「アイドリング」について
・アイドリングって??
アイドリング[idling]とは「自動車などのエンジンに、負荷をかけず低速で空転させること。暖機運転。」(大辞林 第二版より)ということですが、簡単に言えば自動車がエンジンかけたまま駐停車している状態で、動かないにもかかわらず無駄にガソリンを消費している状態のことです。
・アイドリングによる騒音
普段の生活のなかでこの「アイドリング」による騒音問題に直面している人はけっこういると思います。昼などはあまり感じませんが、夜(早朝もですが)になると、さあ寝ようかなとベッドに入ると、とても静かな夜の中に「ドドドドッ」と言う不快な音が聞こえてきてそれが不眠(生理的障害)などを引き起こし、それによるストレス(心理的障害)が溜まっていきます。この悪循環により体を壊された方が何人もおられます。たかが騒音なれど、されど騒音なのです!!
最近では改造車が増え、音を消す装置であるマフラーまで改造して爆音を発する車、バイクもけっこう見ること(聞くこと?)が増えてきました。
・騒音の実態

図1 5年間にわたる苦情件数の推移
上の図は行政に寄せられた苦情件数を表したものですが、見て分かるように、騒音は5年間、いずっとトップをキープしてきています。これからも分かるように「騒音」とはとても深刻な問題でありこれからもずっと付き合っていかない問題だと思います。(*注:この表の騒音とはすべての騒音問題のことについてであり、アイドリングもその問題の1つとして含まれていると思われます。)
・アイドリングによる他の影響
アイドリングは、騒音を引き起こすだけでなくガソリンの無駄遣いに加えて、多量なCO2を排出することにつながります。(ガソリンを燃焼させるとその3倍以上の重さのCO2が発生します。)最近、地球温暖化の問題が良く取り上げられますが、その主な原因は化石燃料のエネルギーを使うときに発生するCO2の増加にあると言われています。もし現状のペースでCO2が排出されると100年後には地球全体の平均気温が今より約2度高くなり、それに伴い海面水位が50cmから1m上昇すると予測されています。人間が呼吸で排出する二酸化炭素は、一人一日150g。それに比べて先進国の人達は、一日に平均30kgも進国の人達は、一日に平均30kgもの二酸化炭素を出しているのです。
(すずめ塾)より
・アイドリング・ストップ
アイドリング・ストップとは簡単に言ってしまえば読んで字のごとく「アイドリングをやめましょう!!」ってことなのですが、もう少し言えば「無意味なアイドリングは何の為にもならないし、ガソリンの無駄なので極力減らしましょう!!」ということです。
ここ最近になってこの「アイドリング・ストップ」をよく耳にするようになりました。現在、多くの県、自治体、組織、企業などがこの「アイドリング・ストップ」取り組んでいます。身近なところで例を挙げると「広電バス」がそうです。(っていうか広島県バス協会が取り組んでいるのですが)僕はバスで通学している身なので、よく目にするのですが、バスの中の広告が貼っているところに「アイドリング・ストップ」の文字の書かれた紙が貼られています。そして、実際に何度かバスが信号待ちしている時にエンジンを切って無駄なアイドリングをやめようと心掛けている所を見た事があります。素晴らしいことです!!
広島市環境局の方でも「アイドリング・ストップ」を呼びかけているみたいです。(少し寂しいような気もしますが・・・)
まとめ(感想、意見)
今回、身近な環境問題についてやったわけですが、最初のほうでも述べたようになぜ「騒音」についてやったかというと、これが僕にとってそしてみんなにとって最も身近な問題または身近な問題になりうるものだと考えたからです。
「騒音」について調べるにあたって、いろんな人が「騒音」で苦しんでいて、そして多くの人が関心を持っている事柄なんだと分かりました。普段ではあまり「騒音」のことなど考えていませんが、この機会にいろいろと学ぶものがありました。
実際にこの「騒音」を含む公害を「ゼロ」にすることは不可能だと思います。そもそも「公害」というのは人間が便利さ、快適さ、豊かさを追求してきたためのしっぺ返しであり、「公害」を「ゼロ」にしようとおもったら全てを「ゼロ」にしないと無理だと思います。僕を含め今の生活に慣れてきた人たちに、その生活をやめろっと言っても絶対無理でしょう。じゃあ、何をやっても無駄なのかと言われたらそうではないと思います。「ゼロ」にする事は不可能でも「ゼロ」に近づけることは可能だと思います。例えば今回取り上げた、「アイドリング」について言えば、1日1回みんなが「アイドリング・ストップ」を心掛ければ、かなり違ってくると思います。すぐには無理かもしれないけど、少しずつでもみんなが意識していければいいなと思う。
参考にさせて頂いたページ
| 環境省 | |
| 国立環境研究所 | http://www.nies.go.jp/index-j.html |
| 関西環境管理技術センター | |
| すずめ塾 | http://www.venus.dti.ne.jp/~uramoto/index.htm |
| 広島市環境局のホームページ | http://www.city.hiroshima.jp/kankyou/hp/start.html |