Dir en grey

2001.02.13 大阪厚生年金会館

tour 00>>01 MACABRE
brain gain(er) brain drain(er)


我ながら、何に負けたんだか解らない。
私のMACABREツアー10本目。中盤の中弛み?
心斎橋MUSE HALLでのライヴを見た直後の物理的距離?
それともメンバーの浮き沈みに左右され過ぎた?
…結論から言うと、今日のライヴはそれなりに盛り上がった。良いライヴだったと言えるだろう。
でも私は満足できなかった。「楽しかった」「良かった」漠然とそういう感想があるだけで、 それ以上のものが得られなかったのだ。本編も最後の方はとりあえず考える前にワーッて暴れる ことができたのだが、そこまでは全く自分の集中力が続かなかった。気が付いたらステージを眺め ながら全然違うことを考えていたりして、何度雑念だらけの自分を叱ったか解らない。 …あくまで私個人の話だから、ステージが相当酷かったとかそういうことでは全然無いからね。 この日行った方で気を悪くされた方が居たらごめんなさい。

京くんは7:3に撫でつけた髪に眼鏡、白ブラウスに黒ジャケ。口にはもうお馴染み酸素マスク。
薫くんは心ミューで全下ろしや全立てを披露するもやはり編み込みアタマに戻っていて、 黒で袖部分が網になっているラメ入り衣装。
Dieくんは蛇柄を型押ししたレザーのジャケット×パンツ。髪の毛は少し後ろに流す感じで 半立て程度。
Toshiyaの衣装は私が初めて見たものだったのだけど、青系の…タータンチェックかねあれは。 ロングワンピ(アウアアかな…)。
中には革パンを履いて、髪の毛はマリモとストレートエクステンションの重ね付け。
Shinyaは前にも気になってて、でも幕演出のせいで(笑)見えなかった白ジャケット。
アップにした髪には派手なエクステンションは無し。…可愛いなあ嬢…。

ステージ下ろされた幕の向こう、DeityMACABRE -蛹ノ夢ハ揚羽ノ羽-で始まったライヴは、 身体の奥深くに生まれた熱をCageで更に内側から熱する、 今回のツアーでのスタンダードなセットリスト。京くん真正面・超ど真ん中の席だったけれど ステージ全体を綺麗に見渡せる良い場所だった。
いやもうCageの薫氏はむちゃくちゃ面白くて素敵でなあ。自分の立ち位置内を落ち着き 無く右往左往してみたかと思えばがくんと腰を落として腕を盛大に羽ばたかせ、テンションの 高揚を何に向かって発散しているのかねと問いたくなるような…だってアンプとかマイクスタ ンドに向かって煽ってるように見えないか(謎)。…あ、マイクスタンドじゃなくて、その根元に 鎮座してるhideちゃんか(爆)。
最後のキメに合わせてくるりとターンしてみせたToshiyaさん、ワンピのフレアな裾がひらりと 舞って非常に綺麗。同じひらひらでも赤タータンチェックのミニよりも全然こっちのほうが 好きだな(笑)。最近身体を鍛えたのか彼は非常に男らしい身体つきになったと思うので、 過剰な露出よりもこういうラインを綺麗に見せる衣装のほうが断然格好良いと感じるのだが。 だって背が高いし手足長いし、抜群の素材なんだもん。それも才能のひとつだよ。一番活かせる 方法で存分に武器にしてやらないと(笑)。

「久し振りです大阪…ゼップぶりです。」
京くんのMC。年末のバナナホールや一昨日の心ミューは数に入らないんですかね京さん(笑)。
「バナナはおやつに入らない」の原理か(不明)。
「ゼップのときは凄い楽しかったんで、今日も熱いライヴをしたいと 思ってるんですけど…キレる用意はいいですか。」

シングルのSEからのフルサイズで…なのだが、Shinyaが 入りのシンバルカウントを妙に速く刻んで「おおおこのまま始めたらすっごいハシるぞ!ハシリ屋 Shinya復活か!」などとちょっと期待(何故)したのですが、演奏が始まったら帳尻合わせでテンポを 落としてたよ…残念(謎)。ギターソロでのDieくんとToshiyaは、向かい合ってお互いが左右に軽く ヘドバンをする程度の健全な絡み。最近突拍子も無いことはやらなくなったね。良い傾向です。
Schweinの椅子になると一気にステージを横断するくらいの勢いで 走り出すシモテーズ。厚年はオケピットも全部埋めてステージにするので、最前の客はそりゃもう メンバー触り放題くらいの勢いでかぶりつき。メンバーも嬉しそうに前のほうまで出て来てたねえ。 …掴まれるぞ。(2/11 心斎橋MUSE HALLレポ参照。)

弦楽器隊が一斉に楽器を持ち替えてHydraへ。やっぱり メンバーが一斉にヘドバンしてる姿は格好良いわ…。
ここまで来るとこの先5曲はセットリストが読めるってなもんで(笑)、Shinyaがカウント打つ前から 振り付けを身構えることすら容易なegnirys cimredopyh+an injection。 いやしかし京くんの振り付けはますます身のこなしに「キレ」が要求されるようになってきています。 最初は指先をくるくる回すとかの凄い可愛い動きだったのになあ、って(笑)。「肉と腐乱のカタマリ」 の歌詞を飛ばしたものの、「18を過ぎても」は非常にすっきりと爽やかに(内容は全然爽やかじゃない)、 股間を撫で擦りながら…そして律儀にビニ本をぴょこっと開きながら(←愛)唄いきって下さいました。
…あ、今日のリズム隊ソロ部分はToshiyaさんがちょっと…ちょっと見失ってた(笑)。
ていうかそこに入る直前のギターの「ちょりーん」も悪いんだよ!なんだよあの変な音(笑)!>Dieくん

audrey理由と、 Dieコーナーへ突入(違)。…だけど本日のDieくんのバイオリズム最下部は、理由だったのでした。 …珍しいよね。いっつもあんなノリノリで弾いてるのに。 スタンドからピックを荒々しくもぎ取る のが見えたからヤバいなって思ったら、もうギターの弾く姿から尋常じゃないオーラが出てて。 表情を伺うまでもなく怖かった…そんな無茶な弾き方して弦でも切ったら、また苛立つくせに。 負の感情を自分の中だけでぐるぐるさせるのは見てる方も辛いんだからさ。曲を弾き終えたら ピックを足元に投げ捨てて、ギターを下ろす。
幸いにも直後がMCだったから…少しはアタマ冷やしたみたい、かな。

MCは恒例のアンケート読みコーナー。京くん、なんかいっぱい持ってるんすけどアンケート。
「『本当に富山出身なんですか。』本当に富山出身です。
 『京くんが裸ナースして』お前がしてから言え。
 『ブラにエプロン。下は着なくていいんですか。』勿論着ないほうがいいです。解りきったこと訊かないでください。
 …僕のところに『怖い、もう無理』って書いてるんですよ…無理って…(笑)。お前の方がもう無理やっていう。」

続けざまに読んで、読み終わった傍から足元にポイポイアンケートを捨てていく京くん。
「あと僕のとこに『京くんが邪魔でToshiyaくんが見えない』って書いてるんですよ。 それはいいんですけど、『アンケート読んでくれたお礼に、今日はちょっとだけ京くんを見ました』って… 僕が前、こいつのアンケートを読んだんですよ。そしたら、そのお礼に、Toshiyaを見ないでちょっとだけ 僕を見たっていう………死んでくれ。」
ようそんなこと書くなあ。読まれ目的のファンがどの程度増長してるのかなんて考えたくもないネ☆

男居ますか、と京くんが訊くと、会場から野太い歓声。
「そこの人は元気ないみたいですねえ。」
と京くんが前の方に居た野郎を指差すと、全然関係ない後ろの方から「ウヲーッ」という歓声。
「いやお前じゃない…お前に聞いてへんし…超ムリ。」 ←笑!

次が蛍火で、ある意味助かった。冷やせ冷やせ今のうちに アタマを冷やせーっ(切実な念)。…と、ひとまず手の中でピックを弄びながら寡黙にギターを 弾いているカミテ氏の持ち直しに期待しながら、ここでのわたくしのステージ鑑賞ポイントは ストリングスとベースが絡む間奏部分で忙しなく動く、京くんの手。それも手のひら。
セットリストに救われたかも。childrenに入った頃には Dieくんに、徐々にバイオリズム上昇の兆しが見えて一安心。それにしても京くん、冒頭部分で ヘドバンし出したは良いが左右に思い切り動き回りながらヘドバンというかボディバン(笑)。 変な暴れ方でフラついているように見えるよ…面白いよ貴方…。サビと間奏の間の 「ラーラーラーラー」も巻き舌で「ゥルァーラーラーラー」 みたいな…どうした(笑)?!
薫んは期待を裏切らずにキメに合わせて盛大に足を揃えてジャンプしてみせてくれた。しかし低い(笑)。
サビでは京くんの隣にいつものようにToshiyaがご来訪…なのだが、逆隣に何故かDieくんも 並んで来たために、博愛主義の京くん(違)はどっちにも仮面を被せず、どっちにも「なかよしこよし」で 懐かず。こらこら京くんを困らせちゃいけませんよ(笑)。

MASKの振り付け、イントロや間奏で両手を左右に出す京くんの 指が二本になったのはもう彼の中で固定されたようですが、「Sweet life Mad life」ではどうも 適当らしく、今日は最初二本指でやってみたものの途中で一本に直してました。試行錯誤中。
ソロ回しは本日も指名制!ビバ指名制!この瞬間ステージマスターはShinyaだ(謎)! 今日は真っ先に指名されたものだから京くん非常に嬉しそうでなあ。真っ先にソロり終わった後は アクセル全開のぷりぷり踊り。順番は京→薫→タクマ→Die→Toshiya→Shinyaでした。
Berryが崩れた。サビが終わったところでDieくんが…自分の シャウトを入れるタイミングを見失ったのだ。Dieくん以外であのタイミングでシャウト入れてるの って誰だっけ、Toshiyaかな(←見てないらしい(笑))。そっちはちゃんと合ってたんだけど、Die くんが半拍遅れたために 「ラズ「ラズ!」 「ラズ!」 …いや、声多いよ…(笑)。
そして京くんに撃ち抜かれに中央へ寄っていたDieくんは、ピストルをこめかみに突き立てられて 「お前から撃ち抜こうか」って言いながら…「お前」で自分を指差して嬉しそうに笑っててなあもうオイ(謎)。

蒼い月が始まるとそりゃもうオケピットをフル活用して 弦楽器隊と京くんは客に掴みかからん勢いで前線に飛び出して来る(そしてたまに掴みかかられる(笑))。 …とにかくDieさんがいつも以上に弾いてなくてなあ…両腕を差し出しては前後ろ二階三階と くまなく客を煽り、Toshiyaを挑発し、薫んに絡み。バイオリズム絶好調上昇中。
Dieくんに唐突に後ろから抱き付かれてギターを奪われた薫んは、またもDieくんの耳元で「&Die!!」 を叫ぶイヤガラセ。大笑いで避けるDieくん。…しかし薫ん、皆が一斉にヘドバンしてる中でおもむろに センターの台に立ち上がって、指揮者のように両手を動かしていたのは何なのかね?!<アルベルト・フォン・ カオルンと命名。
羅刹国で暴れて、一休みした後はザクロ
ザクロ…一瞬AメロかBメロどこかでリズムが崩れてひやりとしたけれども、あれは入り損ねたタムを強引に 突っ込んだShinyaが悪いと思う(笑)。ミスと言えるようなミスはそれくらいだったかな。薫氏のギターソロも 綺麗に弾けてたし。



アンコール。
京くんは赤アロハに色メガネ。咥え煙草がチンピラ度20%増量(当社比)。
薫くんは黒ジャケットの中に紫×黒のスクエアモヘア。下はエナメルっぽいボンパン。
Dieくんが前全開のノースリーブに短パンとロングブーツ。
Toshiyaはノースリーブの白フリルシャツに革パン…ほんと身体鍛えたよなあ…腹筋割れ割れ。
Shinyaは黒網に黒ビスチェ。

「さっき、そこ(客席)にスタッフパス付けた男が居て、スタッフのくせに なに堂々と見てんねんって思ってずっと煽ってたんですけど…どうやらローディーの子やったようで。 すみません。」
殊勝な口振りのMC…しかしローディーにしても何故客席に。
「あと、前に出たときに前の子に、股間を揉まれました。…そこのチャイナの人。」
やっぱりか…やっぱり掴まれたか…(笑)。
「おさわりは5万円で。」
5万円。これをぼったくりだと思うか、5万円で京くんの(削除)を(強制終了)るんなら安いわ!って 思うか…それは貴方の倫理感にお任せします。(←他メンバーのファンなら、それぞれのラヴメンバーで 妄想してみよう。←せんで良し)

「歌の時間です。思いっきり唄ってください」って京くんが振っての ゆらめきなのだが、冒頭で思いっきり…思いっきりハズしてなあ(滅)。 多分京くんがハシったんだと思うんだけど。ゆらめきってあんまり得意じゃないよねディル(笑)。
何でもないカッティングを弾いていた薫んの手元から、ピックがぴよん って足元に落ちたのが見えて、それだけでも「落とすなよオイ!」って可笑しくて堪らなかったのだけど、 薫氏、落ちたピックの方向を寂しそうに見てるんだもんなあ…地味に次のピック取ってる姿がなんともまた なあ…ほんと面白いよ薫ん…貴方素敵すぎ。
唄モノシリーズで太陽の碧へと続き、シメは [KR]cube。Dieくんのギターを聴きたいぞコンチクショー(謎)と 思って目と耳をひたすらDieくんに傾けていたら、盛大に振り付けを間違えたりもした。えへ(滅)。



ダブルアンコール。
京くんがMCを振ったのはShinya。お題は「大阪について」←謎。
「えーと…3年くらい前まで大阪に住んでました。」
知っとるわ(笑)!!
「昨日はちょっと実家に帰ったんですけど…………。」
言葉に詰まるShinyaに、客席から「頑張れー!!!」と野郎の声(笑)。
「大阪………良かったです。明日も頑張ります。」

「…楽しくもなんともないですね…。」
ShinyaのMCを軽くけなして笑う京くん。
「大阪は激しいイメージがあるんですけど、今日は割と大人しいですね。」
と挑発して煽り、Ashへ。
Dieさん揚々として花道に煽りに出ているものだから!!ほらコーラス間に合わない!(笑) 花道から立ち位置まで走って戻るDieくんはケーブル束か何かを軽やかに飛び越えて、でもやっぱり 間に合わなくて(笑)1回目の「まぁぁわる」見送り。…閑話休題。Dieくんのコーラス「千の…」の 「せぇんのぉ…」の「ぇ」。エロいよね(謎)。
最近好調だった薫氏のギターソロ、今日はなんとか弾き切ったという感じか…でも崩れはしなかったので 全然許容範囲内でしょう。拍手。いや弾けて当たり前だ(笑)。<セルフツッコミ  「演じ切った」は ちゃんと2回目だけ、手のひらを前に突き出しての見事な演じ切りっぷりでした。そうだよ薫ん!それ だよ!あとはもう、もうちょっと出すの我慢して「演じ切ったぁ!」で思い切り手を前に振りかざせば 完璧だね!!
秒「」深 で両腕を上げてガッツポーズで客を煽るDieくんは 非常に男…むしろ「漢」で「オトコ」って読ませるくらいのナイスガイっぷりだったよ…ラヴい。 最後のキメはToshiyaと二人、ドラム台に上ったは良いが飛ぶの失敗(笑)。墜落。

ピアノSEが流れ始めてそろそろ帰ろうかとソデに身体を向けた京くんに忍び寄る、魔の手 薫氏。唐突に自分のギターを京くんの首に掛けて持たせるという謎の行動に出た。京くんに どうしろと言うのだ?!「自分の一番大事なギターを預ける=最大級の愛情表現((c)ダイメイツMGさん)」 ということなのですかね…京くんにganesaはちょっと大きすぎるよ…(笑)。京くんも笑顔で困惑(笑)。
薫んは自分で渡したくせにギターを京くんから取り上げて、今度はドラムセットに乗せるという またも不明な行動に走る。…駄目だ…薫んが面白い人になってる…(←今更)。

なんだか楽しそうに「ばぁーっか」と言った後、客席に手を上げて 京くんが捌けると、Dieくんも「ありがとう」って言い残して早々に 退散。Shinyaが捌け、しばらくモノ投げに勤しんでいたToshiyaは「また明日!」 って去り際の笑顔。
薫さんは一人で長い間残ってらっしゃった…タオルを投げる際に「欲しかったら手を挙げろ」みたいに 客を促して、会場中の客に手を挙げさせて満足気に頷く場面も。珍しく俺様だ(謎)。 「バイバイ」って軽く手を挙げて薫氏が捌け、ライヴ終了。
なんかいっぱい笑ったよ今日は…愉快な人たちだ…(笑)。

…あれ、なんかこうやって書いてみると全然普通に楽しそうじゃないか私。
自分でも何が不満なんだかよく解らなくなってきた。うーん。
……とりあえず、これをアップした後に大阪2日目のライヴを見に行くわけですが、その謎の不満の 正体を暴いてやる。
「何悩んでたんだか忘れてしまった」くらいに満たしてくれるライヴを…見せてよね。


SET LIST

1.Deity
2.MACABRE -蛹ノ夢ハ揚羽ノ羽-
3.Cage
4.脈
5.Schweinの椅子
6.Hydra
7.egnirys cimredopyh+an injection
8.audrey
9.理由
10.蛍火
11.children
12.MASK
13.Berry
14.蒼い月
15.羅刹国
16.ザクロ

-en 1-

1.ゆらめき
2.太陽の碧
3.[KR]cube

-en 2-

1.Ash
2.秒「」深