Korn  
 
Korn
Are you ready?という叫びから始まるこのファーストアルバムにはボーカルのジョナサン・デイビスのすさまじい怒りと、それと同じくらい大きな悲しみに満ちている。ジョナサンが冒頭で確認するように心の準備をして聴かないと、足に来るから要注意。詞を書いて歌う事によってジョナサンは救われているんだなと思わされるアルバム。
 
Life is Peachy
このセカンドで、ジョナサンとKORNは怒りを表現するのに言葉も音楽も要らないと証明して見せた。とにかく怒ってる、激怒のアルバム(?)。アイス・キューブのカバーと、Deftonesのチノの参加曲が収録されている。
 
Follow the Leader
バカ売れしたアルバム。今までの凄まじい怒りと悲しみの色は薄まり、ヒップホップとダンス色が強くなって、より多くの人に聞きやすくなった。一日中流していても疲れない。ジョナサンも子供ができて、成熟したと本人も語っていた。Limp Bizkitのフレッドとジョナサンのラップがあって結構カッコイイ。 キューブもラップしてる。
 
Issues
今回のアルバムはジョナサン・デイビスが現在抱えている問題についての曲のアルバム。前作"Follow the Leader"の大ヒットからくる生活の変化や1998年の"Family Values"でのメンバー内での不和などについて歌っている。ひどく落ち込んでいる様子がわかる。前3作に見られるジョナサンの幼児虐待体験からの耳を覆うほどの痛みはあまり聞こえてこない。

 

 

 

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Incubus  
 
S.C.I.E.N.C.E.
90年代らしくヒップホップとメタルが融合した感じだが、Limp BIzkitやKornほどヘビィではない。もっとメロディアスでポップなので聴きやすいと思う。Family Value '98にも参加していたのだが、遅刻して見逃した。
 
Make Yourself
彼らの方向性がハッキリしたなと思わせられた。個人的にはもっとヘビィな方へ進んでいくと思っていたので、ヒップホップをミックスしたようなポップロックっぽくなっていたので結構驚いた。ボーカルのBrandon Boydは声をとても大切にしており、夜更かしをしたりアルコールを飲んだりと喉に悪い事はしないというメンバーのインタビューを読んで、彼らの音楽に対する愛が伝わって来て何か気分が良かった。

 

 

 

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Tool  
 
Opiate
TOOLの名前の由来はlachrymology(泣く事の科学)を人々が理解するのを助ける為のTOOLであればと願いを込めてつけられたらしいが、TOOLの全アルバムを通してその趣旨は貫かれている。そしてその入り口がココ。
 
Undertow
救いようのない大きな悲しみとそれに続く静かな憎しみがメロディアスでゆっくりとしたインダストリアルと共に伝わってくる。雨の日に部屋の中で一人でしくしく泣いている感じ。
 
Ænima
"Undertow"より更に洗練され、より悲しく、より静かに、より狂気を孕んだアルバム。「羊たちの沈黙」や「セブン」などに出てくるインテリジェントな精神異常者の頭の中を音楽にしたらこんなになるんじゃないかと思ってコワくなる。ボーカルのメイナードが地下室に死体を隠してると言う噂が流れるのにも納得できる。

 

 

 

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Powerman 5000  
 
Mega!! Kung Fu Radio
ジャケットのイラストなんかがロブ・ゾンビっぽくってオリジナリティのないのは嫌だとって敬遠していたが、ボーカリストのスパイダーがロブの弟だと分かって、じゃあ似てるのもしょうがないなと思って買ったアルバム。 スパイダーの歌い方もロブに似てる。 音楽はロブ/ホワイトゾンビなんかより、スローテンポでビロビローンって感じ。
 
Tonight the Star Revolt
セカンドアルバム。 結構売れている。 ファーストからの見た目の大きな変化は市場への敏感な(?)対応だと個人的に考えている。 しかしジャケットのデザインは基本的に似ているし、 音的にもファーストの雰囲気を引き継いでいる。 作り方がオタクっぽくて、音楽好きなんだなーと聞いていて思わされる。 声が大槻ケンヂに聞こえる時もある。

 

 

 

 

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Smashing Pumpkins  
 
Siamese Dream
セカンドアルバム。1993年に発売された。音の広がりは"Mellon Collie..."にはかなわないが、なんで当時から注目されなかったんだろうと不思議になるくらいの良い作品。
 
Mellon Collie and the Infinite Sadness
1995年に発売され世界的に大ヒットした2枚組のアルバム。これでスマッシング・パンプキンズの名前を世界中に知らしめた。ボーカルのビリー・コーガン独特のなめらかで良く伸びる声はとても印象的で耳に残るし、サウンドは創造的で、すごく広くて気分の良い所に居るような優しくて穏やかな気分にさせてくれる。しかしスピリットは紛れもなくロックンロールだ。 彼らの音は新しいのにどこかクラシックな感じがする。こういうのがオルタナティブだと当時すごく感じされられた。回転率が高かったアルバムの一つ。

当時髪が長かったので周りの奴等からジェームス・イハ(スマパンのギタリスト。ちなみに日系3世か4世)と呼ばれていたという思い出がある。

 
Adore
"Mellon Collie..."の後期待されていたがそれほど売れなかった。全体的にダークな雰囲気がする。前作が暗闇の中の希望みたいなものを感じさせるポジティブな音だったのに対し、このアルバムではその光を見失ってしまった哀しみみたいな物を感じる。個人的にはそれほど悪くないと思う。オリジナルドラマーのジミー・チャンバリンをクビにした後だったのと、ビリーが丸坊主にした後だったのでそれも影響したのかもしれない(嘘)

余談だがコメディアンのクリス・ロックはこのアルバムを気に入っていて、ビリーに「売れなかったからって悪いアルバムとは限らない」と伝えたらしい。

 

 

 

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God Lives Underwater  
 
Empty
ゴッド・リブス・アンダーウォーターも映画で知った。キアヌ・リーブス主演でビートたけしも出てた「JM(ジョニー・ニモニック)」の挿入歌で使われている"No More Love"って曲にやられた。これもインダストリアルなんだけど、低音がすごくてスピーカーが勝手に動いてしまう。ボーカルのアダム・カリーも「JM」にキアヌを助ける医者か何かの役で出演していたと思う。
 
Life in the So-Called Space Age
1998年にでたセカンドアルバム。なんかテクノっぽくなっちゃってて気に入らない。相変わらずマニアックな存在だ。

 

 

 

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Filter  
 
Short Bus
このアルバムは1995年に発売された元ナイン・インチ・ネイルズのギタリスト、リチャード・パトリックとコンピュータープログラマーのブライアン・リースギャングのユニット、フィルターのデビューアルバム。 NINなんかよりもっと無機質で線の細い感じのするインダストリアル。結構イケる。セカンドが8月24日に発売になる。
 
Title of Record
前作"Short Bus"からかなり変化しているのに驚いた。インダストリアルというよりソフト・ロックという感じがする。フィルター、と言うかリチャード・パトリックの方向性がハッキリしたという印象を受ける。

 

 

 

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Rage Against the Machine  
 
Rage Against the Machine
初めて音楽を好きになった時以来の顔面パンチもろにくらったような衝撃的出会いだった。1995年だった。このアルバムを聞かせてくれたNateとSteveの得意気な顔が目に浮かぶ。ザック・デ・ラ・ルチャのラップっぽい社会的ボーカルと髪型と、トム・モレロの政治的スラッシュギターにやられた。
 
Evil Empire
楽しみにして待ったセカンドのわりには今いちだった。ファーストが劇的すぎたのか。でも相変わらず怒ってるし、啓蒙的。
 
The Battle of Los Angeles
もちろんラブソングなんてない。音楽を通して自分達の社会政治的イデオロギーを伝えていくという姿勢は硬派だと思う。今回のアルバムは前2作よりヒップホップ色が強く出ているような感じ。スピーカーから放たれるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの色あせない問答無用のエネルギーはストレートに鼓膜と心を直撃する。

 

 

 

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Marilyn Manson  
 
Portrait of American Family
マリリン・マンソンの社会に対する皮肉と憎しみがつまっている。まだ未成熟な感じがするが、マンソンのアルバムの中では一番ストレートだと思う。
 
Smells Like Children
カバー曲集。"Sweat Dreams"がイイ感じ。
 
Antichrist Superstar
マリリンマンソンの名前を一躍スターダムにのし上げたインダストリアル色の強いアルバム。NINのトレント・レズナーによって協力、プロデュースされた。荒々しさと鋭さが不思議に調和していて完成度が高い。このアルバムによってマンソンは反キリスト教ショックロッカーとして認識され社会現象にまでなった。マンソンのTシャツを着ていて逮捕される高校生や、このアルバムに収録されている曲を聴いて殺人を侵すティーンエイジャーも出た。(典型的アメリカン)
 
Mechanical Animals
グラムロックの影響が強く、デビット・ボウイのパクリだなどと批判されるが、マンソンは"Antichrist Superstar"とはまた違った方向で自分を表現していこうとしているようだ。自分の事「オメガ」って呼ばせてるし。でも相変わらずライブではTバックで動きまわり、聖書でケツを拭いたりしている。

 

 

 

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Kid Rock  
 
Devil without a Cause
これもヒップホップ+メタル系。キッドは白人なんだけど、金のネックレスに葉巻でなんか黒人チック。とりあえず中指はすごく立てるし、必要以上にF*ckやSh*tを連発する。(悪ガキの基本だから) 

 

 

 

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