【目】
「猫はとても目が良い」というイメージがありますが、
視力は人間の10分の1と意外に近眼のようです。
しかし、猫の目には湾曲した水晶体や発達した角膜、
眼底にはタペータムと言う反射板があります。
これらによって入射光を2倍に反射させ、
それが視神経を興奮させるシステムになっているようです。
動く物には大変敏感で、暗闇こそ本領発揮されると言えます。
また、「猫は色が識別出来ない」と言われてきました。
しかし近年の研究で識別出来ると言うことが明らかになっているようです。
【耳】
猫の耳は人間の約5倍の5万ヘルツの超音波まで聞こえているようです。
耳を動かし、前方だけでなく後方の物音も敏感に聞き取り、モノと自分の距離まで計れます。
足音も聞き分け、主人の帰りを玄関で待っていたりもします。
しかし、低い音は苦手らしく、高い音に敏感に反応するようです。
【鼻】
犬にくらべると多少精度は低いですが、人にくらべたら圧倒的な嗅覚を持っています。
他の猫の臭いをかぎ分け、テリトリーを判断しています。
また、鼻で温度計の役目をしています。
熱い物や冷たい物を受け付けないのは、舌では無く、鼻で温度を計っているからのようです。
【舌】
猫の舌はザラザラしています。糸状乳頭と言うそうです。
このザラザラの舌で全身をグルーミングし、むだ毛やついた臭いをなめとります。
食事の時には骨に付いた肉をそぎ落とし、水を飲む時はスプーンがわりにもなります。
先端部は敏感ですが、中央とつけ根部分は鈍感です。
すっぱいものとからいものはわかるようですが、味覚はほとんどわからないみたいです。
食べ物は、味では無く臭いで判断し、臭いのつよいものを好む傾向があります。
【ヒゲ】
猫のヒゲは、目の上・頬・鼻の横・アゴの4カ所にあります。
ヒゲ自体には神経は無く、根元に神経が集中しているようです。
それで風向きや気圧の変化を感知して、
空気の動きによって触れなくても物の大きさが察知できます。
人間の無駄なヒゲとは大違いです(笑
【ツメ】
猫のツメは前足に5本、後ろ足に4本備えられています。
普段は指の間にしまわれていて、必要に応じて飛びだします。
それでは、何故いつもツメをしまっているのか。
それは獲物に近づく時に音を立てずに歩くための狩猟の知恵だそうです。
肉球といわれる足の裏のふくらみも、足音を消すためのものです。
また、ツメをしまっておくと先がすり減らないので、いざというときに鋭いまま攻撃できます。
【尻尾】
猫の尻尾は、尾椎という小さな骨の連なりで出来ています。
猫が動いている時は、いつも尻尾を微妙に動かしてバランスをとっています。
特に、ジャンプするときや高いところから飛び降りる時、
また半回転着地の時に役だっています。
そして尻尾には、猫の機嫌が良く現れています。
ブンブンと振り回してる時はご機嫌ナナメ。ピンと立てている時はご機嫌のしるしです。
興奮したり、恐怖を感じるといつもの2倍くらいにまでふくらみます。
返事をするかわりに振ってみたりと、尻尾はとても表情豊かです。