出会いはそう大都会
君は傷つき倒れていた
それから毎日その場所で取り留めのない話
気付けば友人も増え人数も増えた
毎日毎日同じ場所が約束だった

君はこう言った必ず出世(大きく)なろうと
14の夏もただただ過ぎて行った

君は先に逝ってしまった
若い命なのに先に逝ってしまった
新聞の端に小さく報じられた記事
体の真ん中に穴が開いた

別れはそう冷えた夜
真夜中に鳴る呼び出し音
鳴り続ける音に応答した取り留めの話
そして、「謝りに」の一言
君の精一杯謝罪の言葉

君は最後にこう言った「行って来る」と
15の夏の終わりと共に君は

君は先に逝ってしまった
若い命なのに先に逝ってしまった
新聞の端に小さく報じられた記事
体の真ん中に風が吹いた