 曲がり角の彼女 | - |
| 水 | はぐれ刑事純情派 | - | |
| 木 | アタックNo.1 | 恋におちたら | おみやさん(8:00〜) |
| 夢で逢いましょう | 汚れた舌 | ||
| 金 | - | タイガー&ドラゴン | 雨と夢のあとに(11:15〜) |
| ホーリーランド(1:30〜 | |||
| 土 | 瑠璃の島 | - | - |
| 日 | あいくるしい | - | - |
| ピンク=フジ系 緑=TBS系 青=テレ朝系 黄色=日テレ系 オレンジ=テレ東 | |||
「エンジン」
主役があまり好きではないのですが(苦笑)、脚本家が好きなのと、あとモータースポーツ絡みの話だということで、これはやはり見なきゃぁなるまい!と見てみました。エースドライバーとそりが合わず、イギリスF3チームのセカンドドライバーをクビになったキムタクが、実家の「風の丘ホーム」に居候し、そこに様々な家庭の事情で預けられた子供たちと接しながら、ドライバーとしての復帰を目指して奮闘する……という、キムタクには珍しい「挫折もの」ですね。また、熱血過ぎて空回りしてる小雪や、セオリー通りのやり方が正しいと信じる堺雅人達保育士の先生も、子供と同じレベルで接するキムタクに色んなことを教えられる……という、ヒューマンものでもあります。キムタク自身、園長で父親の原田芳雄の実の子じゃないとか、複雑な背景を背負ってたり。最終的には、仲間を思いやるあまりに暴力を振るってしまった子供が問題になり、閉鎖に追い込まれることになった『風の丘ホーム』を再開するため、近所を熱心に説得し続ける小雪の努力は実るのか!?とか、資金繰りのためにレースに復帰し、「負ければ引退」を賭けて走るキムタクのレース結果は!?とか、色々盛り上がりどころがありました。最終的に、何もかもうまくいって大団円♪ではなく、ちょっとだけ切なさが残ったりした辺りも、評価できるかな。レースシーンは、本物のレーシングチームが協力してたとあって、なかなか迫力でしたし♪
「anego〜アネゴ〜」
篠原涼子が、会社の『御局様』的扱いではあるものの、持ち前の面倒見のよさで後輩達に『アネゴ』と頼られ、でも30代前半の『焦り』は捨てられないという微妙なOLの心理を演じたドラマ。新入社員の赤西仁とイイ感じになって「年下はヤバイ!」と自らを戒めつつもはしゃいじゃったり、「不倫だけは絶対にダメ!」と云いつつ、自分を頼ってきた元後輩(ともさかりえ)の旦那(加藤雅也)に魅かれる気持ちを抑えられなかったりと、コメディありドロドロありのけっこう起伏の激しいドラマでした(笑)。ドロドロ部分は、見ててけっこうキツかったなぁ。女って、そこまでして幸せになりたいもんか?と……。自分には、絶対に理解できない感覚だ(悩)。軽そうに見えて、実はけっこう真剣にアネゴを想ってくれてる赤西が、いい清涼剤でした。旦那への気持ちをどうにもできず、異常な行動を取ってしまうともさかは、怖かったけど……っつーか、あーいうの似合うかも(苦笑)。つか、あたしは加藤雅也に腹立ちましたけどねー。テメー、奥さん一人幸せにできねーで、他の女に「幸せになりましょう」とか云ってんじゃねー!!みたいな(爆)。
「アタックNo.1」
上戸彩ちゃんによる、なつかし青春スポーツマンガ第2弾!ということで、テニスの次はバレーボールです。でも、実は「エース……」よりも面白かったかな(笑)。静岡のバレー強豪高校で、親友のみどり(酒井彩名)や先輩後輩とともにバレーボールに青春をぶつけていた鮎原こずえ(上戸彩)が、ある日いきなり日本選抜チームに選ばれるのだが、選抜チームの監督(船越英一郎)は、反発するものは容赦なく切り捨て、強引なやり方を押し通す鬼監督。静岡の高校の顧問である中村俊介とも因縁があるらしく、中村は船越に「今度は鮎原をつぶす気か」と怒鳴り込む。監督が何を考えているのか謎なまま、選抜チームの合宿は続くのだが、ある日こずえは、今度は突然「帰れ」と云われ……。何十年も昔の作品らしいですが、面白かったです♪ 特に、選抜チームの監督が一体何を考えてるのかが最後まで判らなくて、そこが特に面白かったです。こずえとみどりの友情や、バレー部廃部の危機とか、盛り上げどころもたっぷりだったし。バレーシーンもけっこう迫力で、手に汗握っちゃいましたし。最後がちょっと駆け足気味で「……いくらなんでもそりゃ展開早過ぎだろ……」な部分はありましたけど。医者に「バレーやめろ」と云われるほどのケガをしたのに、あっさり復帰して試合に出てきちゃうとか(苦笑)。でも、船越と中村の確執とその真実、そしてその結果とか、見ててハラハラしたし、最後はけっこう泣けちゃったかも(笑)。
「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」
親から継いだネジ工場を、潰してしまった草なぎ剛が、ハワイでたまたま出会った『IT界の寵児』、堤真一に「どうしたらお金持ちになれるんですか」と尋ね、彼の会社「フロンティア」で働きながら、自分自身のあり方を探していく……という、ビジネス系ヒューマンドラマ。ちょうどその直前にこのドラマの放映局とゴタゴタのあった某IT企業の社長と、堤のキャラがけっこうかぶってたので、そんな意味でも話題になりました。「金で何でも解決できる」が信条の堤に、草なぎが「僕はそうは思いません」と反発し、「誠意をもって相手と接する」自分のやり方で成功を収め、堤の共同経営者で、最初から草なぎに興味を持ってた和久井映見や、堤の信者で最初は草なぎに反感を持っていた谷原章介ら周囲の人間を、次第に自分のペースに巻き込んでいってしまう……というのが、前半戦の見せ場。自分のやり方を否定されていくようで焦る堤が、けっこう気持ち良かったです。モデル(?)のあの人が大嫌いなので(笑)。後半になると、次第に「ビジネス」というゲームに勝利していくことに快感を覚えるようになった草なぎが、反発していた堤を最終的には陥れ、会社を乗っ取ってしまうという衝撃的な展開。しかも草なぎは、人の心を大事にしていた自分のあり方を忘れ、堤そっくりなビジネスを行うようになってしまう。元提の秘書で、草なぎのやり方に魅かれていた松下奈緒は、そんな草なぎを見守りつつも不安を覚えるが、彼は止まらない。しかしその草なぎも、最終的には提を陥れるために組んだ外資系投資会社の鶴見辰吾に裏切られ、すべてを失って……。因みにそこからがめちゃめちゃ面白かったんですが、ネタバレかな〜(笑)。いずれにしろ、最初は堤のやり方を絶対視していたフロンティアの面々が、どんどん草なぎ色に染まっていくのが面白かったし、途中からは変わってしまった草なぎがいつまたどん底に突き落とされるかとハラハラし、最後はさぁ、みんなでどうやって巻き返しを図るのか!? 結局堤と草なぎ、どっちのやり方が成功するのか!?とわくわくして、最後まで目が離せないドラマでした。金儲けのためならどこまでも非情になる堤も、過去にビジネス絡みで父親を失ったという過去を持っていたり、登場人物それぞれの思惑がものすごく複雑に絡み合って、興味深かったし。草なぎの妹で、典型的なちゃきちゃき下町っ子の木村佳乃や、二人の幼なじみで魚屋の山本耕史が、何があっても草なぎを見守り、時には厳しいことを云ってくれたりして、いつでもドラマの救いになってくれたし。とにかく、笑いあり涙あり、ドキドキハラハラありで、ドラマとしては今クールで一番面白かったかも♪
「雨と夢のあとに」
自分が死んでしまったことに気付かない父親が、幽霊になって娘を見守り続ける……という、ヒューマンドラマ。父親役の沢村一樹ってのはどうなんだ!?と思ってましたが、「どことなく頼りないなりに、一生懸命男手一つで娘を育ててきた若い父親」というイメージは、思った以上にピッタリでした(笑)。娘役の黒川智花ちゃんは、とにかく可愛かったし♪ 「幽霊になって見守り続ける」というネタは、映画「ゴースト」っぽい感じもしますが、このドラマの違うところは、見守られる娘の黒川が、ちゃんと幽霊である父親の存在を認識していること……どころか、父親が幽霊だなんて、夢にも気づいていないこと(笑)。周囲の人達の中にも、幽霊が見える人と見えない人がいて、その間で交わされるドタバタが面白かったです。見えない人の前で、どうやって誤魔化したらいいか!?とか(笑)。もちろん最優先事項は、「黒川に、父親が幽霊だと気づかせないこと」なんですが。因みにあたしが一番「すげー!」と思ったのは、父娘の隣に住む、木村多江! 霊感があるという彼女は、最初自分が幽霊になっていることに気付いていなかった沢村に、「あなた、死んでますよ」と教えてくれ、その後も何かと彼のフォローに回ってくれる頼もしいサポーターなんですが、ものすごく前向きなんですよ! 何かとすぐ弱気になる沢村に、「何云ってるんですか! あなたがそんなじゃ、ダメでしょう!」とか云ったりして。「前向きで明るい木村多江」というのが非常に新鮮で、最初は違和感あったんですが(笑)、そのうち慣れました。ただしこれにはオチがあって、木村には最後、とんでもない大どんでん返しが待っていたんですが!!(笑) でも、「誰かを守りたい」という人の人に対する気持ちが真っすぐに出た、優しいドラマでした。黒川の出生に実は秘密があったり、途中で黒川の母親(沢村は見えてない)が現れて、あわや娘の取りあいになったりと盛り上がりどころもありましたが、最後は納得のできる終わり方だったし。
「ホーリーランド」
実は一週間の中で、一番毎週楽しみにしていたドラマ(笑)。テレ東のドラマというのはほとんど見たことがなかったので、最初はあまり期待してなかったんですが、見始めたらこれがめちゃめちゃ面白かった!! つい原作のコミックスをそろえてしまい、そっちにもすっかりはまってしまったほどです(笑)。虐められっ子で、学校にも家にも居場所を見出せない高校生の神代ユウ(石垣祐磨)は、「居場所(ホーリーランド)」を求めてシモキタの町を徘徊していた。ふとしたことからボクシングの才能に目覚めてしまうが、自覚がないまま絡んでくる不良を撃退しているうちに、いつしか「下北の不良(ヤンキー)狩り」と呼ばれるようになり、シモキタに集う名うてのヤンキー共に一目置かれたり、逆に目をつけられたりするようになり……。ユウのホーリーランドは、暴力でしか見出せないのか!? 気が弱いくせに、ケンカになるとめちゃめちゃ強いというギャップのある役を、原作のファンでもあるという石垣祐磨がハマリ役で好演してました♪ シモキタのヤンキー達の中で「路上のカリスマ」と呼ばれているマサキ(徳山秀典)や、ケンカは弱いが、ユウにとっては居場所を作ってくれた大切な親友であるシンちゃん(青山草太)、ユウの友達でもありライバルでもある空手家のショウゴ(鈴木信二)など、キャストも「この作品が好きだ!」という気持ちで入り込んで演じてるなぁ……ってのが判って、気持ち良かったし。本来「格闘技」は苦手なんですが、これはただのケンカものじゃない、「少年達の居場所探し」という深いテーマがあったので、それもツボにはまったのかな〜。とにかく、面白かったです♪ DVDは、絶対に買うぞ〜!! っつーか、原作はまだ続いてるから、続編希望!!なんですが……(笑)。
「あいくるしい」
竹中直人と原田美枝子の夫婦に、綾瀬はるか、市原隼人、神木隆之介、松本梨菜の4人兄弟という、ある地方の小さな街での家族を描いたヒューマンドラマ。というか、典型的な「野島ドラマ」ですね(笑)。母親が病気で倒れ、最期まで家族に見守られながら亡くなってしまう。残された家族の絆は?みたいな感じの話……だと思うんですが(苦笑)。というか、家族ドラマでありながらその一人一人と周囲との関わり、また周囲の人達の生活も細々と描かれていたので、正直どこにスポットを当てていたんだかがよく判らなかったというのが最終的な感想だったり(汗)。最初の方で、神木くんが「虹の戦士」を探すくだりは、面白かったんだけど。結局最終的に何がテーマだったのかも、実はよく判らなかったし(滝汗)。第2のお目当ての神木隆之介くんはやっぱり可愛かったけど、お目当てナンバーワンだった旬くんは、あんまり出番なかったしなー(笑)。っつーか、はっきり云って旬くんに関しては、「あれがオチかい!?」と思っちゃったんですけど……。だって、本人は「医者目指す」ってのは跡取りだったからで、ホントは芸術学校行きたかったんでしょう? ようやく親の呪縛から解放されて、自分のやりたかった道を進もう!!と決意したのに、田中幸太郎に無理矢理引き戻されちゃうって……どうよ!? 田中は、それが旬くんのためだと信じていたようだが、何か違うと思ってしまった。結局、綾瀬も取られちゃったしなー(笑)。