| Apple/東芝EMI TOCP-6953 【5th album】 |
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Dark Horse 1974
Hari's On Tour (Express)Simply Shady So Sad Bye Bye, Love Maya Love Ding Dong, Ding Dong Dark Horse Far East Man It Is "He" (Jay Rri Krishna) |
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<解説> おそらく、(インストの2枚を除いて)ジョージファンに対して最も評価が低いのはこのアルバムだろう。ジョージのソロデビュー後初のツアーに向けて発表したこのアルバムの最大の欠点は、ジョージの多忙さによるアレンジの練りの甘さにある。 新たな自身のレーベル「ダーク・ホース」の立ち上げと、その所属ミュージシャンのプロデュースに追われ、アルバム自身は時間的制約の中でのツアーに向けたライブ感の強いものとなるなど、ちょうどビートルズの"Let It Be"の頃と状況がよく似ている。"Let It Be"との最大の違いは、スマッシュヒットとなる曲の存在の有無だろう。 ジョージはこの頃声帯を痛めており、このアルバムやツアーで聴かれる"Dark Hoarse(暗いしわがれ声)"と揶揄された声がさらに評価を落とす結果になったと一般には言われているが、個人的にはそうは思わない。 普段の線の細いボーカルに比べ、このハスキーな声はジョージ自身もある意味気にいっていたらしく、いい味を出している。やはり惜しむらくは練りの甘さか。 収録曲の中でまあOKを出せるのは、ツアーより前に録音できた"Hari's On Tour"、"Simply Shady"の2曲と、"Far East Man"や"So Sad"といったほかのミュージシャンとのセッションの中で産まれた曲くらいである。他の曲も曲自体は悪くないのだが、いかんせん出来が悪すぎる。 逆にツアーを通して練り上げられていったそれらの楽曲は、ツアーの後半にもなるとアルバム収録のものより出来がよくなってきており、むりにスケジュールを押してツアーにアルバムを間に合わせるよりも、ツアー後にライブアルバムを出した方がはるかに賢明な選択だっただろう。
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| ◆コード譜◆ |