サクシノハナミチ
たかが歌詞、されど歌詞。
歌が音と言葉でなにかを伝えるためのものであるとして、
単純に考えれば言葉はその伝達の半分を担うことになるはず。
つまり、どんなに素晴らしい楽曲ができても、
歌詞があまりにへなちょこであれば全部ぶちこわし。
逆をいえば素晴らしい歌詞は楽曲を2倍も3倍もよくすることができる!
ということです。と、それらしい前置きをしたところで、次いきましょう。
三級への道
感情のままに書け!
歌は魂の叫びなのです。
思ってもないようなことを書いたところで、人には伝わらないのです。
思いのままに叫ぶのです。
話の流れからこれが最初に来てますが、
はっきりいってこれがきっちりできていれば卒業です。
二級への道
文字数を考えるべし!
歌詞の文字数と歌のリズムとは当然ですが密接な関係にあります。
歌詞ののせかたによって多少は融通もききますが、
同じメロディーラインでも歌詞の文字数がが2倍になれば
はっきりいって別物になります。
ある程度文字数はそろえましょう。
でもあえて文字数を変えることで、変化をつけるってのも
テクニックとしていいんじゃないでしょうか。
一級への道
自分の言葉で書け!
言葉というのは、人それぞれが生まれてから
今に至るまでに育ててきたものなのです。
即ち、言葉とはあなた自信の分身でもあると言えるでしょう。(偉そう)
だから誰かの言葉を借りてきて使ったところで、その言葉の経験値は0、
レベル1の状態です。パクリはいけません。
例えば「手首から流れる血」という言葉。
こういうのは自殺願望系ビジュアル系などでたまに聞きますよね。
自殺未遂の経験でもあれば、その心境などよくわかるのでしょうが、
幸いにしてその経験がない人にこの言葉は使えません。
また自殺未遂経験がない人にもたぶん伝わらないです。
だからって、よいこのみんなは試しにやらないでね。
初段への道
国語の勉強を思い出すべし!
この辺からちょっとテクニカルな話になりますが、
やってることは中学の国語でやった程度のレベルですので安心してください。
それでは、あらためて
対句法を使うべし!
なんだっけと思い出せない方もいらっしゃるでしょう。
簡単にいうと
(1番)晴れの日には〜
(2番)雨の日には〜
のように対になる言葉です。
歌詞につまったときに便利です。
二段への道
擬人法を使うべし!
人間じゃないものを、あたかも人間として扱う、ってやつです。
昨今話題のマッキーのHUNGRY SPIDERなんか代表的だと思います。
自分の感情やらなにやらを、動物やら虫やら飛行機やらに乗り移すのです。
これによって歌詞の世界は、人間界をはなれて宇宙でも何処でも
いけるってわけです。
三段への道
季語を取り入れるべし!
俳句に季語はかかせません。とはいえ必ずしも歌詞に季語はいりません。
しかも勉強しないとわからないような、いわゆる俳句の季語は
使わない方が賢明です。
ですが、季節のあるの歌をつくろうと思ったとき、
季語はイメージを膨らませるための小道具して大きな働きをするのです。
例えば夏なら、花火、うちわ、蝉時雨、夕立・・・などなど。
ただしあんまり在り来たりのものを連発すると、
曲自体の印象が薄くなるので気をつけましょうね。
(海、波、空、風とか)
四段への道
韻を踏むべし!
漢詩なんかによくでてくる言葉の最後の音をあわせるやつです。
最近何処にでもでてくるDragon Ashのケンジさんが
よくやってるやつです。
ラップだけじゃなくて、いろんなところで使えます。
人生、反省、完成、のように最後の2文字をあわせるのが一般的です。
また上のようにきっちり[sei]で韻をふまなくても、
[ei]、[kei]、[tei]と母音だけあわせるのもありです。
これにより、歌詞に独特のリズムが生まれるのです。
とまあ、偉そうなことをつらつらと書いてきました。
ここでは自分の勉強のためにとやってみましたが、
いたらぬ点も多々あると思いますので、お気付きになられた点、
御意見、御感想、苦情等ありましたらこちらまでお願いします。
最後まで読んでくれてありがとね!