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 2002年10月某日。会社帰りに、スーパー“サミット”で買物をした。
 この店ではポイントカード制を導入しており、
 100円(税抜)につき1ポイント付与され、貯まったポイントで
 買物か換金ができるシステムになっている。
 
 たまにポイント10倍、5倍の日もあり、そのときに買物するとお得。
 しかし、気をつけなければならないのが、あくまでポイントの10倍
 ということだ。どういうことか、過去に経験した例で説明しよう。
 
 398円に半額シールが貼ってあり、199円の刺身を買ったときのこと。
 10倍なので、100円で1ポイントが、10円で1ポイントになる。
 よってこの場合だと、19ポイント付くと思っていた。
 
 しかし、普段は199円だと1ポイントだが、この日は10倍なので、
 1×10の10ポイントという意味だったのだ。
 
 つまり、最小単位は100円。200円にたった1円満たないがために、
 9ポイント損したような気分になってしまったのである。
 以後、できるだけ下2桁を00円に近づけるよう気をつけていた。
  
 この日は卵(L10個パック)118円、餃子の皮(24枚)100円、
 豚挽き肉175円、加工乳138円、サーモンたたき278円で、計809円。
 ギリギリ8ポイントでイイ感じ。
 
 私は“買物袋不要カード”を入れて、レジに並んだ。
 この買物袋不要カードというのは、ビニールの手さげ袋を持参して
 来た人には、袋がもらえない代わりに2ポイント加算されるという、
 8月下旬から始まったサービスである。
 
 以前から、ビニールの手さげ袋は捨てずに残していた。ゴミ入れに
 使うためだが、買物するたびに増えるので、なくなることはない。
 しばらくもらわなくても十分余っているので、私にとって好都合だ。
 
 私はこのサービスを知って以来、買物袋を持ち歩くようにしている。
 会社のカバンにも入れている。おそらくここまでするサラリーマン
 は滅多にいないだろう。自分は本当にエライなあと思う。
 
 さて、いよいよ精算。金額は…774円(税込812円)。
 「なぬ!!これやったら7ポイントしか付けへんやんけ!
  計算しながらカゴに入れたのに、なんで?」
 
 原因は、挽き肉にあった。月・金サービスで、挽き肉全品2割引に
 なっていろことをすっかり忘れていたのだ。
 「自分のミスやし、まあ仕方ないか…。」
 ガッカリしながらお金を払い、カゴを持った。
 
 しかししかし、なんと、カゴの中に買物袋が入っていたのである。
 確かに買物袋不要カードを入れた。レシートを確認しても、
 ちゃんと2ポイント加算されている。ほげ?
 
 レジ打ちは実習生の男の子だった。
 間違えて、無意識のうちに袋を入れてしまったようだ。
 ミスで1円分損したが、袋をもらったので2円分得したことになる。
 おかげで後悔することはなく、平和的解決がおとずれたのでした。
 めでたしめでたし。
 
 
 
 ここで一句。
 
  ケチじゃない ちょっとだけでも 得したい
 
                      (また実習生のとこに並ぼうかな)