激怒!!骨折り損かよ!!

平成14年10月。 大型の台風が関東に上陸した。
(戦後最大の雨量とか言われていたが
被害はほとんど出ていなかった)
仕事の配達で県道の某所を
ボックス付きの原チャリで走っていた。
台風真っ只中の土砂降り(しかも当然視界不良)の為
当然速度は30キロも出せない状態。
道路は緩い下り坂道。
川のように路面の上を流れる雨。
ほぼ民家もなくなるような
場所故に電灯もなく、辺りは闇一面。

突然の衝撃と激痛。
気が付くとバイクごと倒れていた。
「なにごと?」
激痛の左足を動かそうとしてみる。
・・・動かない。
痛みを堪えて、つま先の方に目をやる。
「やっちまった!」
足首付近から下が有り得ない方向(90度以上外側)を向いている。
痛みに耐えながらあるべき姿に戻してあげる。
「コキッ!」
骨を伝って頭の先に閃光が走った。
下腿骨、骨折・側面からの画像(3月撮影)
下腿骨、骨折正面からの画像

痛みに震えながら、低い視線から辺りを見回してみる。
人の気配は全くない。
自分の横には転倒したバイク。
その付近に30センチ位の岩が4〜5。
やっと飲み込めた。
土砂だ!!

携帯電話。
土砂降りの雨に打たれながら救急車を自分で呼ぶ。
待っている間
「便利になったな。」と「ふっ」と思う。
痛みと戦いながら、よく降る雨を睨み付けた。

入院二ヵ月半。自宅リハビリ四ヶ月。
計半年ぶりの職場復帰。
しかし、階段の昇降・正座・しゃがむ・走る
の動作がまだ出来ない。
「不便だ」


入院中、あの事故を思い返す。
なぜこんなことになったのか?
バイクに乗って15年以上。
自分の運転技術の未熟故か?
あの時悪天候だけにいつも以上に気は張っていたはず。
では悪天候のせい?
天候に文句を言っても始まらない・・・
では、なぜ土砂が崩れた?
県道だけに管理者は県の管轄のはず。
あの台風のとき管理者は何をしていたのか?
事前の対策は講じられなかったのか?

入院中、人を介して県の土木課へ上申する。 11月中旬過ぎのことだ。
入院中に見舞いはなかった。
退院して約1ヶ月。
とある方を通してやっと来訪。
状況を説明した。
その時の対応は悪くはなかった。
後日、現場を確認の視察に。

それから一ヶ月が過ぎた。
なんの音沙汰もないのでどーなっているのか
業を煮やして電話を入れた。
後日、結果報告の連絡があった。
もう、すでに初春を感じる三月に入って
幾日かしてからである。
さんざん待たせて結論はこうである。
「県に責任はなし」
電話で「不服」の意を伝えた。
「上司に伝えます」とのことだった。
やはり一ヶ月たっても連絡がない。
人間、時間をおくと怒りが冷める動物のようで
「今まで真面目に県民税を納めてきて
県は何をしてくれた?」
「それでも税金を納めなきゃいかんのか?」
なんて怒りもこれだけ時間が過ぎると
「もういいかな。めんどくさくなってきた。」
になるから時間ってものは怖い。

なぜ今になってホームページに乗せるのか?

五月のゴールデンウィークを過ぎても
やはり連絡はなかった。
またもや、こちらから電話をした。
土木課の課長は言った。
「担当の者から話は聞いていました。不服内容を書類で送って下さい。」
「わかりました。それでは、FAXでなく原本を郵送してください」と伝えた。
前述したが五月半ばのことだった。

あれから更に三ヶ月。
八月終わりになり、三月に送られた文章と同内容のFAXがまた自宅に届く。

一体どういうことなのか?
公務員の実態とはこんなものなのか?
多分民間の経験がないのだろう。
民間でこんな対応をした場合どうなるのか。
わかっていないだろう。ともあれ、あきれ返る。
全員が全員じゃないにしても、これじゃ
「税金泥棒」と言われる所以が目に付く。

今年のお盆は周知の通り、よく雨が降った。
あの台風並みか、それ以上か。
今回、その道は豪雨の間、閉鎖されたらしい。



入院中に作った曲です。是非聞いて見てください!
(切なくなりますよ)
【HELP】