ロック365日
好きな作品を載せていきます
<4日目>


けいれんのうんどう!




YMO「テクノデリック」 YMO「テクノデリック」(1981)

01/PURE JAM ジャム
02/NEUE TANZ 新舞踊
03/STAIRS 階段
04/SEOUL MUSIC 京城音楽
05/LIGHT IN DARKNESS 灯
06/TAISO 体操
07/GRADATED GREY 灰色の段階
08/KEY 手掛かり
09/PROLOGUE 前奏
10/EPILOGUE 後奏

次は日本のアーティストだっ、と思い、そうなるとまずはYMOだっ、と決めたのだが、どの作品にするかは迷った。で、その結果選んだのはコレ、5thアルバムに。
ワールドツアーの成功後、日本でも社会現象を巻き起こしたYMO。しかし、急激な有名人化・偶像化は、YMOの三人にかなりのプレッシャーとストレスを与えたらしい。
そんな状況が作品にも影響したのか、前作「BGM」からのダークでヘヴィーなサウンドは、この作品でさらに発展。最初の頃のピコピコ電子音からは信じられないくらい、重低音が響き渡る。最後はインダストリアル・ビートまで出てきてしまうほどだ。
そして、この作品は世界初のサンプリング作品だということだ。つまるところ、彼らのサービス精神より、アーティスト魂が爆発した問題作といえそう。
その中で印象的な曲は「KEY」。ビートルズでいう「ヘルプ」や「アイム・オンリー・スリーピング」のように、当時の疲弊した状況が詞に表れてしまって、早く心療内科に行ったほうがいいよという感じ。(ピーター・バラカンとの共作ですが)
YMOはなんか特別な存在だと無意識に感じてるとこがあります。で、どのアルバムも甲乙つけがたいほど好きなんだけど、まとめて聴いたこともあり、初期の軽さと後期のポップさより、この中期の暗さと重さに最初はハマったのでした。

(初稿2001年7月)
(改訂2003年4月)
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