今月から読後した小説名を先に書いておくことに
します。つまりは雑感を付け加えるかは管理人の
気まぐれに左右されるということ。
その点は今までと変わりませんが、たまにアウトプット
しないと腐ってしまうようなので少しは頑張る所存です。
決まり文句(コピー)
このページは僕が最近読んだ本(小説中心、たまに漫画、聞いたCDも)
を紹介するコーナーです。僕の評価を客観的に把握しやすいように書名の
下に星印を書いていますが、★が1点、☆が0.5点で5点満点としています。
『赤ちゃんをさがせ』 青井夏海 創元推理文庫
★★★★
NHKでドラマ化もされました。
青井七海[スタジアム〜』以来の文庫です。
やはりこの人の作り出すキャラクターは生き生きとして
読んでて気持ちが良いです。
主人公たちは助産婦(今は助産師と呼ぶそうです)。
タイトル通り、赤ちゃんを探したり、母親を探したり、
父親を探したりと大忙しです。
ミステリー色はあまり強くはないですね。
(4月24日)
『レディ・ガンナーの冒険』 茅田砂胡 角川スニーカー文庫
★★
久しぶりのライトノベルズ。
動物に変身する人々とそれが出来ない人間たちが共存する
世界のお話。主人公は貴族のお嬢さん(でありながらめっちゃ
銃の扱いに長けている)で、隣国の幼馴染(長らく会っていないが)
がとてもではないが褒められるとは言えない素行の女性と
婚約されそうだ!という父親からの手紙を受け、慌てて駆けつける。
それを阻止しようとあの手この手を食らうも、雇ったハーフの用心棒たちが
それを撃破してしまうってところです。
ちなみに駆けつけてみたところ・・・と最後にきちんとオチがあります。
まあ、こんなもんでしょう。
(4月19日)
『紅天蛾 新宿少年探偵団』 太田忠司 講談社文庫
★★★
今度は大鴉博士の孫だか弟子だかの少女が敵になります。
少しづつ探偵団のメンバーの過去が明かされそうで、明かされ
なかったりするのがドキドキですね!
登場するキャラも少しだけ肉付けされつつあるので、のめり込み
やすくなりました。
(4月19日)
『雨霧家事件』 太田忠司 徳間文庫
★★☆
狩野俊介シリーズなのですが、主人公は野上英太郎のみ。
俊介君は友人の家の別荘(!)に遊びに行っているので、
ほとんど登場しません。
俊介くんがいないためにガッカリと思いきや、ストーリーとしては
結構面白い。訳ありに見える女性の依頼人が持ってきた写真
に写ってた男の子を捜すという初発のストーリー。
普段は俊介くんがいるためにライトノベルズ風になってしまいますが、
本来、野上さんはこういう大人のドロドロした人間関係を扱って
きたわけですよね。探偵事務所ならば。
(4月15日)
『怪人大鴉博士 新宿少年探偵団』 太田忠司 講談社文庫
★★
今回新宿を騒がす敵は、大鴉博士・・・。
遺伝子レベルで見ると一般のカラスとは違うらしいのですが、
要はカラス使いのオッサンです。きちんと予告状を出して、
カラスに盗ませます。
まあ、何と言ってよいのやら。
相変わらずオーソドックスさはぴか一。
軽いノリで読みましょう。
(4月12日)
『新宿少年探偵団』 太田忠司 講談社文庫
★☆
狩野俊介シリーズとは別のシリーズになります。
江戸川乱歩の少年探偵団への多大なるオマージュが
感じられます。ていうかそれしかないだろう(笑)。
でもう既に言わずもがなかもしれませんが、探偵団
ではありますが、いっさい推理はしていません。
それどころか闘いばかりです。中学生とは思えません。
しかも少年2人、少女2人なので少年探偵団ですら・・。
ストーリーとしては現在の科学とは違うパラダイムで
構成された科学を駆使した者が新宿という街で
大暴れするのを阻止しようというもの。
その科学というのも別にハードSFではないので、
妙に漫画的で面白いのですが、探偵団の子供達の
能力も現実離れしています。特に七月さんは
強すぎです。
(4月10日)
『狩野俊介の冒険』 太田忠司 徳間文庫
★★
短編集です。短編はやはりカミソリのような切れ味が
命だと思います。未だに短編としては北村薫か若竹七海
の作品が心のベストテン1位を争っています。残念ながら
そこにこの作品は割り込むことが出来ませんでした。
がしかし、太田忠司の良さはどんな作品でもオーソドックス
というものを武器にして、それなりに楽しめる作品に仕上げてくる
ことだと思います。この作品集にしてもそう、ショートショートで
デビューのきっかけを掴んだ作者らしいと言えます。
ただラストの番外編は疑問符がつきますね。
俊介くんが大きくなった話は必要かな。長髪になっているし、
トリックも中途半端だし。
(4月8日)
『夜叉沼事件』 太田忠司 徳間文庫
★★☆
今度の依頼人は俊介君の通う中学校の担任の先生です。
23歳の若い女性、というわけでアキちゃんの眉間にスジが
走りそうですね。
それはともかく依頼内容は20年前に死んだ兄の真相を
調べて欲しいというもの。タイトルの夜叉沼はその兄が
失踪した場所でいつしか怪奇現象の起きる場所として
お馴染みなっています。
今回は屋敷が出てきた時点で、また隠し部屋がと構えて
しまいましたが、それは無し。なかなかよろしいトリックだった
のではないでしょうか。ベタベタな気もしましたが。
(4月5日)
『幻竜苑事件』 太田忠司 徳間文庫
★★★
またこのトリックかよ。
と言いたくなる気がします。
両親を殺した犯人を探して、と石神探偵事務所を訪れた
小さな女の子。それに対して数日後、遠島寺家の当主であり、
高級旅館「幻竜苑」を持つ遠島寺重義であった。
というわけで祖母に「お前の両親を殺したのは叔父だ」と吹き込まれた
美樹ちゃんが初登場。今後、俊介くんの同級生として準レギュラーとなり
ます。
少しネタバレ。
トリックとしては、また隠し部屋とか隠し通路などがあります。またかよ(笑)。
大きい屋敷にはどうやらなければならないものみたいです。
(4月4日)
『月光亭事件』 太田忠司 徳間文庫
★★★
先々月ぐらいにデュアル文庫で読んだ狩野俊介シリーズをきちんと
読み直してみようじゃないかキャンペーンが突如僕の中で湧き起こった
ので4月に入ってからは太田忠司ばかり読んでいます。
これが狩野俊介シリーズ第1作目にあたります。
ようやくそれぞれのキャラクターの立ち位置が分かりました。
なぜデュアル文庫はシリーズ途中を刊行するのですか?困ったものです。
とりあえず探偵役は中学生探偵の狩野俊介くん。この作品ではまだ
小学生ですね。6年生の2月だか3月なので、ほぼ中学生ですけど。
彼が引退した名探偵石神法全の紹介で石神探偵事務所の現所長の
野上英太郎の元へやってきたところからお話は始まります。
その野上英太郎さんはいわば保護者役です。
コナンの眠りのオッチャンを想像してはいけません。あれよりは活躍します。
一応、俊介くんは石神探偵事務所の助手ということになります。
あとはアキちゃんか。
彼らがよく行く喫茶店「紅梅」のウエイトレス。
のくせに事件によく首を突っ込み、仕事をさぼりまくる人です。
どうやら野上さんのことが気になっているらしい。俊介くんでも勘付くのに
野上さん本人が気が付かないのが面白いですね。まあ、そういうものでしょう。
忘れてはいけないのが、「紅梅」の気のいいマスター。
ではなくジャンヌ。俊介が連れてきた猫です。ジャンヌも探偵事務所の助手
です。常に俊介と一心同体。でも三毛猫ホームズほどは活躍しません。
事件はタイトルにも表れているように月光亭で起きた殺人事件です。
しかも密室。腕がなりますね。
ただし玄武塔の時にも思いましたが、現実的ではないトリックです。
でもフィクションとしては最高ですね。やはりこうでなければ。
可もなく不可もなく。素直に面白い作品です。
などと偉そうなことを書いておしまい。
(4月3日)
『ホロウ・ボディ』 米田淳一 ハヤカワ文庫
★☆
『エスコート・エンジェル』の続編。
シファとミスフィの物語です(下↓で書くの忘れましたが、ミスフィは
シファとは双子の関係です。とにかく無口)。
今回は首都にしかけられたバイオテロをいかに排除していくかという
のが役目です。それに対してシファたちは一応は重要機密なので
隠蔽すべきだというお役所が壁になったりならなかったり。
どちらにせよ相変わらずの無敵っぷりで事件を解決するわけなので
すが。
しかし今回は少し幻滅した部分が多かったと思います。
『ドラえもん』が語り継がれているのは良いのですが、2ちゃんねる用語が
日常語として使われているのは如何なものか。
そんな「がいしゅつ」だなんて・・・。
現実世界との無意味なリンクは興ざめです。
(4月2日)
『エスコート・エンジェル』 米田淳一 ハヤカワ文庫
★★★☆
心を持つロボットたちのお話です。
舞台は22世紀。首都機能は淡路へと移転され、東京は3都として
数えることすらなくなった時代です。東京にあるのは皇居だけのようです
(ていうか一応、天皇いるんだね)。
ワームホールと呼ばれるもので異空間とつながっていることによって、
機能のほとんどをそこに置き、こちらの空間において言えば外見上は
人間の女性と変わらない。それが主人公であるロボット、シファです。
とりあえず無敵です。戦艦級の火力を持っているそうです。
並の人間が襲ってきてもびくともしません。周囲にはシールドを張り巡らせ
ているし、空も飛べるし。
感情もあるし、大卒だし。
さらには彼氏持ちだし。
本作では初の任務がアフリカの小国の王女を護衛することと襲撃者から
相手一味を一網打尽にすること。
読んでいて楽しかったと言えますね。
しかし、ヘッドフォンをつけることによって脳に直接アクセスする(のだか
何かをして)視覚上にパソコンの画面のようなものを表示させる装置が
出てくるのですが、ウイルススキャンなども何もせずに王女にそれを
やらせたのには驚きました(しかも電気店の店先で!)。
(4月1日)
今まで。
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