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今日はクリスマスイブ。
子供の頃は、この日をどれだけ待ちわびていたことか。
クリスマスが近づくと、クリスマスツリーに飾りをして玄関に置き、
イブになると、夕方ごろからまだかまだかと玄関を何度も覗いた。
オカンがサンタさんに電話するため、私に何が欲しいか聞き出して
いたことや、玄関の扉が開く音もしないのに、玄関にプレゼントが
並んでいたことも、不思議には思うが、まったく疑っていなかった。
また、翌日になってからオカンに、
「こども屋(商店街の中にあったおもちゃ屋さん)で売ってた
F16(トミカのポルシェパトカー)が欲しかった。」
と伝えたら、30分後に
「ちょうどサンタさんがまだそこにおって、頼んだらくれた。」
と言って、欲しかったポルシェのパトカーをくれても疑わなかった。
しかし、サンタの存在を信じて止まなかった私に、ついにXデーが
やってきた。
それは私が小学6年生のとき。
よく家に来て遊んでいた同級生2人とサンタ話になり、
私がサンタクロースの存在をまだ信じていることに驚いたのか、
K君がサンタなんていないと言い出したのである。
私は動揺しながらも、過去の体験談や、オカンのサンタらしき人を
見たという証言、心の底から信じているということ熱弁し反論。
それを見ていたH君が、サンタは存在しないと知っていながらも、
「おるかもしれんなあ。信じるのは自由やし。」
と、私に気を遣ってフォローしてくれた。
その夜、オカンに本当のところを聞こうと問い詰めた。
するとオカンも、ついにネタばらしを笑いながらしてくれた。
サンタらしき人影を見たというのも、ウソだったという。
世間的には多分、もっと小さい頃に知ることになるであろうことを、
私は小6まで信じていた。なんとも言えぬ恥ずかしさが私を襲う。
もっと早く教えてくれたら良かったのに…。
「やっぱりサンタはおらんかったみたいやわ。」
後日、落ち込みながらH君に話すと、
H君も少しひっかかることがあったようで、
「でも、おばちゃんが言ってたサンタらしき人って?」
と聞いてきた。
私は、すべてオカンの作った話だったという事を伝えると、
「なんちゅうオカンや…。そこまでやるか!?」と、笑っていた。
ホンマ、なんちゅうオカンや。しかし、もし自分に子供ができたら
どうするかなあと、12歳ながらに考えさせられる出来事であった。
それから14年が経った2001年12月24日。初めて実家ではない場所で
過ごすクリスマスに、再びサンタクロースが現れたのである。
今回のサンタはなかなかマニアックで、パンツを干しているところ
に、一緒にプレゼントを吊るしていた。
プレゼントの中身は、彼女に何が欲しいかと聞かれて答えていた、
トミカ“懐かしのバスセット”。
って、14年経ってもやっぱりトミカかい!
ここで一句。
サンタさん
ホンマにおったら 親はラク
(いまの子供はどれくらい信じてるんでしょうか?)