|
絶望的な現状から抜け出したいと願う主婦4人が、ひとつの殺人事件を機に引き返せない世界に足を踏み出す、といった犯罪小説。
4人を現状に追い込んだ要因は日常的なものだけに、強烈なリアリティーを感じますし、作品から漂ってくるマイナスパワーは絶大にして圧倒的。
協力することになった4人を結ぶものはあくまで打算。しかも、関わったが最後、破滅に向かっているとわかっていながらも戻ることは出来ない。マイナスパワー全開である。
そして、どうにもならないまま終了。
見事なくらいノワールな内容で面白かったです。倦怠感につつまれながらも緊張感がとぎれないところがよかったです。
|