†黒薔薇†
深い森の中で一輪の薔薇を見つけた
漆黒の鎧をまとったその薔薇は
月の光に照らされて
妖しい輝きを放っていた
僕はその薔薇の妖しい魅力に魅せられて
自らの命をその薔薇に捧げた
虚無や孤独に包まれて
はかない存在を語っていた
あの闇の向こうには何があるのだろうか
誰も知ることは出来ない
心の奥底に眠る孤独の波には
誰も勝つことは出来ない
深く堕ちて行く僕の心はもう戻らない
自らの意識が無くなるのを感じる
身体の自由が奪われて
僕はまるで操り人形
僕の自由は何処に行ってしまったのだろう?
いつまでも探し続ける
意識と意識が互いにぶつかりあっている
自由をとりもどすために
あの空の向こうには何があるのだろうか
誰も教えてはくれない
深い絶望と孤独のふちに立ちながら
僕は耐え続けるだろう
また長い夜が始まろうとしている・・・