GLOBAL COMMUNICATIONGLAY EXPO 2001      

 

東京スタジアム 0728

   最後に彼らのライブを見たのは、いつになるだろうか。凄く時が経った気がした。

   久しぶりすぎて心臓の鼓動が最高潮に達していく。

空は曇り。真っ青な夏晴れでは残念ながらなかったのだが、この猛暑の中、心地

   よい風が吹き去っていく。私的には野外はこれくらいの天気が過ごしやすく、BEST

だと思うのだが。彼らには曇った空よりも真っ青な空がにあうなぁ・・・そう思いながら、

ふと1999年の幕張を思い出す。

初日の今日会場の熱気は異様なほど盛り上がっている。そんな中オープニングを

飾る各界の著名人の方たちからの応援メッセージが上映される。「次は誰だろうか?」

食い入るように会場に設置された大スクリーンを見る。都知事から幼稚園児。さらに、

アニメのキャラクターまで多種多様な人達がエールを送る。そしていよいよライブが、 

幕を開ける。

  真っ赤なジャケットにチェックのボンテージパンツ姿のTERU。純白のチャイナを変

形したような服を纏い、紅の炎のような髪型のHISASHI。青い縦縞のサッカーのユニ

ホームを身につけ、まるで少年の様なJIRO。そして前回からトレードマークになりつつ

あるカウボーイハットに緑のロングコートのTAKUROがステージ上に姿をあらわす。

GLOBAL COMMUNICATION」がオープニングを飾る。今回のツアーのタイト

ルでもあるこの曲。『ONE LOVE』を掲げ皆で合唱が始まる。続いて「Super Ball 

425」「MERMAID」「FATSOUNDS」「口唇」とハードなナンバーが会場のボルテージ

を高ぶらせる。「ひとひらの自由」が始まると会場は一気に静まった…去年のHGツアー

で初めて披露された。私は不運にも去年、この曲を聴きそびれ、生で聴くのは初めてだ

った。音源を聴いただけで涙したこの曲。イントロが始まった直後涙が溢れるのは必至

で、ただ呆然とステージを見つめ感激してしまった。TERUの歌に、力と気持ちが詰って

何も言えなかった。熱い拍手が会場を包む。ふっと爽快なギターが空に響く「summer 

FM」だ。『この曲は青空の下が似合う』という事で、HGツアーでは前半何回かやって

封印されてしまった。幕張を思い出させるように、風にのる。「VIVA VIVA」は最初

新曲か?と聴いていたのだが、サビになると聞き覚えのある音がした。あぁHGの時に

VJコーナーでやっていた曲だ!こんな風な曲になったのだなぁ。会場と一体になって

楽しめるPOP TUNEに進化していた。続いて久しぶりのTERU作曲、作詞の「BAC

KUP」。「HIT THE WORLD CHART!」ではまさかのアクシデントが起こった。

TAKUROがカッコよくギターソロで始めたのだが、なんとJIROのアンプの音が出ない。

仕切りなおしとなったわけだが、TAKURO気合入ったアクションが。もう1度やり直し。

あぁ、カッコよく決まってたのに…なんか切ない気分になった。「とまどい」「BE WITH

YOU」とHGツアーを思い出させるような流れで続く。しかし席の関係上、モニターでし

かみれなかったのだが。「STAY TUNED」「SURVIVAL」「COME ON!!」と一気に

加速していく。LASTにむけてパワーを残さないぐらい全力で走り去る。そして「ACID

HEAD」で暴れ尽きる位疾走する。満足そうな笑みを浮かべステージをゆっくりと後に

した。

 客席からはそれと同時に、アンコールの声が上がる。しかしそれだけではなかった。皆

ウエーブを始めたのだ。スタジアムなので綺麗な波が描かれた。そんな風に会場が盛り上

がっていたら、照明がぱっとついた。アンコールだ!と彼らの姿を探した。のだが、出てきた

のは、なんとリーゼントで真っ白い衣装(エルビスプレスリーのような)の噂のテルビスと、黒

いスーツにリボンをつけた姿のバックバンドのPINK SARMONSの皆様だった。そして

「テルビスのテーマ」「GOOD MORNING N.Y.C」「テルビスのバラッド」の3曲を披露

した。その中の「テルビスのバラッド」は色々なバラード曲が詰め込まれており、なんとあの

サザンの「TSUNAMI」までもあった。そして、テルビスはウエーブをしたかったらしいのだ

1回目失敗し少しご機嫌斜めのようであった。夢のような華やかなステージが終わり、

会場の興奮も収まらない。

  次第に彼らを求める声が強くなる。そして今度は彼らが姿を表した。まだまだ物足りない

FANの心を感じているのだろうか?新曲「WET DREAM」。そして「生きてく強さ」「SHT

TER SPEEDSのテーマ」「誘惑」とライブ定番の曲で観客を巻き込んで暴れまくった。

そして高々と伸びた腕が手拍子を始めた。「I’m in Love」だ。優しい音が会場を包む。

久しぶりだからだけでなく、凄く懐かしく感じた。会場が一体となるのはやはりこの曲だ。まさに

ONE LOVE』だ・・・

そして東京初日のライブは幕を閉じた。