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 2002年9月某日。会社帰りの電車内で、緊急事態が発生した。
 人形町駅を発車しようとした瞬間、隣りの車両から声が上がった。
 「すいませーん!病人です!」
 年輩のサラリーマンと主婦の2人が、電車が発車しないように
 ドアから身を乗り出しながら、駅員に知らせた。
 
 「ただいま車内で急病人が現れました。お医者様がいませんか!?」
 駅構内の係員が、マイクでこのようにアナウンスしている。
 残念ながら医者はいなかったようで、4〜5人の乗客の手によって
 急病人は担ぎ出された。年齢はおそらく20代後半で、細身の女性。
 
 身体はぐったりしていて、眼は見開いたまま動かない。
 口には舌を噛まないように、ハンカチが詰められていた。
 電車は約2分遅れで運転を再開したが、この女性が無事助かったか
 どうか、今でも気になる。
 
 家の最寄り駅に着いた。今日の晩ご飯は何にしようかと考える。
 惣菜屋でタイムセール全品100円引きになっていたので、物色開始。
 後からオバハンの客も来て、2人が品選びをしている。
 
 そしてオバハンが揚げ物のパックを手に取って見ようとした瞬間、
 パックからコロッケが1個、スルッと下に落ちてしまったのである。
 「あらやだ」と言いながら、オバハンはほったらかしたまま消えた。
 オイオイ、店員は見てなくても、私は見ていたぞ。フッフッフ。
 
 私は、これと言って食べたいものがなかったのでやめた。
 慢性的にできる口内炎の痛みがピークに達していて、
 どれもおいしそうに見えなかったということもあると思うが。
 
 家に帰って、録画しておいた「痛快!明石家電視台」を見ようと、
 テープを巻き戻した。月曜の深夜、関東では「ワンダフル」が放送
 されている時間に、関西ローカルでもう10年以上続いている番組だ。
 東京に住んでいても、CSの“ガオラスポーツ”というチャンネル
 で昼に放送されているので、見ることができる。
 
 巻き戻しが終わり、再生ボタンを押す。
 しかし、画面に映し出されたのは、明石家さんまではなく、
 みのもんただった。ガーーーン!
 
 タイマー予約をするとき、ケーブルテレビのチャンネル「外部1」
 でセットしなければいけないところ、「4」にセットしていたのだ。
 4チャンネルと言えば、東京では日本テレビ。
 しかし、大阪では明石家電視台を放送している毎日放送。
 そのクセで、ついつい4チャンネルを録画していた。
 午後は○○…、別に見たくない…。
 
 
 
 ここで一句。
 
  チャンネルと 午前と午後を 再確認
 
                    (最近よう間違えるねんけど…)