ゆふぐれ色
丘の上から街を見下ろしている
何かを抱えた帰り人は急ぎ足で

太陽があんなに遠くに落ちて行く
もっと近くに落ちて行ったなら
こんなに寂しくはないだろう…

この街が今日も暮れていく
すべての煩わしさを飲み込みながら
君との様々な思いでも
この色はすべてを包み込んでる

また僕は丘の上にポツンと独り
やけにゆっくりとした時間に戸惑いながら

色はわき目もふらず形を変えていく…

音にも絵にも表せないこの色が
あせらず行こうと語りかける

この街が今日も暮れていく
呆けた僕を見透かしたように
明日もまた暮れていく街は
違った顔で僕を迎えるだろう