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2002年8月某日。池袋のサンシャインシティで開催されている
“トミカ博2002”へ行った。
トミカ博とは、歴代トミカやジオラマの展示、記念グッズの販売、
アトラクションコーナー等で構成されており、2000年のトミカ生誕
30周年以来、定期的に東京・大阪・名古屋で開かれているイベント。
このほか小規模なイベントも、全国のデパート・玩具店などで随時
開催されている。
私のお目当ては、トミカ組立工場とイベント会場限定販売のトミカ。
組立工場とは、1車種につき3種のカラーの中から好きな色を選び、
“カシメマン”と呼ばれるスタッフに、目の前で組み立ててもらう
コーナー。座席の色も3種類あるので、1車種のバリエーションは
3色(ボディ)×3色(シート)で全9種類となる。
子供にとっては、自分の欲しいトミカができあがるまで見学でき、
大人にとっては、コレクションを一気に増やすチャンスとあって、
人気のあるコーナー。今回は光岡ラ・セード、マツダサバンナRX-7、
トヨタスプリンタートレノの3種類が登場したので、全27種類。
全て集めると1万3千円ぐらいかかるが、そんなことはお構いなし。
社会人の経済力でいつも“大人買い”をしている。
悔しいか、チャイルドたち。悔しかったら大人になって稼ぎなさい。
会場は思っていたよりも混雑しており、入場券販売や会場入口には
長蛇の列ができている。会場内も人だらけで、当然組立工場も行列
ができていた。1人1回1台なので、何度も並ばなければならない。
それを27回繰り返すのはかなり大変だが、今回は彼女の友達2人が
有り難くも手伝ってくれた。そのおかげで、なんとか時間内に全て
集められると思った瞬間、衝撃の事実を知ることになる。
最後のスプリンタートレノに並んでいたときのこと。私より前の方
にならんでいた彼女の友達が、焦りの表情でこちらにジェスチャー
でサインを送ってきた。その手振りからして「2つ」だったので、
私は赤・青・黒のどれか1色が、あと2つしか残ってないので急げ
と言っているのだと解釈した。
「それなら心配ご無用。まさか残り2つになるなんてことはない。
どこかにストックがあって、また補充されるから大丈夫。」
と余裕をかましていた。しかし、順番が近づいてきたとき、
「底が2色あってどっちにするか迷ったけど、グレーにした。」
と言われたのだ。
そう、さっきのジェスチャーは「あと2つしかない」ではなく、
「2色ある」だったのだ。毎回、自分の担当色を決めて並んだが、
シャーシーの色までは決めていなかった。というか、2色あるとは
思っていなかったので、どうしようもなかった。
どうやら、このスプリンタートレノだけシャーシーが2色存在し、
3色(ボディ)×3色(シート)×2色(シャーシー)の全18種類となる。
時間も残り少なくなってきたし、予定外の出費は避けたかったので、
今回はグレーシャーシーバージョンの9台だけ集め、黒シャーシー
バージョンの9台は諦めることにした。
まあいいや、またどこかのデパートか玩具店で組立工場やるやろ。
それにしても、コレクターの心理を揺さぶってどこまで稼ぐ気や。
ここで一句。
トミカ博 僕が大人で 良かったな
(子供の頃やったらこんな買ってもらわれへんもん、絶対…)