ここで、良太さんからこれからのライブスケジュールの告知。4月20日(←佳人さんの誕生日だったりする)には、NHK-FM「ライブビート」の公開録音。その翌日には、大阪で「恋のメロメロ大捜査線」という企画イベント。さらにその翌日には、名古屋でデキシード・ザ・エモンズのオープニングアクト。めちゃめちゃ行きたいけど・・・日程的・距離的に難しいよこりゃ。そんなもんで断念。
そして、4月28日には三宿パラダイスホール、5月7日にはここ下北沢garageでライブ。しかしその両日には、それぞれドミンゴスとピスキッズのライブが・・・。タイミング悪すぎ。あたしってば・・・。
「そして、僕らのCDと7インチのレコード、それとTシャツも売ってますっ」
「Tシャツって言えばね。俺もまぁけっこうズボラでね、ライブで汗かいたから汗ふこうと思って、ちょうど目の前に落ちてたタオルで汗ふいたら、それスミくんのタオルでめっちゃ怒られたってことがあったんだけどね(笑)、こいつ(=雅人さん)もけっこうひどくてね、スミくんのTシャツで眼鏡ふいたりしてたからね」
「俺、人のTシャツどころか、売りもののTシャツで汗ふきそうになった(笑)。でもまぁそれもある意味ブルセラ的な面白さもあっていいかななんて・・・・・・って会場もひいたところで(爆)次の曲行きますか(笑)」
やばいよ雅人さん(笑)。そんなわけで、ここから縦ノリのR&Rナンバーが続きます。
まずは、「車」。この曲、いっぺん聴いてすぐはまった! サビに入るひとつ前のフレーズで手拍子するんだけど、これがまたすっごく楽しい!
続いて、良太さんと佳人さんのツインボーカル曲「君は何処(いづこ)へ」。たぶんこの曲は、年明けのSHELTERでも聴いたはず。さらに今回は、曲中に雅人さんがステージ最前に腰かけてギター弾きまくったり、大盛り上がりのメンバー紹介もあったりですごく良かった!
そして、本編ラストナンバーとなる「嘘つき女」。待ってましたー!! 会場からも「キャー!!」という大歓声が起きた。
私はこういう思わず身体が動いてしまうようなナンバーにめちゃ弱い。もう踊らずにはいられない。そんなわけで、ステージ上で踊りながら歌う佳人さんと一緒になって私も踊りまくった。そしたらその様子が佳人さんの目に止まったらしく、こっちを見てうれしそうに笑ってくれた。そんでこっちもうれしくなってますます踊りまくった。そしたら、私の頭をくしゃくしゃーってなでてくれた! 一瞬何が起きたかわからなかったけど、はっと我に帰った後無性にうれしくなってしまった。
ここでメンバーはいったんステージを下りた。会場からは、アンコールを期待する拍手がやまない。そして、思い思いの方法でメンバーを呼んだ。
そうして、約2分くらい。
Tシャツに着替えた良太さん、スミさん、雅人さんが再びステージ上に登場。会場からは歓声と拍手が!
それぞれが楽器を手にしてスタンバイ。こちらに背を向け準備をしている雅人さんに、思い切って「雅人さん!」と、声をかけてみた。するとなんと、
「はぁいっ」
と、優しく返事してくれた! うわぁ、はっちゃんじゃなくてもこれはメロメロですよ。しかも、準備を終了して眼鏡もかけた雅人さんはくるっとお客さんの方を向き、
「あたしゃ眼鏡がねぇと見えねぇでよ」
と、志村けんさながらのバァちゃんネタ! これには会場大喜び!!
「それにあたしゃ耳が遠くてねぇ、今、名前よう聞こえんかったんだけど、俺の名前、何て言うんだ?」
「雅人さーん!」
「・・・聞こえねぇでよ、声がちっちゃくてよ(まゆをひそめる(笑))。もう一回聞いてもいいかい? 俺の名前、何て言うんだ?」
「雅人さーん!」
「伊ー代ちゃーん!」
「『伊ー代ちゃーん』って・・・(笑)何でもやってもらえると思ってるなお前ら(笑)」
普段は松本伊代の物真似が出来る人なのかしら。いつかは見てみたい(笑)。
「それじゃあ、ここからは3人でやってみたいと思います。『ザ・3人』です(笑)」
なんて安易な名前だ(笑)。そんなわけで、楽器隊3人で披露された曲は「HONDA2000」。これも新曲なのかな。ちなみにボーカルは良太さん。もちろん、ドラム叩きながら。器用だ。
3人とも、すっごく楽しそうに演奏してました。勢いもすごくある。
ラストのあたりで曲が転調したんだけど、ここから佳人さんもステージに帰ってきて4人で演奏。そして、フィニッシュ。
演奏が終わった後、雅人さんと佳人さんが、
「いやー、ひどい演奏でね(笑)。すっかり楽しいのは自分達だけっていうね」
「なんてオナニッシュな、ね(笑)」
なんて話をしてたけど、そんなことなかったよ。完璧に演奏するばかりがライブじゃないと思ってるから。勢いがあってすっごく楽しかった! って、私は思ったんだけど。
続けて演奏されたのは、これも「Thank you girl!」から「家へおいでよ」。
これもやっぱりあちこち歌詞間違えてた(←やっぱりいちいち細かいヤツ(爆))。でもやっぱりかわいかったよー・・・。最後の歌詞の「君の家にお邪魔するよーだ」ってとこがすごく好き。
さらにこの後演奏されたのが、「欲望」を演奏したときにも話に出てきた、メロディオンズ・エロ系シリーズ(笑)第1弾「love letter」。照明も赤い色に変わった。
でも、思うんだけど、「欲望」を聞いたときにも思ったんだけど、彼らが「エロ系シリーズ」と呼ぶ曲は、エロ系というよりも切ない系。赤いライトに映し出された佳人さんはとても艶っぽいけど、でもいやらしくはない。歌う内容がとても切なくて、歌の主人公が持っている感情がピュアだからなのかな。
とくにこの曲は、ラストでそのピュアな感情が暴走する。その起伏がとても好き。
ここで再びメンバー退場。またアンコールの声が起きる。
でも今度は1分足らずで再々登場。メンバーが全員ステージに揃ったところで、フロア中央あたりにいたお客さんが一斉に「初ワンマンおめでとう!」の心を込めたクラッカーを鳴らした。それを見た佳人さん、感涙にむせびつつ(笑)、
「ううっ、ありがとう」
と、感謝。しかし、クラッカーから飛び出した紙テープが天井にぶらさがっているのを指さし、
「あとであれ片付けるの、面倒だよ?」
と、一言。でもまぁ、それはもちろん冗談で、「なーんてね。みんな、ありがとねっ」って、今度は本当にお礼を言ってた。
「今日こうやってワンマンライブをやってきましたが、こんなに人が集まってくれるとはねっ」
「俺ねぇ、何が緊張してたかって、お客さんが来てくれるかどうかってすごく緊張してたんだよね(笑)。ほんと、どうもありがとう」
初めてワンマンライブをやるときの心境って、本当に複雑でドキドキなんだなぁ。観てる側からってあんまりわからないものなんだけど。
「じゃあ、この中で、最近誕生日の人、いる? (何人かが手を上げたのを見て)あ、けっこういるねぇ。・・・って、そのふりは何だって(←一人ツッコミ(笑))。これからね、誕生日の歌を歌います。今、手を上げてくれた人に捧げます」
さらにこの曲には、途中で輪唱する部分があるそうで。
「今日は、みんなで輪唱やろうか? この難しい輪唱を、やってもいいのかい?」
「イエーイ!」
その返事を聞いて佳人さん、何を思ったかいきなり、
「オイーッス!」
と、いかりや長介(笑)。日頃ピスキッズのライブでケンタさんの「オイーッス!」を聞きなれていた私は、思わず一緒になって「オイーッス!」と叫んでしまった。習性ってのは恐ろしいね(←習性なのか!?(笑))
そんなわけで、曲は「彼女のうた」。この曲がまた、ハモリがきれいでとてもかわいい。
そんで、その「輪唱」というのがどんなかというと、この曲の歌いだし「あー 明日は彼女の生まれた日」というのを、3グループに分かれて繰り返し繰り返し歌うというもの。普段のライブでは、佳人さん、良太さん、雅人さんの順で輪唱してるみたい。
会場のお客さんをたてに3つにグループ分けして、まずは練習。メンバーのお手本をまず聞いて、それを真似て歌ってみる。レクチャーするのは佳人さん。そのレクチャーする様子が・・・歌のお兄さんみたい(笑)。「はい行くよっ、いち、にぃ、さん、はいっ」「声が小さいっ! やる気あんのっ? そんなんじゃ帰らせないからっ!」「おっ、いいねぇ、愛があるっ!」・・・大変だぁ(笑)。
練習終了したところで、本番。メンバーと合わせてお客さんも輪唱して、場内一斉大合唱。すっごく楽しーい!
そして、いよいよ最後のナンバーに入る前のMCで。自分達の着ているTシャツを指しつつ、
「これ、かわいいでしょっ」
「今日は、音響やってるお姉さんも着てますっ」
「つまり、音響のお姉さんも、『メロギャル』だねっ! よかったら、買ってってください」
メロギャルって、メロファンの女の人達をそう呼ぶのかな?
「そして、忘れずにアンケートを書いて帰りましょうっ」
「そうそう、『ボーカルが人形みたい』とか書かないでねっ(笑)」
「そのアンケートが、今日の酒の肴になるからね」
「そう、つまりはね。・・・♪つまりはねっ♪」
え、今の即興? いきなりのことでわけわからんよ(笑)。なんつうか、ハンパな・・・(爆)。
「ワンマン、まさにあなたが主役なんだから!(笑)」
「・・・そうっ、俺の時間だよ。俺のバンドだよっ!」
ちょっとかみしめるように、佳人さんはこう言った。
そして、「ワンマン、ありがとうございました! メロディオンズでしたっ!」と言って最後に演奏されたナンバーは、佳人さんが19才の頃、失恋の経験などを題材に初めて作ったという曲、「僕」。初ワンマンの最後を最後を飾るにふさわしい、ベーシックだけど感動的な曲でした。
最後の曲が終わると、「最後に恒例のやつやろうよ」と言ってメンバーは4人で手をつないだ。そして、その手を上に上げて、叫んだ。
「4人揃って、メロディオンズ!!」
私達は拍手と歓声でステージを出る彼らを送った。帰り際、「本当にありがとう」と言った佳人さんの言葉をうれしく感じながら。
知り合いになったメロファンの人達といろいろ話をしながら、私達はフロアから出ようとした。そのときにびっくりしたのは、良太さんと雅人さんがフロアに出てきてファンの人達や知り合いのバンドのメンバーと話をしていたこと。インディーズのバンドのワンマンライブに来るのはこれが初めてだったので、私はすごく驚いた。
バンドのメンバーって、ある程度の距離があるもんだ、それが当たり前だ、という自分なりの常識を持っていたんだけど、まだデビューしていないバンドの人達は、ステージから下りたら私達と同じ位置に立ってる人達なんだな。なんだか、うれしくなってしまった。
そんなわけで私達は、メロディオンズのメンバーと少しだけお話しすることができました。
私なんかは、雅人さんや佳人さんと地元の話をすることができたし。今度本当に福島でライブやってくれたらいいな。それにこの時、「あー、佳人さんって素直に心から『ありがとう』が言える人なんだな」とちょっと感動もしたり。いい人だ。
スミさんには、以前うちのHPに来ていただいたことがあるので、そのお礼も兼ねつつ話し掛けた。「イクミです」と名乗ったら、すぐに「・・・あー!」と気がついてくれたので、うれしかった。また来てくださいね。
心残りだったのは、良太さんとお話しできなかったこと。なんとなく、話すタイミングを失ってしまった・・・。次のライブの時には、ぜひお話ししたい。
今回のライブの感想は、とにかく楽しかったです。いや、楽しかったからレポにしたんですが。
今まで、「対バンのライブには行かない」と言っていた私が、ドミンゴスが出るという年またぎのライブイベントを見に行って、そこで見つけたいいバンド、メロディオンズ。この時のイベントで自分の好みにはまったのはメロディオンズだけだったけど、それでも、そういうイベントに行けばもしかしたらこんなふうに好きなバンドにめぐり会えるかもしれない。そう考えたら、対バンのイベントもけっこういいのかもな、なんて思い始めたり。
絶対また彼らのライブに行こう。
私の生活の中で大事な存在になるバンドが、この日また増えました。
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*SONG LIST*
1 Words of Love |