Dark Horse/Warnar Bros. WPCP-4381 【7th album】
Thirty-Three & 1/3
1976
Woman Don't Cry For Me
Dear One
Beautiful Girl
This Song
See Yourself
It's What You Value
True Love
Pure Smakey
Crackerbox Palace
Learning How To Love You

<解説>
 1作ごとにガラッと雰囲気を変えていくジョージのアルバムだが、このアルバムは前作の反省を踏まえてか、これまでで一番明るくポップなアルバムになっている。ただ、前作、前々作の失敗が足かせとなって、決して大成功というわけにはいかなかった。
 各々の楽曲の完成度は非常に高く、"Beautiful Girl"、 "This Song"、 "Crackerbox Palace"など、ヒット性のある楽曲も揃い、アルバム自身は米ビルボード誌で11位まで上昇するなど健闘したのだが(それでも"Dark Horse"、 "Extra Texture"より低い)、どういう訳か今も昔もこのアルバムに対する評価はあまり芳しくない。
 コンセプト、トータル性の希薄さがその原因として指摘されているが、個人的にはもっともお気に入りの一枚である。

 ワーナー移籍後初のアルバムとあってか、このアルバムからはこれまでで一番多くのシングルカット曲が産まれている。
 またこのころからジョージはプロモーション・ビデオに力を入れ始め、"This Song"や"Crackerbox Palace"などで実に楽しい映像を見る事が出来る。
 "33 & 1/3"というのは、LPレコードの回転数で(ちなみにシングルは45回転)、この当時のジョージの年齢とかけられており、ジャケット中の写真ではジョージを"33 & 1/3"という見出しを付けて紹介している。



Dark Horse/東芝EMI TOCP-67335 【7th album(remastered)】
Thirty-Three & 1/3
2004
Woman Don't Cry For Me
Dear One
Beautiful Girl
This Song
See Yourself
It's What You Value
True Love
Pure Smakey
Crackerbox Palace
Learning How To Love You
Tears Of The World*

*bonus tracks

<解説>
 長く廃盤状態になっていたワーナーブラザーズ時代のCDが、2004年にリマスターされてようやく復刻した。日本盤はコピーコントロールCDのため不人気だが(個人的にはコピーするわけではないのでどちらでもいいのだが)、ようやく復刻したことに関しては実に好意的に迎えられ、多くの雑誌で特集が組まれた。
 リマスターに関しては、年代的に新しいこともあり、"All Things Must Pass"の時ほどのインパクトはないが、左右の分離が心なしよくなり、パーカッションの音などがクリアになっている。また、ジャケットに関しては、LPではカラーだったがワーナーのCDではなぜか白黒になっていたインナーの写真がカラーに戻っている。
 ボーナストラックの"Tears Of The World"は、"Somewhere In England"からもれた曲で、後に"Songs By George Harrison 2"にリミックスバージョンが収録された曲だが、このアルバムに収録された理由がまったくもって不明。オリジナルのレコードが発売前にA&MからWarnerへ急遽移籍になったことも関係して、使用できる音源が見つからなかったのかもしれない。ちなみにこの"Tears Of The World"はりミックスバージョンではなく、オリジナルのリマスターのようだ(ややこしい)。



◆コード譜◆

Beautiful Girl
Learning How To Love You