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 今日は会社の部内旅行で、北千住駅から東武鉄道の特急スペーシア
 に乗って栃木県の川治温泉へ。
 
 社員旅行は毎年、土・日の1泊2日で行く。
 そのため、せっかくの休みが台無しになると思うと憂鬱になるが、
 歳が近くて喋る相手もいるので、まあいいやと思っていた。
 
 座席指定されているが、団体なので、これはあってないようなもの。
 気の合う者同士で席を移動すれば良いと楽しみにしていた。
 しかし、その目論見はもろくも崩れ去る結果となる。
 
 いざ特急に乗り込み、指定券を見ながら自分の席を探していると、
 自分だけみんなとは違う車両になっていた。
 「なぜ?そんなはずはない!アレ!?」
 
 動揺しまくった。なんともいえない疎外感。
 「自分は6月に転勤になって大阪から来たヨソ者だから?」
 と、得意の被害妄想が出てくる。
 
 とりあえず落ち着こうとして、いろいろ考えてみた。
 「きっと1両で収まりきらなかったので、何人かは仕方なく別車両
  になったんやろ…。」
 
 しかし、周りはどうみても役職がついているオッサンばかり。
 同年代の若い人は一人もいない。
 「むー、つまらん。喋る相手おらんやん…。」
 
 どうしても気になったので、幹事である同期に理由を聞いてみた。
 するとなんと、私がアンケートに“喫煙席希望”と書いてあったと
 聞いていると言うのだ。
 
 それは絶対にない。私はタバコは吸わない(年に数本ぐらい)し、
 もし吸うとしても、喫煙席はオッサンばかりということは想像つく
 ので“禁煙席希望”と書くはずである。
 私はムッとしながら電車に乗った。タバコの煙がけむたい…。
 
 旅館に着いてからはそれなりに楽しめたのだが、行きと帰りの電車
 が苦痛だった。絶対に“喫煙席希望”と書いていないことを何らか
 の形でアピールしてやろうと思い、帰ってからアンケートを探した。
 そして、アンケートにはこう書かれてあった。
 
 「喫煙席、湯めぐりをご希望の方はお書き下さい。」
 この問いに私は、
 「喫煙席、湯めぐりの希望は致しません。」
 と書いて出した。
 
 これを見て、私が喫煙席を希望しているとお思いになりますか?
 「喫煙席。湯めぐりの希望は致しません。」と書いてあるなら、
 喫煙席を希望して、湯めぐりは希望していないと読み取れる。
 しかし、はっきりと「喫煙席、湯めぐり」と私は書いている。
 
 この「、」は英語で言うところの「AND」の意味を示すものだ。
 すなわち「喫煙席と湯めぐりの希望はしません」という意味である。
 それなのに、アンケートを集計したバカ(恐らくグループリーダー)
 が、意味を読み違えたのだろう。
 
 この文では「、」が「AND」の意味であるということも読み取れ
 ないなんて、本当に国語の教育を受けてきたのだろうか?
 そんな人が課長をやってていいのだろうか?
 
 だいたい、もしこの「、」が「AND」じゃないと思ったのなら、
 質問の「、」は何?
 質問がそういう書き方だったので、同じように返したのに。
 
 そんなこんなで、電車に乗っている時以外は楽しい社員旅行でした。
 
 
 
 ここで一句。
 
  句読点 ちゃんと読んでりゃ 苦労せん
 
                      (国語のお勉強してちょうだい)