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2002年10月某日。最近、意外な吉本芸人が全国ネットのメディアに
よく出ているので、書いてみることにした。
まず、21日放送のドラマ“ホーム&アウェイ”(フジ)に多数登場。
主人公の中山美穂(新喜劇の中山美保ではない)が、大阪で騒動に
巻き込まれるという話で、ラーメン屋台の主人役で村上ショージ、
阪神ファン役で千原兄弟と幹てつや、タクシーの運転手役で石田靖、
警官役で桑原和男と安尾信之助、鈴木紗理奈の父親役で島田洋八、
串かつ屋役で辻本茂雄、お好み焼き屋役で井上竜夫が出演していた。
“チハラトーク”のホームページで、千原兄弟が月9ドラマに出演
するという情報を入手していたが、まさかショージ先生や新喜劇の
メンバー、久しぶりの幹てつやまでもが出演しているとは。
ちなみに、千原のアニキのほうは、4日に放送されたテレビ朝日の
特番ドラマ“負け組のキックオフ”にもチョイ役で出演していた。
千原がドラマに出演するのは、もはや珍しいことではない。
特に弟のJrは“岸和田少年愚連隊 血煙り純情篇”(97年)、
“ポルノスター”(98年)、“HYSTERIC”(00年)、
“RUSH!”(01年)などの映画にも出演しており、
2000年には“第10回日本映画プロフェッショナル大賞”で、
主演男優賞を受賞している。
テレビドラマでは、田中美佐子とTOKIOの松岡昌宏が主演した
“ショカツ”(フジ、00年)の第3話に犯人役で出演。
“深く潜れ 〜八犬伝2001〜”(NHK、00年10月〜12月)では、
鈴木あみとのキスシーンもあって話題になった。
NHK朝の連続テレビ小説“ほんまもん”(01年10月〜02年3月)
では、ヘンなデザイナー役で出演。
役者一本に絞ったほうが売れるのでは?と思うぐらいの活躍ぶりだ。
もちろん、本業のお笑いでもっと世間に出てきてほしいというのが
本心だが。2丁目時代から見ているが、しゃべくりでダウンタウン
に対抗できるのは、彼らぐらいしかいないだろう。
しかし、笑いに対するこだわりが低く、見た目や話題性だけで判断
しがちな東京では、なかなか受け入れらないので残念だ。だからと
言って、路線を変えて大衆に合わせるようなことはしないでほしい。
こだわりを捨て、生ぬるいバラエティー番組で一般ウケするために
コビを売る千原なんて見たくないからだ。
千原Jrと言えば、9月下旬頃だったと思うが、電車に乗っていると
「ケータイやめた人たち 千原ジュニアほかインタビュー」
というな感じで、“AERA”の吊り広告に名前が載っていた。
こんな雑誌でインタビューを受け、しかも広告で名前が載るなんて、
結構メジャー扱いされてるなあと思い、気になったので読んでみた。
すると、どうやら現在、本当に携帯を持っていないそうだ。携帯の
代わりに使っているのが自宅の留守番電話で、マネージャーからの
緊急連絡は後輩芸人・三浦誠己(元トライアンフ、NSC13期生)
に取り次いでもらうらしい。
唯一不便に感じるのが、女の子に電話番号を聞かれたとき、携帯を
持ってないと言っても信じてもらえず、距離を置かれてると勘違い
されることだとか。
10月中ごろ、テレビのコマーシャルを見ていてビックリしたのが、
「びっくりくりくりくりっくり!」と言いながら、栗のかぶりもの
をかぶったオッサンがいきなり出てくるCMだ。
チロルチョコの新製品“栗チョコ”のCMだが、
このフレーズは、濱根隆の関西では有名なギャグにほかならない。
濱根本人は、関西でもマイナーな芸人だが…。
一時期、西川のりおが勝手にパクって、全国ネットの番組で使うと
いう暴挙(というか弱い者イジメ)に出たが、元祖は濱根である。
最初は、まさか濱根隆が全国区のCMに出してもらえないと思い、
「チロルチョコにまでギャグをパクられたのか?」と思い、
画面を凝視したが、声も姿もやはり濱根本人だった。
“ダウンタウンのごっつええ感じ”(フジ)に2回出演したことも
あり、一応、誰も知らないということはないのだろうが、
“栗”と“びっくりくりくりの濱根”をかけて全国に流すなんて、
関西のお笑いマニアにとっては夢のようなCMではないか。
濱根隆とは、ダウンタウン、トミーズ、ハイヒール、銀次・政ニ、
内場勝則らと同期のNSC1期生。トミーズ雅の元相方でもある。
NSC卒業後は、新喜劇に入団。その後、同期で同じく新喜劇出身
の杉本美樹と男女漫才コンビを組み、売れないまま現在に至る。
偶然、足立ケーブルテレビにチャンネルを合わせたとき、マヌケな
夫婦役(!?)として出演していた。こんな仕事もしてるねんなあ。
コンビ結成当初から、結婚して夫婦になるというウワサもあったが、
どうなってるんやろ?
10月から始まったバラエティー“日本ジツワ銀行”(日テレ)に、
なるみが出演していた。17日の放送分だったが、準レギュラーなの
だろうか。全国ネットのレギュラーは、トゥナイトのコンビ時代に
“浅草橋ヤング洋品店”(テレ東)に少しの間だけ出演していたが、
解散後はおそらくない。
芸人になる前は、2丁目劇場でまるむし商店磯部公彦の追っかけを
していたという変わり者で、高1の時に現役女子高生漫才師として
NSCに入学。同期には雨上がり決死隊、ベイブルースらがいた。
珍しい女性コンビということもあって、出世は早かった。1992年に、
若干19歳で“ABCお笑い新人グランプリ”の審査員特別賞を受賞。
ちなみに、この年の同賞によゐこ、優秀新人賞は雨上がり決死隊と
犬丸兄弟、最優秀新人賞はナインティナインが受賞している。
この頃から、引退したピンクダックの後を継いで“551蓬莱”の
豚まんとアイスキャンデーのCMに出演。ピンになった現在でも、
まだ続いている。
テレビ・ラジオ番組でも、西川きよしや月亭八方といった大御所を
相手に堂々と司会をこなし、先輩のトミーズ健をいじって健ちゃん
ブームをブレイクさせるなど、腕は十分。
1999年から“昼上がり!どまんなか”(関西テレビ)でメイン司会
の番組を持つようになった。上沼恵美子、遙洋子路線をひた走り、
関西では知らない人はほとんどいない。
しかし、全国的には、たまに“クイズ日本人の質問”(NHK)に
回答者として出演するぐらいで、ほとんど知られていないだろう。
本社が関東のタカノフーズ“おかめ納豆”のCMに出演しているが、
どうやら関西ローカルらしいし。ちなみに、関東は竹中直人が出演。
これでなるみも、やっとこさ全国区タレントになるのだろうか。
10月22日放送の“怪談百物語”(フジ)のエンディングクレジット
で、とにかく驚かされた。
この番組は、古くから伝わる有名な怪談話を、毎回1話完結で人気
俳優が演じるというものだ。放送スケジュールは以下の通り。
|
回
|
放送日
|
タイトル
|
出演者
|
|
1
|
8月13日
|
四谷怪談
|
菅野美穂、原田龍二、火野正平 他 |
|
2
|
8月20日
|
雪女
|
松雪泰子、萩原聖人、金子貴俊 他 |
|
3
|
9月3日
|
うば捨て山
|
ユースケ・サンタマリア、浅香光代 他 |
|
4
|
9月17日
|
番町皿屋敷
|
木村佳乃、吹越満、加賀まりこ 他 |
|
5
|
10月22日
|
耳なし芳一
|
岸谷五郎、星野真理、宇梶剛士 他 |
どれも子供の頃に聞いたことのある話だが、大人になって見てみる
と、当時は知りえなかったストーリーや、間違って解釈していたり、
あいまいに記憶していた部分が見えてくるので、非常に面白い。
毎回楽しみにしているので、この日は残業をしても間に合うように、
遅くても19時には会社を出ようとしていた。
しかし、切りが悪かったので、結局会社を出たのは19時20分ごろ。
急いで帰ったが、最初の10分は残念ながら見れなかった。
10分ぐらいなら仕方ないかと思い、途中から“耳なし芳一”を見た。
やはり、自分が記憶していた物語とは全然違う。
まず、芳一は鬼を鎮めるためにお経を唱える僧侶だと思っていた。
鬼に見つかると殺されてしまうので、鬼からは見えないよう全身に
お経を書いてもらったが、お経を書く係のエライ坊さんが、耳だけ
書き忘れてしまったので、鬼に耳をもぎ取られたのだと思っていた。
しかし、ドラマを見たら全然違う。鬼と違って、落ち武者やし。
芳一も、琵琶法師やし。“源平討魔伝”(ナムコ)やん…。
さて、終わった終わった。エンディングロールに出演者が流れる。
竹中直人・・・岸谷五朗・・・磯部公彦、紅萬子・・・
「磯部っち!!!!!!??????」
私はド肝を抜かされた。
もしや、なるみが追っかけをしていたアノ、まるむし商店の磯部?
関西では有名だが、関東では名前が放送禁止なので、あまり出ない
女優・紅萬子も一緒なので、おそらくあの磯部っちなのだろう。
そう言えば「うば捨て山」に、新喜劇の青野敏行(元ポテトフライ)
が出ていたので、磯部っちが出ても不思議ではない。
…いや、やっぱり不思議だ。
青野はチャンバラトリオの弟子とだけあって、台詞回しが時代劇に
向いている。それに、新喜劇も一応は芝居。
それに比べて磯部っちは漫才師で、しかも渇舌が悪いことで有名だ。
ついでに、コンビ仲も悪い。
最初の10分に出ていたのだろうか。それとも、同姓同名の別人か。
出てたけど、見落としているだけなのか。名前の見間違いなのか。
気になる…。あー、残業せんかったらよかった!
ここで一句。
見れぬなら 見るまで待とう 再放送
(ビデオ・DVDが先かな?)