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〜特別篇「ボージツ絵日記」〜
2002年8月某日。夏休みはバーベキューをしようと思っていたが、
どこも予約でいっぱいになっていた。結果的にこの日は大雨が降り、
場所が取れていてもバーベキューは中止だったので悔いはない。
しかし、バーベキューの他に、友達同士で旅行に行こうという話も
出ていて、それがポシャってしまったのは残念に思っている。
いつも一緒に遊んでいた友達が、父が全国各地の宿泊施設で有効な
特別割引会員に入っているのでレンタカーで安上がり旅行をしよう
と言い出したのが始まりだった。テニスやプール、バーベキューも
できると言うので、私たちは非常に楽しみにしていた。
しかしその友達は、彼女ができてから急に付き合いが悪くなり始め、
その前から企画していた“お好み焼きパーティー”の約束ですら
「忘れてた。もうその日は彼女と遊ぶ予定入れたから無理。」
とほざきよるのである。こっちは楽しみにスケジュールを開けて、
材料の用意のことも真剣に考えていたというのに、忘れてたの一言
であっさり片付けられてしまった。
どうやらそいつにとって、友達より彼女のほうが相当大事なようだ。
まあそう考えるのは良いとしても、前にした約束と後にした約束で、
後の約束を選ぶのはどうだろう。私には考えられない。
自分にとって重要な約束でなければ、どちらが先に約束したかなど
関係ナシに優先順位を替えても構わないと思うが、友達との約束を
これほど軽く見るということは、私にはできないからだ。
「彼女も一緒に参加させたらええやん。」と提案したが、返事は
「彼女は人見知りが激しいのでイヤがっている。」の一点張りだ。
たしかに、初めて会う人に緊張するのはわかる。
しかし、こっちだって友達の彼女は大事な人だと思っているので、
それ相応のことはするし、できる自信もある。何が心配なのか?
第一、その不安を取り除く役目はお前がすることとちゃうんかい?
なのにそいつの答えは、最後まで迷うことなく「NO」だった。
私はアホらしくなり、以後そいつと遊ぶのをやめた。
面白いし良いヤツだと思ったから私の彼女や友達にも会わせたし、
彼女の友達も交えて何度も一緒に遊んだのに、そいつは私たちを
それほど大事な友達と思っていなかったようだ。
どうせこの頃は付き合いだして間もなかったので、スケベなことを
したいから私たちが邪魔だったのだろう。所詮そんなもんか。
このような出来事があって旅行とバーベキューは中止となり、
仕方なくビリヤードとボウリングで遊んだ。
ボウリングをしているときのこと。レーンが運悪く故障していて、
投げた玉が返ってこなくなったので、係員に機械を見てもらった。
しかし、ちっともなおらない。しばし待たされて、係員がどこかに
消えたので、焦っているのかと思い探してみると、うしろのほうで
ニヤニヤしながら仲間と喋っているではないか。なんちゅう店員や。
説教したろかいなと思った瞬間である。ある人物が登場した。
メカニックである。この人に任せれば安心…できない!
出オチには十分すぎるほど、見た目で笑いが取れるおじいちゃんで、
私たちは笑いをこらえるのに必死だった。
川崎球場の本塁クロスプレーでブーマーと激突し、動けなくなった
袴田捕手を診察に出てきたのはヨボヨボのおじいちゃん医師という
“プロ野球珍プレー好プレー”のワンシーンを思い出した。
これがそのメカニック。名前はおそらく竹田さん。
写真のフラッシュに対し、明らかにムッとしていたらしい。
ここで一句。
メカニック
あなたのメンテは 誰がする?
(頑張れ!大ベテラン)