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1.自由 2.腰をふれ 3.うるせえ! 4.失礼スルゼ 5.胸ヤケ 6.セルフポートレート GOOD SIDE 7.NEW YORK SNOW 8.私立探偵 9.不思議 10.夢を見た 11.可愛いリズム 12.動かせHEY-HEY-HEY Engineer 小林金助 Rec Place SUPER BAD STUDIO/SEA WEST STUDIO POLYDOR 1ST STUDIO/TAKESHIBA BARRICADE |
OKあたりから出た事務所への不満が爆発したのがこのアルバムです。録音はBADサイドで
竹芝の倉庫を使っての一発録りで独特の音に仕上がってます。GOODサイドはスタジオですが
RCのアルバムにしてはいい音になってます。しかし、次作ハートのエースでは元に戻ってしまう
んですけどね。
CDでは何の面白みもないジャケですが、アルバムでは中の歌詞カードと共に組み合わせた
仕掛けになっていて、当時人に見せるのが恥ずかしかったです。見たこと無い人は中古盤屋で
確認しましょう。今回このページのジャケ写真はスキャナーの関係で自由のシングルを使って
ますが、これはプロモオンリーで市販品ではありません。オリジナルアルバムではこのアルバム
から帯がなくなり、シールドの上にステッカーとなりました。
BADサイドはストレートな、個人的な怒りの歌にたいして、GOODサイドは清志郎独特のラブソング
が並んでいてすごく対照的で面白い作りです。そう言えばチャボと清志郎の共作が1曲もないのも
珍しいですね。
1.自由 作詞・曲:忌野清志郎
いかにもRCの1曲目ってナンバー。RC時代にはライブではよくやってましたが、休止後は
ほとんどやってないと思われます。プロモフィルムがビデオ「SPADE ACE」に収録ですが
すでにチャボのカメラ嫌い全開です。
2.腰をふれ 作詞・曲:忌野清志郎
これもRC時代はよくやってました。独立についてはメンバー刊の意思の統一が無かったの
かも知れません。後のインタビューではリンコ氏は否定的な意見を言ったりしてますし。
「立ち上がれ・事を起こせ」の歌詞はそういった独立に消極的だったメンバーに向けた
メッセージだったのかも知れません。ライブではその後に「独立しよう!」って歌ってます。
3.うるせえ! 作詞・曲:忌野清志郎
84年の春のツアーでアルバム発売前に初披露。FEEL SO GOODツアー以降は演奏されて
ません。30分程度で出来そうな曲。
4.失礼スルゼ 作詞・曲:忌野清志郎
この辺まで聞いていくとテーマが重いだけにちょっと嫌になっちゃいますね。怒りの清志郎が
好きな方には最高の曲ではないでしょうか。清志郎の怒りの一つに自分の曲を切り売りされる
ことがあったと思うのですが、当時のライブではこの曲の前に"EPLP-2""THE LIVE"なんかを
あげて「絶対買わないように」って言ってました。これもFEEL SO GOODツアー以降は演奏されて
ません。
5.胸ヤケ 作詞・作曲:忌野清志郎
これは、もしかしたら古い曲のように思えます。このアルバムのツアーのみならず、メジャーに
なってからは1度もやってないと思います。
6.セルフポートレート 作詞・曲:仲井戸麗市
チャボーのナンバー。このアルバムのツアーで清志郎がアルバムの中で最も研ぎ澄まされた
曲と紹介していました。チャボは90年のソロバンドツアーでもやってましたが、「見てみろよ
おもてを」のところでブレイクが入りなんと曲の途中でギターを変えてました。ライブでは
キーボードを清志郎が弾いていましたがアルバムではG2が弾いてるみたいです。
7.NEW YORK SNOW 作詞・作曲:忌野清志郎
本の「愛しあってるかい」には「7月の夜・梅雨のあけるころに」というタイトルで紹介されていて、
サビまではほとんど一緒ですが後半の季節感のところが全然違った歌詞になってます。
84年にロケにNYに行った事が影響して、季節を変えて使ったのかも知れません。
NEW YORK SNOWとは純度の高いコカインの事で歌詞カードには「チョコレートのカタマリ
コークと呼ぼう,コカカコカココカ・コーク・コーク」なんて収録されてない所まで書いてあり
ちょっと笑えます。ライブでは「純度99.9%のコカインBABY」なんて歌ってました。
いま聞くと意外といい曲だと思うんですが、アルバムツアーの時だけの演奏でした。
8.私立探偵 作詞・作曲:忌野清志郎
これも、NEW YORK SNOWと同じで「愛しあってるかい」に「その夜ゲームセンターで」の
サブタイトルと共に掲載されています。77年当時の曲調は一緒ですが歌詞が少しずつ
違ってきてます。間奏のギターは春日"ハチ"博文だと思います。
9.不思議 作詞・作曲:忌野清志郎
シングルとはミックスが違いかなり音が良くなってるように思えます。全然売れ線でないのに
シングルにすると言うことは清志郎はお気に入りだったのかもしれません。この時期の清志郎は
歌詞を練りに練った時期で、ノート1冊から1曲を作るなんてインタビューもありました。
それが清志郎本来の「ストレートなラブソング」が出来なくなった原因だと思います。
「俺は資本主義の豚」と石井さんに言われた言葉を歌にしたかっただけなんでしょうが、
凝りすぎて何が言いたいのか全然意味が分かりません。渋谷陽一氏に東芝移籍第一段の
シングルにしたことを突っ込まれて、東芝の力を見たかったからなんて苦しいいいわけしたり
してました。
10.夢を見た 作詞・作曲:忌野清志郎
9「不思議」で「ストレートなラブソング」が書けないなんて書いて、じゃあこの曲はどうなんだと
お叱りもありそうですが、もちろんこの時期の清志郎にこんな歌詞書けません。フォーク時代の
定番ナンバーです。フォーク時代は新曲が多かったせいか同じ曲をずっとやったりはしてない
みたいですか゛この曲と「君が僕を知ってる」「僕とあの娘」なんかはよくやってたみたいです。
清志郎における究極の歌詞かもしれません。しかしエレキ時代では、このアルバムのツアー、
それも前半の84年のみの演奏となってます。あまり雰囲気出てなかったのが原因かも。
11.可愛いリズム 作詞・曲:GEE2WO & 忌野清志郎
後の「CALL ME」なんかに通じるちょっと作ってみました的な簡単な曲ですが、G2とホーンの
おかげで本当に可愛く仕上がっています。歌詞はいろんな意味に取れると思いますが、
ドラッグソングにも取れるところが面白いです。"鼻から吸い込む"なんて・・・
しかし、 LSRなんかでは同じ簡単な作りでも出せない味ですね。84-85ツアー以外にも89年暮れ
ツアーでやりました。このツアーは子供に関する曲が多かったので、これもその子供の可愛さを
思ってやったのでしょう。後半にちらっと「経営者は俺をいたぶる」なんていかにもの詞が出て
きますが、ちょっとよけいだったかも知れません。アルバムでは12とつながっていますが、
ジャケットのところで触れたシングル「自由」のB面ではHEY-HEY-HEYにつながらずこの曲のみ
できちんと終わってます。
12.動かせHEY-HEY-HEY 作詞・曲:忌野清志郎
ちょっと付け加えてみましたって感じで、ビートルズの「ABBY ROAD」それも「HER MAJESTY」
を意識したと思われますが、違うのかな?こういう曲にも印税が発生するかどうか知りたかった
なんてインタビューがありましたが、どうだったんでしょう。
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不思議はアルバムの解説をご覧ください。甘いシルはいかにもB面の曲ですが、A,B面ともベストアルバム「1981-1990」に収録されてます。もっといい曲あっただろうに。ボーナストラック的な意味合いがあったとしか思えません。このシングルはジャケがレコード袋になっていて歌詞も裏に印刷されています。 |