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4.ガ・ガ・ガ・ガ・ガ 5.まぼろし 6.チャンスは今夜 7.よそ者 8.あの娘のレター recorded at : studio J mixed at : KSB-B・studio
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このレコードよりリンコさんの弟でもある小林金助氏がエンジニアとなるが、これがハートのエースまで続く
「曲は良いけど、ミックスがね・・・」状態の始まりであった。
ただし、 リハーサル用のスタジオで1発録りをメインにしたレコーディングは、後年のインタビューで清志郎
自ら「音が軽くてサイテー」と評価した、前作「PLEASE」の反省をふまえた上で、かなり太い音になっており
当時のスタッフは納得できた仕上がりだったのでは。しかし、今聴くとボーカルの音がちょっと弱い気もする。
この辺は、今度出る清志郎のニューアルバム「RAIMBOW CAFE」でもその傾向があるので、清志郎の好み
なのかも知れない。
特徴はなんと言っても、裏と表が同じデザイン。当時アルバムを始めて買った私は普通のことと理解してました
が、今考えると、結構なアイデアだったのかも。このアルバム以外にはこのような、裏表が同一のジャケットを
知りません。(もちろん元ネタがあるのかしれませんが)。ほとんどノーメイクの清志郎も当時は珍しかったはず。
このアルバムまでは不遇時代〜ライブハウス時代までの作り置きの曲からほとんど選ばれており、曲作りで
苦労するのは、次の「BEAT POPS」から。ライブハウス時代は数多くの未発表曲が演奏されており、それらの中で
生き残って演奏されてきた曲であるので、曲としては、全てが名曲の部類にはいるのでは。しかし、全8曲とは
今の感覚ではミニアルバムに毛の生えた程度で、かなり短く感じてしまいます。
1.ロックン・ロール・ショー 作詞・作曲:RCサクセション
いかにもライブのオープニングにふさわしいナンバー。作者がバンド名義なのもこだわってます。
ライブでも「よォーこそ」に代わり1曲目に演奏された時期もありました。チャボのイントロのギターが
5分くらいやってた時もあったりしました。86年の夏の日比谷野音では1曲目に再度持ってきたが
タイトルもロックン・ロール・ショー86となり(ライブアルバムには未収録)、なぜかG2がギターを
弾くという変更があり、この曲のどろっとした感じがなくなり残念。その後の89年暮れのツアーで
ライブの中盤に「エンジェル」の後で唐突に披露されたのが印象に残ってます。
2.Johnny Blue 作詞・作曲:忌野清志郎・仲井戸麗市
元々は古井戸のアルバム「酔醒」に「飲んだくれジョニィ」のタイトルで収録されていたチャボのブルース
ナンバーを清志郎が「詩は良いが、曲が駄目」だということで曲調を改めリメイクした物。
RCのバージョンの方が全然良い出来だと思う。ストレートでかっこいいもんね。
こっちの方が演奏の終わったステージの情景が浮かんできます。
このアルバム発売時にRCバージョンを作ったとの印象があるが、実際は78年あたりのRCのライブでも
BLUEバージョンで演奏されていて、BLUE発売以降のライブでは間奏に「ダンス天国」的な客との掛け合い
パートが足されたり、メドレーの1曲として演奏されたりで普通に演奏されたことはほとんど無いはず。
RCの90年のWINTER NITES TOURはチャボがボーカルで「飲んだくれジョニィ」として演奏しました。
3.多摩蘭坂 作詞・作曲:忌野清志郎
ファンの間では名曲となってますが、なぜか私は駄目なんです。どうしてなんだろう?
特に展開もないし、歌詞もそんなに独特でもないからかなぁ。「夜に腰かけてた中途半端な夢」って言い方は
さすが清志郎ってとこだけど、その後は、多摩蘭坂に住んでるって実際のことを書いてあるだけ。
この曲はかなりアレンジが凝っていて、ストリングス入りのアレンジです。このストリングスのアレンジは
G2によるもので、G2がバイオリン・リンコさんがコントラバス・チャボがクラッシックギター・ゲストの梅津和時氏
がフルートと珍しい構成となっています。ライブでもちょくちょく演奏され、2-3'Sでも披露されました。
4.ガ・ガ・ガ・ガ・ガ 作詞・作曲:G忌麗
この曲は81の春頃の新曲で、この時は比較的に新しい物でした。オーティス・レディングの「Fa・Fa・Fa・Fa・Fa」
からとったタイトルが先にあって、後から内容は作ったように思えるんですが。
良い曲だけど、特に思い入れもないし書くことがない・・・・
5.まぼろし 作詞・作曲:忌野清志郎
これは、素晴らしいです。このアルバムを始めて聴いた中学生には、ただの暗い曲としか理解できませんで
したが。アレンジも良く、チャボのギターも曲にぴったり。CDでは関係ありませんが、アナログのB面ひっくり
返して1曲目がこれってのは凄い構成。かなりインパクトありました。この曲が理解できない人は、ある意味
苦労のない幸せな人生を送っている人ですね。
ライブでは古くは76年京都の暗黒時代のライブビデオが出回っており、そのライブではラストに演奏されて
います。井上揚水の前座だったので、客が引いたことでしょう。
RCでは、BLUE発売のツアー以降では、清志郎曰く「いろいろ問題あって」演奏されませんでしたが、
RC以降、清志郎は弾き語りやもちろんバンドでもやりました。
6.チャンスは今夜 作詞・作曲:忌野清志郎・仲井戸麗市
RCでのチャボのボーカル曲では一番明るい曲。聴いた当時は、RCのツアーそのものを歌ったんだなぁ、と
勝手に解釈してましたが、実際はそうでもなかったみたい。
RCには珍しいロカビリーですが、当時チャボかSTRAY CATSに凝ってた為とのこと。
単純な構成だけど、最高にかっこいい!ライブカセット「Yeah....」のホーン入りの方がさらに良い出来。
87野音や90暮れのツアーでは、チャボと清志郎が交互にボーカルを取る構成に変更されてました。
この後RCのアルバムでのチャボナンバーは行き場のない怒りを扱った物が多くなるのが残念。
7.よそ者 作詞・作曲:忌野清志郎・仲井戸麗市・奥津光洋
以前から歌謡曲ぽい歌詞で珍しいと思ってたら、雑誌のインタビューで歌詞作りの本の中から言葉を選び
つなげたとの記事あり納得しました。「けむる港町」なんて清志郎のイメージでは無いです。
作者の奥津光洋はチャボの古くからの友人で初期の古井戸のメンバー。チャボが文章で昔の話を書くとき
K君と書かれてるのはこの人を指すことが多い。
8.あの娘のレター 作詞・作曲:忌野清志郎
この曲も大好きです。空港の近く通るとき思わず口ずさんでしまいます。
元々は単純に「レター」のタイトルで78年くらいには出来てたみたいです。
サントリーのCMに使われたのは、BEAT POPS収録の「あの夏のGOGO」のカラオケでこの歌詞を歌った
物で、CMでは最初の1行しか使われませんでしたが、フルコーラスのバージョンがマニアには流通して
います。
BLUEはシングル曲が無いのも特徴的ですが、本来はこの曲がシングルで出る予定だったのが、ポリ公の
部分がレコ倫にひっかかったとのことで中止になったとのこと。アルバムではこの部分は消されてます。
しかし、なぜ今でもこの部分消されているんでしょうか?もう、良いんではないかと思いますが。
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BLUE発売時のツアーの最終公演、初の単独武道館ライブを収録したビデオ(当初はLDのみのリリース)。 (収録曲) よォーこそ/ロックン・ロール・ショウ/Sweet Soul Music ダーリン・ミシン/ガ・ガ・ガ・ガ・ガ/多摩蘭坂 チャンスは今夜/Oh Ya!/あきれて物も言えない トランジスタ・ラジオ/ブン・ブン・ブン/スローバラード 雨あがりの夜空に |
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上記LDより音のみ抜粋したライブ・カセット。 廃盤になったとたんコレクターズアイテムとして、中古市場 で高値が付いてはいるが、特にリミックスしたわけでもない のでビデオ持っていれば必要ではない。 (収録曲) ロックン・ロール・ショウ/Sweet Soul Music ダーリン・ミシン/ガ・ガ・ガ・ガ・ガ/多摩蘭坂 チャンスは今夜/トランジスタ・ラジオ/ブン・ブン・ブン スローバラード/雨あがりの夜空に |
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「Yeah...」よりさらに抜粋してA面に,ライブアルバム 「THE KING OF LIVE」より抜粋してB面に収録した ライブカセット。ロンドンレコードの倒産時にRCの許可を得ないで出たもの。やってることはほとんどブート。もちろん全然売れなかったので、これも中古市場で高値が付いてはいるが、ハードコレクター以外には全く必要なし。 (収録曲) ロックン・ロール・ショウ/あきれて物も言えない トランジスタ・ラジオ/チャンスは今夜/スローバラード 雨あがりの夜空に (以上 “Yeah.....”より) ドカドカうるさいR&Rバンド/Drive My Car ねむれないTonight/New Song/Oh!Baby Sweet Soul Music (以上 “THE KING OF LIVE”より) |