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2002年7月某日。プールへ行った。
あまりにも肌が白すぎるので、少しでも黒くなりたいと思いつつ、
海やプールにはいっさい行くことはなかった。
全身を日に焼くのは、おそらく大学1年か2年のとき以来で、もう
7年ほど前のことになる。しかも、そのときは地元の市民プールで
ほんの1時間ほど焼いただけで、ほとんど色は変わらなかった。
しかし今回は、日射しの強い場所で昼から閉園までずっといたため、
帰ってから鏡で自分の姿を見てみると、上半身は真っ赤っか。
尋常じゃないほどの赤さになっていた。
しかし、真っ赤になっても、いつもそれが治まるとまた戻るので、
今回もたぶんそのパターン。だからもう一回行こうと思っていた。
その日の夜は、少し冷たいめのシャワーを浴びて寝た。
背中はヒリヒリというより、チクチクする痛み。
でも黒くなるためには仕方がないと思い、そのまま寝た。
翌日、真っ赤っかは変わらず。会社へ行ったが、背中と肩と二の腕
のチクチクはひどくなり、仕事も手につかない状態が続いた。
これはなんとかして抑えなければならないと思い、
泡の冷却スプレーを買って早速かけてみた。
スプレーをかけた箇所は、瞬間は冷たくなるが、まるで熱い鉄板に
冷たい肉を乗せたときのように「ジューッ!」と音を鳴らし、
すぐにまた熱い背中に戻ってしまう。
たまらず、水で濡らしたタオルを背中からまとい、チクチクの痛み
から耐えることにした。医学的にも、濡れタオルをかけるのが一番
良いらしい。そして、朝にも冷たいシャワーを浴びることにした。
夜にシャワーを浴びてからスプレー、濡れタオルで30分ほど冷やし、
朝にもう一度シャワー。2日間それを繰り返し、3日目の朝。
シャワーを浴びようと裸になり、風呂場の鏡で体を見た。
すると、全体的には真っ赤だが、黒いシミのようなものがまだらに
浮かび上がっていた。まるで、腐りかけのバナナのように。
そしてそれは、スプレーをかけた部分がそうなっているとわかった。
スプレーをかけた箇所だけ火照りが治まり、日焼け後の皮膚の色に
なったとも考えられなくもないが、スプレーの中に入っている薬品
が皮膚に合わず、変色してしまったのではないかと不安になり、
スプレーの使用を一旦やめて、濡れタオルで冷やすだけにした。
4日目、皮が剥けだした。本格的な脱皮がスタート。
チクチクもヒリヒリも、肩を除いてかなり治まっていた。
よく考えると、肩だけはプールに入っている間もずっとさらされて
いたので、まだ治まらないのは仕方がない。
それにしても、剥けるわ剥ける。
剥けると、なぜかシミも消えて、キレイな色になってきた。
こんなに痛いなら、もう焼きには行かないと思っていたが、
剥けてからはもう一度行く気満々である。
ここで一句。
紫外線 ナメてかかると あきません
(でももう一回行ってきた)