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 弱小球団ヤクルトを“ID野球”で優勝4回、日本一3回に導いた
 名監督ノムさんも、阪神では3年連続最下位。
 それでも4年目の続投が決まった瞬間、サッチー逮捕で引責辞任。
 阪神球団に架せられたにカーネル・サンダースの呪いも、ここまで
 くると本当に恐ろしい。
 
 そんな内輪のゴタゴタを忘れさせるには、それ以上のインパクトが
 必要ということで、前中日ドラゴンズ監督の星野仙一氏に監督要請。
 これは中日のファンから見たら、阪神ファンから見て掛布雅之氏が
 巨人の監督になるようなもので、大きな話題になることは必至だ。
 
 星野監督は岡山県の出身で、子供の頃から大の阪神ファン。当時の
 岡山は、阪神ファンしかいないと言っても過言ではなかったらしい。
 プロではドラゴンズ一筋だが、いつも阪神のことを気にかけていた。
 
 阪神が巨人と優勝争いをした1973年の出来事。
 あと1勝すれば阪神の優勝が決まるという場面で迎えた対中日戦で
 中日先発の星野は、巨人なんかより阪神に優勝してもらいたいと、
 打ちやすいようストレートばかり投げたというエピソードも有名だ。
 (結果は、緊張のあまり阪神打線がまったく打てず優勝を逃したが、
  球団のお偉いさんが巨人に優勝させるために、わざと負けるよう
  命令していたいう一説もある)
 
 そんな星野氏が12月15日に、正式に阪神の監督を引き受けた。
 2代続いての他球団監督招へいは賛否両論いろいろあるだろうが、
 私は嬉しかった。直後に出た星野監督が表紙の週刊ベースボールも、
 会社帰りについ買ってしまった。
 
 星野監督と言えば熱血監督。ネチっこい野村監督とは一見正反対だ。
 きちんと仕事のできない選手に対しては鉄拳制裁も辞さず、
 乱闘やきわどい判定のときにはものすごい迫力で登場する。
 
 いまの阪神の選手は、みんなおとなしいように見える。
 負けても悔しがらないし、諦めているように見える。
 そんな選手の負け犬根性を変えられるのは、この人しかいない。
 星野監督も、阪神が弱い大きな原因は闘争心の無さだと言っていた。
 
 憧れのユニフォームを着たおかげでデレデレしてしまい、
 今までの星野監督でなくなってしまわないかどうかだけ不安だが、
 期待できることは間違いない。2月までは。
 
 
 
 ここで一句。
 
  虎党が 楽しめるのは シーズンオフ
 
                          (好き勝手言えるからね)