| Dark Horse/東芝EMI TOCP-67074 【12th album】 |
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Brainwashed 2002
Any RoadVatican Blues (Last Saturday Night) Pisces Fish Looking For My Life Rising Sun Marwa Blues Stuck Inside A Cloud Run So Far Never Get Over You Between The Devil And The Deep Blue Sea Rocking Chair In Hawaii Brainwashed |
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<解説> 15年ぶりとなる本作は、ジョージの遺作となってしまった。生前より20数曲を収録した"Your Plannet Is Doom, Volume One"もしくは"The Portrait Of The Leg End"というアルバムを製作中であるとコメントしていたものの一部がこれにあたるのだろう。(もちろんタイトルはジョークだろうが) このセッションは98年ごろにスタートし、手持ちの曲の中から徐々にレコーディングを重ねていったようだ。この時点でセッションに参加していたのはジム・ケルトナーのみで、ドラムス以外の楽器はすべてジョージ本人が担当していた。あるいは息子のダニーは参加していたのかもしれない。 j想像の域を出ないが、発売までに時間がかかったのはジェフ・リンらがいろいろなアレンジを試行錯誤した結果なのではないだろうか。ジョージ本人はこれまでよりもラフなな仕上げを望んでいたようで、出来上がった音も必要以上にシンプルだ。結局あとを託された形となった盟友ジェフ・リンと息子ダニーは、最終的にリンらしいまとまりのあるアルバムに仕上げつつも、1年かけたとは考えにくいようなシンプルなアレンジに終始ている。 "Rising Sun"、"Never Get Over You"のようないつまでもファンの心をくすぐるジョージ節全開の曲もさることながら、愁眉は何といっても円熟味を増したジョージのスライドギターで、"Marwa Blues"を筆頭として全篇で聴くことが出来る響きはもはやジョージのギターにケチをつける人間の存在する隙を与えない。 "Between The Devil And The Deep Blue Sea"のみ、このセッション(と呼んでいいのかわからないが)の録音ではなく、生前最後の発表曲"Horse To The Water"でも共演した、ジュールズ・ホランドのTV番組「ミスター・ロードランナー」向けに91年に収録したときのもので(92年6月6日オンエア)、晩年のジョージのお気に入りであるウクレレを手にうたっている。オリジナルはCab Callowayが1931年に発表したもので、アルバム中唯一のカバー曲になっている。
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| ◆コード譜◆ |