編集後記

今月号で今年の最終号となりました。今年は清志郎にとってどんな年になったのでしょうか。私がアルバム「冬の十字架」ツアー「Winter Rood」を通して思ったのは、もっと正面から音楽に取り組んでほしいということでした。少なくとも「君が代」でねらった騒動は正攻法とは思えませんから・・・・。よく清志郎を評するときに「いつまでも純粋な少年の心」「年を取らない、変わらない感性」などとの言葉をよく聞いたり見たりします。果たしてそうなんでしょうか?君が代をやって世間を騒がすという感覚は昔でも出たんでしょうか?ずっとずっと清志郎は年を取って、感覚も変わってきたと思います。80年代前−中期の人気のあるときに誰が将来に子供への愛を歌うと思ったでしょうか?妙に自虐的な焦りの見える今の清志郎が、私の大好きだったあの自信家の余裕のある清志郎と変わってないなんて私には信じられません。画一的な使い古された意見はもう充分です。もうすこし、自分の意見を冷静に持ちたいものです。ちょっと暗くなりましたが、来年もよろしくお願いいたします。

平成11年12月
 by Pie from Degital Reverb Children



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