〜紫の方程式〜
1999.11.15 SUN
なんて素敵な夜なの… ふぅ

いつか会います三輪様に。... とみっちーが雑誌で云ったことから、
このステージは実現したそうだ。そしてその みっちーが憧れてやまない三輪明宏さん
とみっちーの初対面となる記念すべきステージがついに始まった。
初めに紹介されたのはみっちーで、フリルのついた白いブラウスに、脚の線がくっきりでる
黒のパンツ姿で登場。みっちー曰く礼を尽くした恰好だとか。
確かにみっちーらしくて、元王子と言えども、まさに王子さま という衣装だった。
ちょっと緊張している様子のみっちーは、この時「かなりテンパッてます!!」 と言っていて、
なんか可愛かった。そして三輪さんの登場。三輪さんは、全身紫のドレスで髪は金髪
席が後ろだったので、2人のメイクやアクセサリーまではちゃんと
見えなかったのが残念で、やはり、オペラグラスは必需品だと痛感した。
始まる前にみっちーが三輪さんの楽屋に挨拶に行くと、「舞台で、巡り合いましょう。」
と云ったそうで、このステージが本当にはじめての対面の場となった。
実は前に会っているのに舞台で白々しく「はじめまして」と言うのは、ヤラセ番組の様で
イヤだったとか。なんて素敵な配慮なの っと感激した。
そこから話はどんどん発展し、政治のはなし、音楽業界のはなし、最近の若者のはなし
三輪さんの生い立ち、などなど… 三輪さんの毒舌トークが炸裂!とどまるところを知らないっといった
感じで、あのみっちーでさえも「僕は、そこまで言ったことない...。」と言うほどだった。
盛り沢山の話だけれど、どれも最終的にどれも一環したテーマがあって、
それは、教養があり、常に美意識を持った人間であれ。っと言うことだった。
良い本を読み、良い絵を見て、良い音楽を聴く。
これを常に心掛けていれば、自然と教養は身に付き、誰と話をしていても会話が弾む。
そして、身の回りには常に美しいものを置いておく。
そうしていると、その人の雰囲気も美しくなるという。人は、普段の生活も含めてその人の雰囲気を
つくりだすのだから。
例えば、同じ様にスーツを着ていても、学校の先生と、サラリーマンではなんか感じが違う。
先生は普段チョークを持ち教壇に立って授業をしている雰囲気が染み付いていて、
なんかサラリーマンじゃない。とか、先生っぽいとか感じる。
つまり、「〜っぽい。」と言うのはこういうことなんだそうだ。
その為に、三輪さんはお金がない頃でも、自分の部屋には自分でピンクの布を買って来て、
カーテンや電気スタンドカバーなどを作って置いておき、ショパンをよく聴いていたそうだ。
「だから、ショパーンっって感じがするでしょ
っと言い、あなたはどんな感じ?っとみっちーに聞くと 「ジャパーンって感じです!」
と答えて、お〜、さすがみっちーっと会場はかなりうけていた。

最後に SNOW KISS を三輪さんへ捧げる為に歌ってくれた。
思いがけない歌のプレゼントにみんなの歓声が飛ぶ。
なんだか張り詰めた雰囲気の中で歌が始まった。きっとコンサートで歌うより
かなり緊張していたと思う。みっちーの緊張がなんだかこっちにも伝わってくる様だった。
でも、その分ひとこと一言がとても丁寧で、三輪さんのことを本当に尊敬している
ことがすごく良く分る。
途中で三輪さんの目をみつめる。語り掛けるように、きちんと思いが伝わるように
今日の出会いに感謝するように、憧れの人に向けて歌われるバラード。
間奏の終わり頃、座っている三輪さんの手にひざまづいてみっちーはキスした。
すごく綺麗で絵の様なその光景は、きっと自分の美学を貫いてきた2人だからこそつくれるのだと感じて、
あらためて、SNOW KISS が忘れられない曲になった。

曲のお礼にと今度は三輪さんが、なんとアカペラで 愛の讃歌 を歌ってくれた。
初めに、歌詞の意味が解るように日本語を説明した後、フランス語での歌が始まった。
低く、力強い歌声が、会場に響き渡った。
赤いライトに照らされたステージには、みっちーの凛とした横顔の影が映し出され
その前に立つ紫色のドレスの三輪さんの歌の迫力に、涙がでそうだった。

そして、おまけのプレゼントタイム!
三輪さんからは、サイン入りの本を。みっちーからはサイン入りのJACKのポスターと
夏のツアーのパンフレットだった。パンフレットをプレゼントするときみっちーは
三輪さんにその写真を見せて「これ、明智っぽいでしょ」っと言ってた(笑)。
当たった人 いいな、いいな、欲しかったなー 私も。

この日は、いつもとはちょっと違ったみっちーの一面を見ることができたような気がする。
みっちーの話はそんなに多くなかったけど、三輪さんの言葉に「分かります。分かります。」と
力強くあいづちを打つ姿が印象的だった。
このSHOWの終わりに、みっちーは「卒業式のような気分です。」っと言っていた。
よかったね、みっちー。

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