特集 :「ラフィータフィー」「QTU」を聞いて



COOL FEELINGS 今月の特集は、先日(7/28)発売されたばかりの清志郎のニューアルバム
「ラフィータフィー」とシングル「QTU」を聞いての感想です。今回のアルバムはLSR名義ではなく
清志郎のソロということで、LSRとは違ったサウンドの仕上がりになっているのが特徴です。
まだ発売されたばかりで、私たちも聞き込みが足りないので何かピントの外れた事を言っている
ところもあるかと思いますが、そこはご了承ください。なお、今回のチャットは、時間の制約も
あったので、naughtyとmidnightの二人だけとなっています。

各曲を聴いての感想

1.テクノクイーン

midnight(以下、m):これは意表をつかれました。時代不明のテクノという感じがします。
naughty(以下、n):私が感じたのは、とっても古くさいテクノです。如何にも80年代前半までの
テクノっぽいという・・・。
m:なぜこんなにジョーハープがはいるのでしょうね、テクノなのに。
n:ジョーハープ云々というよりも雰囲気がテクノととった方が良いと思います。何かの雑誌の
インタビューで清志郎が言っていた通り、ディーボとかしか良く分からないんだからああなっちゃう
んだろうなと。カントリーっぽい雰囲気が入っているのは、ディーボのファーストアルバムに近いと
思います。
m:このアマチュアの女性ボーカルの気怠い、妙に現実感のない唄い方がテクノっぽいのかもしれ
ないですしね。
n:ロボットというかアンドロイドに見立てたボーカルというのが妙に懐かしいテクノという感じですね。
m:そういえば、映画では沢口靖子さんが歌うはずだったらしいですが、彼女も歌うまくないというか、
無機質な歌い方しますよね。そういうあたりを狙った曲なんでしょうね。
n:確かに彼女もあまり歌うまくない、というか苦手らしいですね。
m:清志郎もめずらしく素直な、清志郎といわれなければ判らないくらいのコーラスをしている。
n:まあ、曲のコンセプトがコンセプトなので、ああなるのは必然でしょうね。
m:ラストのキメのギターはチャボかな?
n:自分はあれは清志郎だと思ってました。チャボは、全編でベースとユニゾンで鳴っているフレーズ
だと思ってました。何か清志郎って、そういうの苦手そうじゃない。
m:私は、この曲、好きです。気に入りました。清志郎が歌うのも聴いてみたい。
n:自分も最初はやや抵抗がありましたが、何度か聞くうちに好きになりました。ただ清志郎が
歌うのは?かな。この曲がオープニングというのは意表をつかれましたが、何年後かに聞くときは、
飛ばして聞くといった感じの曲だと思います。

2.心の解放区

m:これは元々、8曲目の「ハニーブルーズ」のキーを下げて、歌詞とメロディをかえただけだと
清志郎は言っていますが、とても元が同じ曲とは思えません。
n:コード進行は3コードでどちらも同じ進行していますね。印象が違うっていうのは、まあ、
ブルースっていうのはそういうものですからね。
m:1曲目と打って変わって、清志郎的ボーカル炸裂してますねえ。
n:やっとソロアルバムのスタートといった感じですね。この曲での清志郎は歌いまくっているの
ですが、妙に力も入ってなく、押さえ気味の歌い方なのが良いですね。
m:そして清志郎のハープはやはりカッコいいですね。
n:これ全編に入ってますが、やはりライブだと間奏だけになるのかな。しかしこの手のボ・ディドリー
のジャングル・ビートにハープというのは本当に格好良いですね。
m:歌詞はちょっとシニカル。また、”プロデューサー、プロモーター”などの業界カタカナ用語の
狭間の”にぼしとコンブでダシをとって みそ汁とオムレツと親子丼”(これは清志郎がつくれる料理
ばかりですね)なんて日常的な、生活感あふれる歌詞をはさめるあたり、さすがだなあと。
それもまたシニカルと思う由縁のひとつですね。
n:語呂合わせは抜群ですね。
m:もうひとつ。藤井氏のクレジットに Osaka Ben とあるのは、ラストの”またスッポンがええな”と
いう事ですね。その前が”イタリア料理でも”という歌詞を受けての返しなので、これまたニヤリと
してしまう。
n:これは曲調、編成の点でもLSRのライブでもやってくれそうですね。

3.レッドニャンニャン

n:タイトルだけ見ると、"ゲっ"と思うんですけど、曲は良いですね。歌詞は私の嫌いというか苦手な
タイプです。
m:私もいまいちなんですよ。ところで、BRIDGEという雑誌のインタビューで、渋谷陽一氏がこれを
絶賛してたんですが、私はこのアルバムで一番好きじゃない曲です。
渋谷氏の絶賛する感覚とちょっと違っているんですね。これは、清志郎のボーカルに加え、コーラス
も彼自身がかぶせているんですね。
n:クレジットを見る限り、そうみたいですね。まあ、誰がやっても同じという感じのコーラスですけど。
m:エレピがいい。あと、とっぽい音のカウベルもいい感じだと思いません?
n:エレピは良い感じですね。
m:ちょっと「Boys」と似ている曲って感じがします。個人的には、カーマイン・レーキって何かな?って
疑問です。
n:カーマイン・レイキは、私も分かりませんね。

4.太陽の当たる場所

m:いきなりチャボのギターで始まりますねえ。
n:カントリーっぽい雰囲気を出してますね。控えめなオルガンも隠し味でよいと思います。
これも清志郎が一人でコーラス入れてるんですね。これまた良い雰囲気です。
m:最近、太陽とか、サンシャインとかって歌詞が多くて、それも明るい内容が多かったけれども、
これはどうなんでしょう?聴きようによっては、ポジティブにも ネガティブにもどちらとも捉えられる
歌詞かと思うのですが・・・
n:単なる旅に出ている人間が、ふと過去を思い出しているというだけの内容で、非常に映像的な
歌詞だと思うので、そんな深い意味はないと思いますよ。
m:"太陽のあたる場所"といえば、過去の良き時代の思い出ってイメージがありますが・・・
n:これは、たまたま過去の思い出が甦ったのが、"太陽のあたる場所"だっただけと思いますけど。
m:この曲では"君の声がまた聞こえる""はるかな夢を追いかけた"というあたりで、昔話ではなく、
現在もあきらめずに"見知らぬ夜を乗り越えて"いくという、前向きな唄のようにも聞こえます。
n:そういう捉え方もあるんですね。
m:果たして、”この運命にキスを送ろう”のこの運命っていい運命なのか、それとも悪いのか、
それでこの曲に対する思いが変わりますね。
n:現在の境遇はさておき、後悔はしていないという意味に私はとっています。
m:非常によい曲だと思います。
n:情景が浮かんでくる良い曲ですね。

5.風だらけ

m:歌詞は上述したように、今までに発表した曲のフレーズの寄せ集めっぽい感もしますが、
清志郎の声の落ちつき加減(かすれ加減)と、ハープ、チャボのマンドリンなどでカントリーっぽい、
いい曲に仕上がってると思います。特にラストの"ラララ・・・"のあたりがいいですね。
n:この曲は、前の曲(太陽の当たる場所)と同じ主人公の曲のような気がします。
m:なるほど、そういわれると、そんな気もしますね。

6.QTU

m:今年の野音でのアコースティックレボリューションでの演奏を聴いたとき、「これがシングル?」
と仰天したんですよ。
n:確かにあのライブで聞いた時は、地味な曲という気がしました。
m:サビが安易な歌詞で、こりゃあ売れないやあなんて思ってました。ところが、アルバムでバンドと
して演奏しているとだいぶ違いますね。特にピアノがいい感じではいっていて、野音の印象より
ずっとよかったです。
n:確かにピアノが、いいグルーブ出してますね。あと、サビもハモりを入れて補強しているのが
良いような気がします。でも売れるかというと?ですね。
m:サビの歌詞はやっぱり安易だと思うけど、他の部分の歌詞では、これまでの清志郎の歌詞より
もずっと自我の強い愛が表現されていて、1曲通して聴くと結構いいな、と思いました。
ところで、藤井氏との共作の歌詞には”風”がよくでてきますね。
n:2曲だけなんで何とも言えませんが、それは偶然じゃないのかな。
m:サビの部分で、”HIJKLMNO QTU”とPが抜かされているんですよね。P(ピー音)というのは
放送コードに引っかかる時の音だからかなあとも思いましたが、考え過ぎですか?
n:考え過ぎでしょう(笑)。単なる語呂合わせなのと、次の"Hだけやりたい〜"と韻をふんでいる
だけのことだと思います。
m:あと、最後のサックスで終わるのはちょっとよくないと。以前よりもサックスが下手になっている
ように聞こえるのですが。しかも、一度終わりながら、ふたたびサックスが入っているのは
必要だったのでしょうか?
n:曲が一旦終わって、また始まって終わるというのは、よくあるパターンですよね。
m:これってビートルズの「へルタースケルター」を真似てるのでは?という意見についてはどう
でしょう?あれも一度終わって、もう一度演奏するんですよね?サックスもわざと下手に吹いている
とのことですが・・・
n:それはどうだか分かりませんが、セッションっぽい雰囲気が出ていて良いとは思います。
何故かサックス2本重ねていたりしますが・・・。
m:ラストはシングルの方がよいと思います。

7.田舎へ行こう! Going up the country

m:これはフジロック公式テーマソングですよね。いかにも都会人が田舎に行こう!って感じが
でていて、歌いやすいし、覚えやすいし、良いのではないでしょうか?
n:取り方によっては皮肉っぽく聞こえなくもない歌詞ですが曲の雰囲気とマッチしていて良いですね。
m:女性コーラスのあまり上手くない(失礼)歌い方が、楽しげでいいですね。
n:自分は、この手のコーラスって大嫌いなんです。まさかLSRとかのライブでは、やらないと思い
ますけど、子供をステージに上げて、これ歌われたりしたらうんざりしちゃいますね。
m:いやあ、それはないでしょう。
n:そういえば、公式テーマソングの割りにはほとんど聞けなかった気がする。
m:会場では流れていたでしょうけど。宣伝として、もっとあちこちで流してほしいものでしたが・・・
n:このHPが更新される頃には、もうかからんないでしょうね。かかるとしたらTV放送する時の
CM位かな。もっと以前のチケット発売の頃から、ガンガンにON AIRしてもらいたかったですね。
m:フルートがまた田舎っぽいアクセントになっているのですよね。
n:そうですね。
m:そういえば、去年のフジロックでも清志郎はフルート吹きましたが、野外ロックフェスにはやはり
フルート!という思いがあったのでしょうか?
n:それは別にないと思いますよ。ただ単に去年とかは、ジェスロタルをたまたま聞いていたとか、
それだけの様な気がします。
m:途中で、「遥かな湖畔の森の陰から・・・・カッコー・・・」(正しい題名をしりません)をフルートで
吹いていますね。去年のフジロックで「カッコーセレナーデ」をやったのと、ちょとかけてたりするの
でしょうか・・・コレも考えすぎかな?
n:これもただ単に曲調がああいう曲だったので、パロディで入れただけだと思います。

8.ハニーブルーズ

m:ここにきてハードなギターを清志郎が弾きまくっていますねえ。
n:イントロからの、このリフというかフレーズは格好良いですね。ブルージーで。
m:これも、清志郎が自分でコーラスを重ねているんですね。LSRでのテイクも聴いてみたい曲です。
n:これはLSRでも出来そうですね。三宅氏がハモりいれても充分雰囲気が出そうです。あとは
グリコ氏がハイハット開けないでシンプルに叩けるかですね。

9.Sweet Lovin'

m:これも野音ではアコギでしたが、バンドの方がずっといいですね。
n:やっといつもの清志郎っという感じの曲ですね。リフなんかは使い古されたフレーズだったり
しますが、良い感じですね。
m: 三宅氏のギター(LSR)でも聴いてみたい曲です。
n:これはLSRでやってもすごく良い出来になるんじゃないでしょうか。
m:歌詞はTOKIO向き(売れ線を意識)にしたのかと思いました。そういうとき、清志郎って、真夏の
夜の景色なんかを歌い込む傾向があると思ったので・・・
n:全然気がつきませんでした。この曲のギターソロの導入部が、ドアーズの"ハートに火をつけて"っ
ぽくてけっこう好きなんですが・・・。
m:ジョーハープはしつこすぎると思いました。
n:いりませんね。

10.夢

n:これは良い曲ですね。ライブでも聞いてみたいですね。清志郎と三宅氏が両方ともアコギ持って
もらいたいです。
m:歌詞がいいですね。今の清志郎だから伝えられる説得力がありますね。この曲こそ、自分で
コーラスかぶせたら良いのでは、例えば、2番からとか、サビのとことかと思いました。
n:これはコーラスがないからこそ、この雰囲気が出てるんじゃないかなと思います。だからコーラス
も入れなかったのでは。
m:もすこしテンポがあってもいいかもとは思います。
n:これはタメも利いていて、この位がベストだと思います。もしLSRでライブでやるとしたら、
このノリがでるかどうかは?ですね。
m:ジョーハープは要らないと思いました。
n:最悪ですよね。せっかくの名曲になりそうなものをブチ壊してますね。
m:そのかわりピアノが入ったらよかったのでは?と個人的には思いました。
n:私はフィドルとか入れて、もっとカントリー色を強めてもらった方が良かったかなと思いました。
m:ちょっと、最近のチャボの曲(歌詞も含めて)と似てる気もしました。

11.出発の時間

m:タイマーズの頃にやっていた、カントリータッチの曲に似てると思います。
n:ロカビリー色が強いですからね。シングルに収録された方がカントリー色が強いですね。
m:シングルではイントロ、いきなり”ん・ん・”って声からハモンドになってますね。アルバムは
ギターが入って、続いてドラム、ボーカルとはいって、とてもカントリーっぽかったですが、
シングルはボーカルにギターとハーモニウムがかぶってきている感じです。ハーモニウムの間奏は
カッコイイと思いますし、これはこれでいいでしょう。でも、個人的には、カントリーっぽいアルバム
(間奏はギター)の方が好みですが。
n:midnightとは正反対の見解ですね(笑)。シングルのあのシンプルな感じがいかにもカントリーと
いう感じがしました。ウォッシュボードも入れてもらいたい位です。アルバムはカントリーというより
ロカビリーという気がします。
m:歌詞はめずらしく、”おまえ”とは恋人のことではないようです。もしかすると、「裏切り者のテーマ」
と同じテーマで、そこから怒りを除いて、クールな決別の唄なのかもしれませんね・・・東芝関係との。
(考えすぎでしょうか?)
n:どうでしょう?これって、2-3'S時代に書いたんですよね。
m:ファンクラブ会報では2-3'S時代に書いた曲で「お兄さんの歌」に似た曲って紹介していましたね。
でも、いま聴くと、「お兄さんの歌」というより「いくじなし」に似てるように思います。
n:ちょうど2枚目の頃だから、案外2-3'Sの他のメンバーに向けての歌詞かもしれませんよ。確か
2-3'S休止の原因に近いような感じが、この歌詞から読みとれるような気もするのですが。

12.シークレットトラック

m: そのまま聴くと、いきなり叫び声が、イスラム語や英語みたいな言葉が聞こえてきます。
でも”アビーロードのロック”とかとも聞こえて、逆回転ながらもちょっとおもしろい。
実は、逆回転できちんと聴けていませんので、これ以上はコメントできません。
n:買って一通り聞いてから、すぐ逆回転させて聞いたのですが、本当にオマケなので、逆回転の
意味不明のままの方が良いと思います。
m:これもビートルズのアルバムの「サージェントペパー」に似た遊びがあるということですが
どうなんでしょう?
n:それは、あるかもしれませんね。ま、無くても良い物ですね。

シングル.夜空の星

m:加山雄三のカバーですね。これも野音でやってました。
nそうですね、ほとんど同じでしたね。
m:でもこれは、ものすごくグループサウンドを意識したつくりにしてますね。途中でギターで
ベンチャーズのフレーズいれたり、遊んでいますね。
n:とことんパロディで遊んだといった感じでしょうか。ギターソロもベンチャーズやジミヘンを
織り交ぜたりするところは野音と全く同じでした。
m:くせなく、腹からくせなく声をだす、めずらしい歌い方をしていますね。LSRでやったらどうなる
のかな?とも思います。前に"GROOVIN' TIME"の「不真面目に行こう」でも似た歌い方してましたし。
n:LSRでは、まずやらないでしょう。あくまでも遊びだと思います。


アルバム全体の感想

m:全体を通してですが、予想以上によかったです。ただ、再三思ったのですが、このアルバムでは
ジョーハープしつこすぎますよね。効果的に使われている曲のほうが少ないと思います。
n:確かにこのアルバム最大の欠点ですよね。隠し味程度なら良いのですが、しつこくて曲の良さを
ブチ壊していますよね。
m:今度のアルバムですが、「GROOVIN' TIME」でやる気がでてたのに、「Rainbow cafe」では、
やる気があまり伝わらなかったと、私は感じてたんですね。しかし、今回は「GROOVIN' TIME」で
見せたやる気がみなぎっているという感じを受けました。
n:そうですか、私は清志郎の肩の力が抜けたリラックスした物だと思いましたが。
m:CD付属のハガキ(清志郎のマンガ付き)にしろ、そこにある応募券を使った限定Tシャツ
プレゼントという企画にしろ、清志郎画伯のモデル募集企画にしろ、一度のアルバム・シングルに
これだけ特典をつけているのは久しぶりでしょう。特典といえば、予約特典の、清志郎自筆の
「QTU」のサビの歌詞、各曲のコードが書いてあるポスターカッコイイですね。
n:それは本人のやる気というよりは、レコード会社のプロモーションの力の入れ方が違うのでは
ないでしょうか。
m:シークレットトラックが入ったのもはじめてでしょう。
ただ、逆回転を聴ける人は少ないんじゃないかとは思いますが・・・
n:シークレットトラックは、最近ウルフルズもやっていたので、自分もおもしろそうなので、やって
みました程度の事だと思います。だから逆回転で入っていたりするけど、別に意味もないし。
m:ジャケットに話変えますけどアルバムの方は凝ってますね。通常CDが入るはずのケースに
写真集とハガキと歌詞カードがあってCDは別の紙ケース。凝ってるのはうれしいが収納に困る(笑)
n:そうですね。最近流行のアナログ形態ジャケとも違いますしね。プラケースの中にも入らないし、
背文字は無いし、収納に関しては困りますね。
m:初回以降のプレスではどういう形態になるのか興味があります。普通のCDケースになるのか。
n:だと思いますよ。おそらくオビのタイトルが英語になっている方がジャケットになると思います。
m:ジャケットの写真(清志郎の写真)もいいです。
n:私はイマイチですね。何か「GROOVIN' TIME」の口のイラストを実際の写真でやってみました
程度にしか感じられません。個人的には、歌詞カードの方がまだ良いです。
m:ジャケの割りにレーベルがシンプルすぎるというか、全く何も凝っていないのが気になりました。
n:私は逆ですね。昔のアナログレコードのレーベルを意識したすごく良いデザインだと思います。
Stereophonic RecordingとかELECTORICAL SOUNDとか書いてあったりして、雰囲気が凄く出て
います。トータルタイム53分位なんだから、音質ちょっと落ちてもアナログで出しても良いかもしれ
ませんね。
m:シングルのジャケットに話変えますけど、実は「QTU」を野音で聴き、シングルカットときいて
思い浮かんだジャケットは、アルファベットが並んだデザインでした。まさにその通りで、
もう少し考えて欲しかった・・・。でも、一応、レタリングシール風のデザインにはしているんですよね。
n:単純に曲名を強調するデザインだと、それしかないんじゃないでしょうか。
m:裏ジャケに歌詞というのもめずらしくないですか?
n:中に書けなかっただけだと思いますよ。もし中に入れたらイラストが入らなくなるし、
イラストを裏ジャケというのも変だと思います。
m:最後に「ラフィータフィー」全曲聴いての感想ですけど、清志郎が自分で歌うのではなく、他人が
(映画で)歌うつもりだったから、なるべくメロディと歌詞を簡単にしたとインタビューでいっていまし
たが、それは感じます。簡単な歌詞に、素朴な演奏、清志郎のボーカルで、深みのあるいい曲が、
たくさんつまったアルバムになったのではないでしょうか?
n:そうですね、すごくシンプルで分かりやすい楽曲が揃ってますね。曲によってはもっとギターソロ
とかあった方が良いような曲もあったりしますね。このアルバムは個人的には、一発で好きに
なったわけではなくて、何回も聞いていくうちに、どんどん良くなっていったアルバムです。


如何でしたでしょうか、発売が月末だったので、COOL FEELINGS全員で語れなかったのと、
聞き込みが足りなかったので、中途半端な部分もあったりもしますが、現時点ではこのような感じの
感想を私達は持っています。映画のサントラからの流用とのインフォ時点で聞いていましたので、
中途半端な物ではないだろうかという不安もありましたが、そんな不安を解消する快作だったと
思います。


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