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「歌は、生きてますね」

NEW ALBUMレコ発記念ワンマン「LIVE "Folky Atlanta"」
at 下北沢CLUB Que
(DATE:01/09/04)

ヨシトさんソロコーナー

「ありがとうございました」とあいさつして、ここでメンバーはいったん退場。しかし当然のように私達は次の登場を待ちながら拍手を続けました。
1分位したところで、ヨシトさんが一人でステージに再登場。
「アンコールが小さいようだけど(笑)、やってもいいのかい?」
もちろーん! ほんと、メロのお客さんってアンコールが控えめだもんね(笑)。こっちがアンコールを叫んでもまわりがついてこなさそうなので私もついつい控えめになっちゃうんだけど・・・。
ステージ中央には、椅子が一つ置かれています。その椅子に、ヨシトさんはアコースティックギターを抱えて腰掛けました。
「たまにはね、しっぽりと・・・いやいや、しっとりと(笑)一人メロディオンズなんていうのもいいかなーなんて思いまして」
そう言いながらヨシトさんはギターを小さくじゃらーんっと鳴らしてスタンバイ。落ち着いたところでこちらを見回して、
「いやー、こうして座って皆さんを見るっていうのもね、なかなかないんですけども・・・。なんか『高級アコースティックバー』みたいですよ(笑)。みんな飲んでるっ?(笑) じゃあ、一緒に歌いましょう。新しい曲で・・・って、それじゃ誰も歌えねえっつーの(笑)。そんなわけで、最近作った曲で、『ラムネ』という曲を」
首からハーモニカをひっかけて、なんだかちょっと山崎まさよしチック(笑)。曲が始まると、歌詞はすごく日常的な内容で、メロディもほんと「フォーキー」なかんじでほのぼの。私にとっては何だかそんなところがヨシトさんの世界ってかんじがしてとても心地よいかんじでした。

そしてもう一曲ヨシトさんのアコギ1本で「Folky Atlanta」の1曲目に収録されている「接吻」。この曲を演奏する前にヨシトさんは、「女の子とお付き合いとかしていて、例えばケンカとかしてもなかなか男の自分からは謝れない」みたいな話をしてました。
「要するに、男の子ってそういう素直じゃない部分なんかがあって、それでこういう曲が出来ちゃうわけですよ(笑)」
そんなもんなんですねぇ。私なんかは、直接言葉にしてもらわないとわからないようなところがあるんで、だからこういつまでも彼氏ができないんですかねぇ(←半ば愚痴(泣))。ヨシトさんの作る曲に習って男の人の気持ちを勉強しなきゃならないッスね(笑)。

マサトさん

曲の終わりにさしかかるころ、リョウタさんが静かに袖から出てきてドラムセットに向かいました。そして、♪ジャンッ、と曲が終わるのに続ける形で、次の曲のイントロを叩き始めました。印象的なドラムのリズムから始まるイントロはそう、「LIFE」。そのリズムに呼ばれるように、マサトさんとまことさんもステージに現れ、楽器を手に取ります。
「次の曲も、僕の大好きな歌なんですけども。・・・変な話、彼女と別れたりなんかして自分の歌に励まされたりすることもあるんですよね、情けない話ですが。そういう時思うんです。歌には力がある、って。歌は、生きてますね」
それは私もほんとに思う。年を追うごとに、そう思うことがどんどん多くなってきて。そして、好きなバンドはいろいろあるけど、その中でもメロディオンズの曲の歌詞は、ヨシトさんの書く詞は、とくに強く自分の心に訴えかけてくるような気がします。作った本人が励まされちゃうんだから、第三者が聴いたらそりゃあ感動しちゃいますよ! 同じように自分で作詞してる人の中には、たまぁに独りよがりで終わっちゃってる人もいますけど(爆)。

続けてこちらも恋愛色の強い「Break Away」。メロディがアップテンポなのとは裏腹に、実は歌詞の内容は失恋の歌。それでいて、前向き。そんないろんなギャップが余計に聴いてる側を切なくさせるんだよなぁ・・・。
なんでこういう曲を作れちゃうんでしょうね? きっとヨシトさん自身、いろんな経験をして、いろんな思いを幾度となく抱いて、笑ったり、泣いたり、苦しんだりしたんだろうな。

ヨシトさん

アンコールで3曲演奏し終えたところで、再びメンバーが退場。拍手だけのアンコールってのがどうもさみしいかんじがしたので、恥ずかしいのをこらえつつ思い切って「アンコール! アンコール!」と叫んでみました。そしたら案の定誰もついてくる気配がなく(笑)、結局またも拍手だけのアンコール・・・。でも、出来るだけ、メンバーによく聞こえるように力強く拍手を続けました。
すると約2分後、マサトさん、リョウタさん、まことさんがメロディオンズTシャツを着て登場。でも、ヨシトさんの姿はない・・・。
「えー、ヨシト君が、メロディオンズTシャツを探しています(笑)」
さ、探してるってどういう事?!(笑) どっかに置き忘れでもしたのかな??
「ヨシト君はこの後、NEWカラーのメロディオンズTシャツで登場する予定です」
NEWカラーなんてあったの? リョウタさんが着ている赤、マサトさんとまことさんが着ている紺の他に、別な色も作ったの? なんていろいろ予想を立てていた、その時! なんとヨシトさん、上半身裸のままでいきなり袖から登場!!(笑) そして、突然のすごい出来事に驚いた場内全体の「あっ!!」という眼差しに、焦って胸を隠して素早く戻っていきました・・・。その直後、場内大爆笑!!
「・・・『NEWカラーで登場する』って言ったら、本当にNEWカラーで登場したよ(笑)」
「肌色だ、肌色!(笑)」
「本当にそういうことをするヤツだとは、思ってもっっ、いませんでした!!」
マサトさん、つきあい始めて20数年目にして弟の意外な一面を知る(笑)。しばらくして、どうしてもTシャツが見つからなかったらしく「ねぇなぁ、なんか・・・」とつぶやきながらヨシトさんが先程まで着ていたシャツをまた着直して登場。
リョウタさん「ねぇぞ、ほんとに・・・。いじめか?おい(笑)」
「誰かがヨシトのTシャツ隠した!(笑)」
「人気者ですねぇ! 持ってかれたんだよ、ファンに。『ヨシト君のにおい付きTシャツだっ!』って(笑)」
「いらねぇよ!(笑)」「いらねぇよ!(笑)」
そんなことしちゃうマニアックなファンがいたら・・・ちょっとイヤかも(爆)。
「まぁいろんなファンの方がいるかも知れないってことでね(笑)。・・・そんなコアなメロディオンズファンの事を『メロコア』って言うんですけどね(笑)。で、カリスマファンは『カリメロ』(笑)」
おおっ、それは最近メロディオンズオフィシャルサイトの掲示板で盛り上がってた話題ですねっ! 場内あちこちから「あー!」という声と一緒に笑いが。きっとHPの常連さん達でしょう。
「ところで、1回目のワンマン観に来られた人ってどんくらいいますか?」
観に行きましたよー! と、手を挙げた私と友人の他にもあちこちから手が挙がってました。手を挙げてない人も結構いて・・・この1年半の間にまた新しいファンがどんどん増えてきてるってことなんですね!
「もう僕はね、待ちましたよほんとにー! CLUB Queでワンマンライブをやることを! もうかれこれ6〜7年くらい待ちました。そして、アンコールも2回目ですよ。どうですか、これ!」
ワラガイ兄弟場外で大暴れの図(笑)「じゃあ、今日しかやらない曲をやりますか!」
その時、どこかから声が。マサトさんが「えっ?」と聞き返すと、どうやら「ディスコマン!」と言っている様子。ディスコマン? それってもしかして、あの曲??
「ディスコマン?? やんねぇよそんな曲!(笑) それじゃ、いきます!」
マサトさんがそう言った直後、メンバー全員が「ォオオオーーーーーーーーーッ!」とクレッシェンドをきかせて唸りました。そして、「ダンッ、タカタカタカタカタン、ダンダンッ!」というドラムが! うわーー! 「暗闇のディスコ」だーっ!! やらないと言いつつやってくれたんですね! ていうか曲名言い当てられてめちゃくちゃ焦ったろうなぁ(笑)。
3人のメロさんこの曲、アルバムにも隠しトラックとして入ってるくらいだから、本当に聴けるのは今日が最初で最後かも! うわーっ、今日来て本当によかったー!!(涙) この曲めちゃくちゃ好きなんですよぅぅぅぅ。天井ではミラーボールがゆっくり回り出して、そこは本当につかの間のディスコ! ミラーボールの真下あたりにいたお客さんはとても気持ちよさそうに踊っていました。たまらず私も踊り出しました。曲のラストに入るヨシトさんのシャウトも、気持ちよさそうに突き抜けてました。ほんと、最高です!

そのハイテンションのまま、ノンストップで曲は「君は何処へ」へ。歌詞はちょっぴり切ない系なんだけど、あたかもすっごい明るい曲であるかのように盛り上がっちゃうんですよねぇ、この曲! メンバーさん達もすっごく楽しそうだし!
ここに来てようやくの(笑)メンバー紹介も、ヨシトさん、声が裏返るほどに絶叫状態! マサトさんはかけてたメガネを途中でカシャーンッと後ろへ投げ捨てる! この曲のリードボーカルはリョウタさんなのに、「俺が主役」とでも言うようにステージから飛び降りお客さんの間を縫って歩き回り、とかく盛り上がりまくるワラガイ兄弟(笑)。
曲が終わってからも大声で「ありがとうっ! どうもありがとうっっ!!」と連呼する二人の後ろで、リョウタさんが不満げに小さく「俺が歌ったのにぃ・・・」とつぶやいていました(笑)。

まことさん

「あらためまして、今日はこんなに集まってくれて本当にありがとう! 始まる前はいつもドキドキなんですけどね・・・ほんとうれしいですよ。じゃ、これで最後の曲です。・・・今日は、最初は雨降ってたけどね、今はやんで。まさに今日のような歌です」
今日のワンマンライブのラストは、ヨシトさんが言ったようにまさにこの日の天候のような、そしてこれからのメロディオンズの事を指すようなタイトルのついている「雨のち晴れ」。
この日やった21曲のうちのほとんどは、しばらくライブでは封印することになる、と、数日前からマネージャーのさがわさんは発表していました。次のライブからはどんどん新曲を発表していく、と。最後にこの曲を選んだのは、そんなメロディオンズの新しい出発をお客さんに宣言して、自分達でもそれをあらためて確認するためだったのかも。私はそんな気がしました。

そして最後に・・・ステージを降りようとするリョウタさんとまことさんを引き留め、マサトさんが「『ワー』とかやっちゃおうか??」と言ってヨシトさんの左手を取りました。ヨシトさんも右手でまことさんの左手を取り、始めは「何? 何??」と状況がつかめていなかったリョウタさんもここでようやく察してまことさんの右手を取りました。そして・・・。
「4人揃って、メロディオンズ!!」
今回も出ましたね! 妙に感動しちゃいました。まことさん・・・一応サポートメンバーということにはなっているけれど、あなたも立派な「メロファミ」ですっ!

FINISH「4人揃って、メロディオンズ!」

こうして、2時間あまりに及ぶこの日のライブは終わりました。
1年半前にワンマンを観た時にはほんと感動して、「これ以上のものはないんじゃない?!」なんて思うくらい楽しかったけど、今回のライブはその1年半前のワンマンを越えていました。確実にメロディオンズは進化していました。そんな話をライブ後マサトさんにした時に、「そりゃあ成長してなきゃおかしいでしょう、あれから1年以上経ってるんだから」と言われたけど、メロディオンズを成長させたのは、決して時のせいだけじゃないはず。日々成長していくことを目指して、それに向けて励んできたからこその今回の成功だったんじゃないかなぁ。

今日をまた一つのステップにして休まずどんどん進んでいくメロディオンズ。今から次のワンマンが楽しみになってしまいそうなライブでした。


《END》




*SONG LIST*

1 嘘つき女
2 スクーターBaby
3 HONDA2000
4 待ち合わせ
5 ダメな僕さ
6 おなじ空
7 男の子
8 恋に落ちたら
9 パーティーはそのままに
10 Words of Love
11 Green Song
12 恋のアドバイス
13 冬の散歩道
14 僕
--EC・1--
15 ラムネ
16 接吻
17 LIFE
18 Break Away
--EC・2--
19 暗闇のディスコ
20 君は何処へ
21 雨のち晴れ






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