2001.01.25 林 邦洋 「序」〜2002年林の旅〜 渋谷NEST

仕事を終わらせて焦りながら電車に飛び乗ったけど電車が遅れてるー!
っていうのを同じく大宮にフラカンを見に行っているとっちからメールで教えてもらう。
(私がフラを見てとっちが林君を見ればお互い間に合うんだけどね)
必死で電車を漕いでみたが(みうらさん風味)まったく進まぬ埼京線。ああ、だめだこりゃ。(長さん声で)
結局渋谷についたのは19:10を過ぎていたよ。あらー、もう始まってるわいな。
慌てて道玄坂を登って着いたらなんと!入り口からお客さんが溢れてるー!すっごい大人気じゃん。ガーン。

そして落ちついてよく聴いてみるとこのギターソロは「春雷」!
ああ、私が林君を知るきっかけになった曲だ。さっそく聴きたかった曲を聞き逃す自分に腹が立ったよー。
しかも全く中に入れないし・・・。自分と一緒に入ってきた関係者らしき人は「入れない。ムリ。」と言い残して楽屋に向かっていった。
そのとき聞こえた。「希望の光があなたのまわりに飛びまわってる真っ最中・・・」ああ。希望は棄てちゃいかん。
その隙に中に突き進んだ。見えた!林君と直江さん!やったぁ。
そんなことしていたらスタッフさんが後ろから押してくれていつのまにか前へ前へ。前のほうがすこし隙間があったのでもぐりこんだ。

「『心の園芸』。」と言ったら違うよ?とみんなに言われて「あ、ああ『無題』!今のわざとためしたんですよ(笑)」と言いながら「無題」。
聴きながら自分の居場所を確保するため小さくなりながら左に向かって進んでいくと禎さんが!
「ターダーチョーフー(号泣)」と心で叫びながらよろよろと。ああ、まわりでステージ見ていた皆さんすみません。
そんなことしてたらあまりちゃんと聴けなかった。残念。
「心の園芸」。直江さんがコーラス。どうもギターに集中しまくってるみたいで顔が全然見えない。
林君は顔がかろうじて・・・。禎さんはバッチリ。いいよ、聴きたくて来たんだし。
しかし、メンバーが凄い!カーネーション3人に禎さん、吉本さん。音がすごくいいんだよね。
私は実はNESTって大好きなんで一人でよく来るんだけど、ここでこんなにいい音で演奏聴いたのってあんまりないかも・・・。
太田さんのベースががっつり響いたよ。しかし全く太田さんは見えないー。

そして林君と吉本さんだけがステージに残って「皆さんこんばんわ。フォークユニット27です!」
さっきのバンドもなかなかよかったねぇとかよくわからないことを(笑)
やっと林君が見えた!白地に三本の木のTシャツ。可愛い!と思ったらなんと「スリートゥリーズ」のTシャツ。林君の勝負Tシャツなんだと。
ほのぼのと始まった「沢村恵子」。とっても可愛い曲。吉本さんもアコギに持ち替えて「タンブルウィード」。
なんて伸びやかで澱みのない声なんだろうか。まっすぐにこんな風に歌うことできるのは素晴らしいなあと思ったよ。
MCでは緊張してるのか、「ハヤシです。」を何度も何度も挟み込む。
うーんでもなんだか和める雰囲気だね。普通に話してるけど人柄なのかな。暖かい感じ。
「Like a・・・」。恋愛のうた。なんとなく不器用な男の子の気持ちみたいなのが伝わってくる。
恋人とは完全に同じものを共有する事ってムリっていうか、難しいことだけどどこかが掠ってたら、
小指くらいは繋がれてたら・・・みたいなことを思ってしまった。まあ、これは恋に関わらず、だね。
二人ともギターがとっても上手で聞き惚れましたー。

フォークコーナー終了。禎さんが「ありがとーーー!ハヤシのためにぃ!」とマイク無しで大声でてを振って登場。
男子から「うえださ−ん!」なんて掛け声が。男に絶大なる人気な禎さん。
「ハヤシって誰だ?と。思う方は是非アルバムを買っていただいて聴いて欲しいなと思ってたりします。」
いや!だってワンマンだろ。「誰?」ってこと無いでしょ(笑)

「思ふ事」。ああ、いくらいろいろ考えても、溢れてくる「思い」っていうのは一度走ると止められないもんだ。
太田さんのベースと矢部さんのドラムがぶっとい柱になってて、
禎さんのキーボードが地面からぶわっと芽吹いて一気に絡み付いてくるのが鳥肌ものだった。
林君の優しい声を後押しするみたいに2本のギターが唸ってる。かっこよかったよ。

「ここでメンバー紹介します。」と、吉本さん、禎さん、太田さん、矢部さん、「そして、ギター&コーラス。『sir』直江政広。」
すげーな直江さん。称号付けられてるよ。
そんな直江さんは今回一言も喋る事なく黙々とギターに打ち込んでました。長めの髪の毛で全く顔も見えず。
林君が「よろしくおねがいしま〜〜〜す。」ってちょい可愛いめに言ったところ客席から「さわやか!」の声が。
「サワデー。」と返す林君。ああ、微妙だよ!でもウケてるよ。寒くってうけるのって(爆)
禎さんが「上着着てくればよかったな。」って言ったら「ああ、寒いってことですか?もっともっとアレしますよ〜〜。知りませんよ〜〜〜。」
止められないらしい。

「地球に着いた日」アルバムの最後の曲。直江さんのコーラスが絶妙!
生きていくことだけでいろいろなものを滅ぼしてしまうことに気付いていても
自分を止められない矛盾みたいなことを歌ってるんだと思うんだけど、なんか気持ち良くなってしまうのは曲が綺麗だから?
そのままブーンと音が鳴って、タブラのような音が。林君が目を閉じてとつとつと呪文のような言葉を投げかける。
「HEAVEN STAGE」!ベースが!!ドラムがぁー!ああ〜踊りたい。けど隙間が無いー。もう前にいて林君とこに駆け寄りたかったよ!
凄い拍手が起こった。すごいいい演奏で、みんなの感覚がバチっと合ったような。
そのままの勢いで「私利滅裂」。ああ、この曲と春雷は特別だよ。こんなに一曲の中で多面体な詞が出てくるのが恐ろしい曲。
林君の「居場所」っていうのがまったくどうなってんのかわかんなくなっちゃう。
それをグランジ寄りのハードな曲に乗せて引きつった歌声で吐き出すから。
この2曲の時の彼から出てるオーラはなんか狂おしいものがあるね。歌い終わるといきなりきょとんとした林君に戻っちゃうけど。

「ありがとうございます。最後の曲です。また逢えたら嬉しいです。」何度も何度もありがとうを口にする林君。
もう何回言ったんだろうか?言い足りないくらい嬉しかったのかな。
「そして僕らの毎日」。なんて切ないんだろう!
どうして自分自身が「良い方向」とおもったところにに向かう事で何故かなにか違うものが生まれてしまったりするんだろう。
すべてがうまくいくことって何なんだろうか?じっくり聴きすぎていろいろ考えちゃった。優しい声は言葉を沁みこませる力が速いのかな。
「どうもありがとうございました。また、逢ってください。ハヤシでした。」きっぱり言いきった。
『逢ってください』って言える林君の気持ちが嬉しかった。

アンコール1分くらいで登場。早!と思ったら林君一人で。
「アルバムの曲全部やろうと思ったんだけどバンドだとアレどうしようもないんで・・・」
「石の橋」。アルバムどおり、なんか部屋でなんとなく一人爪弾く感じだった。
吉本さんが座っていた椅子に座ると林君は小さいので足が届かないらしく、
「僕は足短いですよー。座高一って言われてますから。座頭市じゃなくってねー」
ああ、またしても寒さが身にしみるよー。禎さん早くツッコんでー!
ガットギターに持ち替えて「アルバムに入ってる曲全部やろうと決めたんですが、アルバムに入ってないんですけど、これをやれと夢で。
お告げ系が来たので。やろうかな系。」もう!系とかどーなのさ?!ツッコミてー(泣)
そんな前フリで始まった「ありふれた特別な一日」。でもこんなステキな可愛い曲だったとは。
彼女が気高く見えちゃって、自分の心の奥底が怖くて手が出せない曲。凄く可愛かった!

そこへ何気なく禎さんが登場。林君の後ろを通る時に背中をぽんぽんと叩いたんだけど
「あ、緊張するなよと。先輩ミュージシャンとしての・・・圧力ですかね・・・。」みんな大爆笑。
「夢があって。ピアノと歌だけでやってみたい」ということで「僕らへ」。
禎さんに「あ、やってみたかったの?金があればなんでもできるぞぉぉぉ!」なんて言われて
「いっぱい良い曲を書きたいと思います。そしていっぱい売れたいと思いますよ〜〜〜。」満面の笑顔。

「か〜〜〜なり楽しかったですねぇ。また逢える日を楽しみにしています。」メンバー全員で「HIT AND RUN」。
最後に盛り上がる曲を。とってもかっこよかった。終わっちゃうのかぁって思ったけど。
でも、アルバム全曲やるって事は私はいったい何曲聴き逃してしまったのかしら〜〜〜?
「講義A」と「のめり込んでゆく」、聴いてないんだよね。ああー、次回は絶対最初から見なくては!っても次回はいつ・・・?

《途中からですが・・・》
1.春雷
2.無題
3.心の園芸
4.沢村恵子
5.タンブルウィード
6.Like a・・・
7.思ふ事
8.地球に着いた日
9.HEAVEN STAGE
10.私利滅裂
11.そして僕らの毎日
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12.石の橋
13.ありふれた特別な一日
14.僕らへ
15.HIT AND RUN

林 邦洋 infinite love