僕らのアルカディア  番外リバティーンズ
第1話
ある暖かい午後のリージェントパーク。そこには楽しそうに笑う2人の青年の姿があった。
Pタ「……。それでさCロスに喜んでもらおうと思って昔馴染みの友達をいっぱい招待したんだ」
Cロス「そいつぁすげえな!きっと今までで一番の誕生日になるぜ」
Pタ「そうだろ〜!だって、……。」
帰り際、
Pタ「明日は絶対来てくれよ、Cロス!」
Cロス「あぁ楽しみにしてるよ、また明日な」
そう言って2人は別れた。

ここで2人のことを説明しておこう。2人が出会ったのは7年前。ケンカの絶えない2人だが、お互いを愛する気持ちは誰にも負けないときてる。特にPタはCロスこそ人生のすべてとでもいわんばかりに頭の中はCロスなCロス信者であった。自分の感情を隠せない単純なやつ…いや、純粋なやつでとにかくCロスを激しく大好きである。パーティを開くのも大好きでしょっちゅうシークレットパーティを開いており今回もそのひとつであるのだが、愛するCロスのバースデーということでいつになくはりきっていた。一方のCロスは世の中の人間はすべて自分に惚れていると思い込んでいるとてつもないナルシストで、見かけはクールを装いながらもPタのことは自分のことと同じくらい愛していた。ついでに言うと、Cロスはビジネスで海外へ行くことが多い。そしてPタはどんなときでもCロスについて行きCロスを支えていた。

パーティは、時間に間に合わなかったCロスぬきで始まった。PタはCロスが現れるのを遠足の前の晩の気持ちで待った。
Pタ「おそいなぁ。何かあったのかなぁ?今のところはお客さんが帰ってしまわないように盛り上げなくちゃ!こんなにたくさんの人たちが来てくれたなんて知ったら、Cロスきっとよろこぶぞ〜」
Pタの努力と辛抱もむなしく、その晩Cロスが現れることはなかった。そしてPタに残されたものは落胆、失望そして不信と懐疑の心だけであった。

第2話に続く・・・


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