DARK HORSE / CCODC-05
GEORGE HARRISON ANTHOLOGY
It Don't Come Easy*
Gopha Krishna
Dehra Dun
Going Down To Glders Green
Get Back**
Window, Window
Everybody, Nobody
Mother Devine
Cosmic Empire
Tell Me What Has Happend With You
Everytime Somebody Comes To Town***
I Still Love You
Down To The River
Miss O'dell
Flying Hour+
Lay His Head
Life Itself
Shelter In Your Love++
Someplace Else
Abanedoned Love***
Maxine++
<解説>
|
ジョージ・ハリスン未発表作品を集めたアルバムである。ビートルズの「アンソロジー」とは異なりライブからの音源はなく、公式に発表した曲の初期テイクの類もほとんどない。どちらかというとこの「ジョージ・ハリスン・アンソロジー」はジョージの未発表曲を選りすぐったアルバムといえる。 なにより驚くのは、何故こんないい曲をリリースしないんだろうかという曲ばかりだということである。 |
|
It Don't Come Easy
ご存知リンゴ・スター作の大ヒット曲(英・米共に4位)だが、この曲のプロデュースを担当したジョージは、自らベーシックトラックの上にリンゴのためにガイドボーカルを録音している。これが下手をするとリンゴ自身の正式のバージョンよりもいいのだから困ったものである。
Dehra Dun
ジョージのプロデュースにより全世界で大ヒットしてしまった、本物の坊さん集団「ラダ・クリシュナ・テンプル」のシングル"Hare Krishna Mantra"のセッション中に録音された未発表曲。おそらくは1969年の3月〜4月頃の録音だと思われる。
Going Down To Golders Green
ラダ・クリシュナ・テンプルと同じく、ジョージがプロデュースしたアップルレーベルのミュージシャン、ドリス・トロイのデビューアルバムのセッションから。1969年の10月〜12月頃の録音だと思われる。
Window, Window
自らのビートルズ解散後初のソロアルバム「オール・シングス・マスト・パス」に向けてのデモで、基本的にギター1本による弾き語りとなっている。これがまたジョージの線の細いボーカルにマッチして実にいい味を出している。
I Still Love You
同じく「オール・シングス・マスト・パス」セッションからで、ジャム・セッション的に演奏されているもの。おそらくアレンジを模索している段階なのではないだろうか。
Miss O'dell シングル"Give Me Love"B面曲だが、ジョージは歌っている最中で笑ってしまい、歌詞がところどころとぎれていまっているので、笑っている部分だけとり直したのがこのバージョン。あまりに露骨に笑っているところだけを録音し直したためか、結局ジョージは笑っている方を正式に発売した。
Flying Hour
ワーナー側の以降により再編集される前のアルバム「想いは果てなく〜母なるイングランド」より。
Life Itself アルバム「ゴーン・トロッポ」からのデモで、唯一ジョージのデモとしては公式に発表されていた(豪華本"Songs By George Harrison"に収録)作品である。ジョージが一人ですべての楽器をマルチトラックで演奏しているのだが、ドラム音がリズム・ボックスによるポコポコとした音である以外は、アルバム収録の物とほとんど変わらない。
Shelter In Your Love 自作曲"So Sad"を提供したこともある元テン・イヤーズ・アフターのギタリスト、アルヴィン・リーとの共作曲で、おそらくは彼の86年のアルバム"Detroit Diesel"に向けたセッションでの録音。
Someplace Else ジョージが音楽を担当した映画「上海サプライズ」より。映画の中で挿入歌として何回か断片的に聴くことが出来る。アレンジに関しては、ある種未消化という感も否めず、のちにアルバム「クラウド・ナイン」に収録されたバージョンに聴きなれると何か物足りなさを感じてしまう。
Abonedoned Love 75年のボブ・ディランの作品のカバーだが、完成度が非常に高く、公式発表しても何ら不思議ではない。これは映画「ポーキーズ・最後の逆襲!」のサントラの一つとして録音されたが結局お蔵入りし、映画には同じくボブ・ディランのペンによる「青春の想い」が劇中でわずかに使われている。
Maxine
トラベリング・ウィルベリーズのセカンドアルバム「ヴォリューム3」セッションより。一説によるとデル・シャノンがこの曲のセッションに参加しているらしいが、真偽のほどは定かではない。 |