Dir en grey

2001.02.17 神奈川県民ホール

tour 00>>01 MACABRE
brain gain(er) brain drain(er)


最初に言っちゃおう。
楽しかった。めちゃくちゃ楽しかった。
ほんともう今日このライヴに居合わせることができたことを幸せに思う。
席は18列目かなりのカミテで、決して良くは無かったし、お客さんのアタマで メンバーが見切れてしまうような微妙な位置だったんだけど…ほんとに良いライヴ だって思えたときは、席とか全然関係なく、泣けてしまうもんなんだね。 ライヴが楽しくて幸せだって泣けたのは、ディルでは城ホール以来。 追っ掛けでもないのに、ただのファンとして…リピーターとしてツアーたくさん回る意味って、 こういう日のライヴに遭遇するためにあるんだなあって。本当に来て良かった。凄い幸せな エネルギーを貰いました。

ステージに登場した幕越しのメンバー。今日は3階席まであって結構広いハコ。
衣装は京くんが黒ジャケットに白シャツ、7:3分けで眼鏡着用。
薫くんが半袖のジャケット(通称:省エネスーツ)の下にアウアアの網アームカバー着用。
Dieくんはキツネ付きの黒ロングコート。やっぱりこの衣装秀逸。髪型は浜松同様の横風ヘア。別名カカシヘア。
Toshiyaは黒のハイカラーロングワンピで、中には革パン。マリモ&ストレートのエクステンション重ね付け。
Shinyaは黒網に黒のホルターネック・スリット入りロングスカート。可愛い。

Deityに始まってMACABRE -蛹ノ夢ハ揚羽ノ羽- で幕が開く、基本セットリストtype-A(笑)。Cageが 始まった途端にShinyaのドラムに合わせてコブシでリズムを取って立ち位置内をウロウログルグル 大暴れの薫さん。気合の現れか……そう、今日は薫くんのお誕生日なのだ。
軽くMCを挟んで、[KR]cubeと シングル曲を続ける。KRがこんな位置に来るなんて珍しいこと。何故か[KR]cubeの後はいつも淡白に なってしまうDieくんが結構ご機嫌で良かった。

MACABREの曲が続いていく中、ステージが非常に見にくい位置だったので自分のテンションが なかなか上がらなくて困っていたのだけど、Dieくんは今日、いつにも増してガンガンに アタマ振ってて…Hydraとかは勿論、理由 とかも凄くて。思わずこっちが気圧されてしまうくらい。俯いて頭を振り続けているDieくんの 表情が読めなくて、感情が読み取れなくて、ドキドキしてしまう。

MCでのアンケート読みコーナーが復活しました。
アンケート回収率アップにはなるかもしれないけど、読まれたいが為の浅いコメントばかり 増えそうで、嬉しくないと思うんだけどなあ…ほんとに真面目に意見したいって人は それでなくてもアンケートは書くだろうに。どうなのかしら。  MC聞き取り辛かったー…関西弁だから余計聞き取りにくいって友達が言ってました。なるほど。 その点では私はまだ聞き取れたほうなのかもしれないけど。要はカツゼツか。

「やっぱりピーッ      。(ヒヤリング不可能)
 ピーッ凄そう。
 格好良い、大好き。
 ピーッ長そう。
 ピーッ無さそう。
 …「無さそう」はShinyaくんのところに。多分無いです。」


「ピーッ」と自分で放送禁止音を入れて読むわけだが、京くんが何も説明しなかったため 一瞬理解できなくて、何を言ってるんだと思った。…多分これって、メンバーひとりひとり にコメントする欄に一言ずつ書いてあるのを、上から順に読んだんじゃないかな… つまり、京くん:やっぱりピーッ(ヒアリング不可能)。/薫くん:ピーッ凄そう。(どう 凄いのか)/Dieくん:格好良い大好き。(この人はDieファンなのかね)/Toshiya: ピーッ長そう。(なんとなく解る気がする(謎))/Shinya:ピーッ無さそう。(プチ同意) ……っていう事かしらね…(こんなことを「蛍火」の間中考えていた自分は最低だと 思うんだけど。)

「僕、エロい人が好きなんですけど、この人はエロいっていうか、ただのバカです。
 …皆さん、賢くなりましょう。」

だからそんなバカを増長させるからアンケート読むのやめたほうがいいってば(滅)。

で、蛍火。すいません上のMCを咀嚼して理解 してました私(滅)。…いや、間奏の振り付けをやる京くんを見ていたら、京くんの手って エロいなあって思い始めて、そっからあのMC思い出してしまったんですよ…すいません(反省)。 childrenのサビでは、京くんとToshiyaが台を挟んで 向かい合うという新しい絡み方を披露(笑)。
今日のBerry、ピストルをこめかみに突き付けられたのは 薫んでした。おめでとうパパ(謎)!…っていうか、Berryの入りのギター、一番最初とシタール ソロの直後の二ヶ所。両方とも完璧だったの薫くん。凄いよーこんなに綺麗に入れたの 初めて聴いたかも(爆)!思わず拍手しちゃったさ。えへ。  そしてDieくんお得意の「パパ・ママ・虐待」。「duddy・mummy・sad」のところでDieくん、 「パパ・ママ・よっしゃぁ!!」とか言いながら客を煽って いたよ…よっしゃぁって…(笑)!

「S」Ashと アドレナリンの過剰分泌を誘発する曲たちが続く。薫くん、嬉々としてタメてたね 「S」のイントロ。始まりそうで始まらない、焦らしプレイって感じ(謎)。でも 一番煽られているのは自分自身って感じ(謎2)。
…今日すごくびっくりしたこと。Ashにおける薫くんの「演じきった」がね。 「演じきった」っていうのは、唄のラストに京くんが「演じきったぁっ!」って 言うのに合わせて薫んが右腕を振り上げる、Ashのプロモでやってたあのポーズ なんだけどね…私あれ、凄い好きで、ライヴでもやらないかなあとか言い出した 傍から今回のツアーでやるようになって、凄い嬉しかったんだけど…あとは 「演じきった」のタイミングで手の平をナナメ45度に差し出せば完璧だねとか 言ってたんだけど……今日、完璧だった…完全に演じきってた…(感動)。
自分のライヴレポを順を追って読んでいったら、徐々に自分の期待通りに薫くんの 演じきりっぷり(謎)が改善されていく過程が記録されていて、とても感慨深かった ことよ……冷静に考えたら結構怖いんだけど…(爆)。いや、しかし薫くん、ほんとに 演じきる貴方(謎)は格好良いですよ…今後とも是非演じきって頂きたい。

本編ラストは不動のザクロ。けれども、幕が 閉まりませんでした。ミラーボールや照明の演出は全くそのままで、幕だけが最後まで 降りて来なかった。それはそれで格好良かったよ。なんで下ろさなかったのかは解らないけど。



アンコール…で、真っ先に出てきた薫さんのお召し物にびっくり。
ジャージっすか?!
そう、何かテカテカした素材のジャージなのだ。黒で、横に紫のラインが入ってて、 胸元に一文字・。その時は解らなかったんだけど、 後日これはDieくんと薫くんとToshiyaがお揃いで作ったジャージであることが判明。 胸元の文字は各々違っていて、薫くんが、 Dieくんが、Toshiyaは(笑)。 Dieくんのは見たことあるけどToshiyaが着てるのはまだ見たことないわ。是非ツアー ファイナルあたりではお揃いで着てきて頂きたいものです。

太陽の碧からMASKへ。 …ん、本編で蒼い月やらなかったっていうことは、アンコール2の1曲目が蒼い月だよな… 蒼い月の途中でハッピーバースデーとか入るのかしら…否、それはどうかと…。と、ぼんやり 思い始めた頃。MASKのソロ回しが始まるのがやけに長いなあと…。……あ。と、思った途端。 ShinyaのドラムとDieくんのギター、Toshiyaのベース。三人が演奏する「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」。 サプライズドバースデーやるならアンコール2だろうと思っていたので、あ、もう?!と ある意味不意を突かれてびっくり(笑)。
頭にストッキングを被って、出した腹に「パッピーバースデー」と書いたスタッフ(…)が バースデーケーキを運び込むと、Dieくんがカミテマイクに向かって言う。 「照明、落としてください。」
薫くんがロウソクを吹き消すと、ステージ上で拍手するメンバー。客席から飛び交う「おめでとう!」の声。
照れ隠しに、スタッフに向かって「汚いわ!字ぃ間違ってるし! 『パッピーバースデー』書いてるやん!」などと蹴りをかましたりする薫ん。

コメントを促されて、センターマイクの前に立つ。
「…ありがとうございます。いつも誕生日は別の仕事をしてて、 ケーキが出てくるときは京くんと一緒になってるんすよ。
 …寂しいなあっていっつも言ってたんですけど。嬉しいです。」

ふははは、寂しいなあって、言ってたのか薫んと京くん(笑)。
うるさいくらいのおめでとうコールを浴びながら、薫くんがまた口を開く。
「…皆と、スタッフと、メンバーと…こうやってステージに立って 演奏できるっていうのは、凄い幸せやと思います。」
…嬉しいよね。メンバーが幸せって感じてくれることが、一番幸せ。
薫くんのお誕生日をライヴでお祝いしたのは初めてです。本当におめでとう。
「――…おめでとうはもう、エエから。」
そんな幸せ気分なファンに、薫兄さんからのお言葉。
「とりあえず、アタマ振ろうや。お前らまだ、全然盛り上がって ないやろ。
 アタマっちゅーもんは何の為についてるかやな…解ってるやろな?」

…嗚呼、なんて素敵なお方だこと(笑)。
少なくともね、アタマはヘドバンするためについてはいないと思うんだけどね(笑)。
でもいいや。とりあえず、そういう事にしとこう。

京くんにマイクが返る。
「…今日はおめでたい日なんで、今リーダーが言ったように。 そういう曲を持ってきました。」
…やはり薫くんはリーダーに正式就任で良いのですね京くん?!おめでとう薫ん☆
で、JEALOUS。オリジナルの方。
過剰に楽しかったです。MACABREツアーに入ってから、この曲は妙におめでたいポジションに ありますね。メンバーにこにこですね。良いことです。



二度目のアンコール。
薫んが真っ先にステージに出てきたのだけど、他のメンバーはソデに溜まって薫んを 一人にして笑ってみたりする。薫んがカミテに歩いて行ったら、Dieくんはシモテから そんな薫んを遠巻きに見て笑ってたりする。過剰に楽しそうなメンバー。

「最後の曲です。…さっきも薫くんが言ったんですけど、 アタマを振れ、と。…今日だけのことだけじゃなく、ずっとです。
 男、アタマ振らないと、殺すよ? …女、アタマ振らないと、犯すよ?」
そんな京くんのMCに大歓声が上がる中、京くんはMCをDieくんに振った。
「今日は課題があって…Dieくんの煽りで、曲に入ります。」
…ちょ、ちょっと待ってちょっと待って、Dieくんの煽りで曲って、ちょっと…!!
あからさまに動揺しすぎな私。だって関西弁の怒鳴りって凄いラヴなんだもん…(本気)。
テンポ250で心臓を高鳴らせ(謎)、Dieくんを見つめる。ゆっくりと、マイクの前に立つ。

「…ほな、ぼちぼち行く?」
笑い声交じりに、Dieくんが言う。
「イケるかオイ……イケるかぁ!!イケるかぁ!!オイ、イクぞ!!
………!!!……!!!!………!!!!←言葉にならないらしい。

思わずその場にしゃがみ込んでしまい、なかなか立てなかった……腰砕けた……(爆)。
そこからの私はもう全く使い物にならず、隣の席のMG嬢に揺り動かされてはじめて、 胸の前でひしと手を組んで首を傾げたままうっとりしていた自分に気付いたりして 多大に動揺(滅)。…だって……イケるか?!だよ?!当然巻き舌なんだよ?!「オイ」は 「オェ」って感じの発音なんだよ?!とてつもなくヤンキーナイズだよ!ちょっともう どうしよう、ラヴいよ!ヤンキーじゃないけどヤンキー萌えの属性は確実にあるんだってば! …Dieくんのバカー!!!!←不明。

一人で勝手に盛り上がってる間に蒼い月は煽りループに入り、メンバーはそれはそれは楽しそうに ステージ中で客を煽り、メンバーに絡んでらっしゃった。薫んが台上に立つとDieくんがそこに 割り込んで、狭い台上で二人並んでギターの弾き合い。まずはDieくんが薫んの。続いて身体を 入れ替えて、薫んがDieくんの…なのだけど、Dieくん、しゃがんだ上に自分のギターをかなり 持ち上げてあげてた。めっちゃ可愛い(笑)。
なんかもう蕩けてたお陰でロクに覚えちゃいないんだけど(笑)、Dieくんがギターを下ろして ローディーに渡して、あれ、トラブル?って思ったら、笑顔で脱ぎだしたよツアーT。 彼が半裸になるのはライヴ熱中度と比例するらしい。…しかしいかんせん、ボトムが短パンに ブーツなもんでなあ…ギター持って正面向くと、丁度隠れるのよ短パン。角度によっちゃ、ほんとに 全裸にブーツとかに見えるんだってば(爆)!!嫌ァァァ倒錯…(貧血)。 ToshiyaもそんなDieくんに 目で促されて、おもむろにベースを後ろに回してTシャツを脱…いや、脱いでない。裂いた(爆)。 ビリビリビリ、と自分のTシャツを引き千切って、身体に黒い布きれを引っ掛けた姿になった Toshiyaと、全裸半裸のDieくんと、とっくに上を脱いで胸元を血糊でべたべたにしている 京くん。5人中3人が半裸。怖い!!!(そして薫さんはそんな三人を見てぎょっとした表情を 浮かべたと言う。)

あれは薫んの、ささやかな仕返しだったのでしょうか。
煽りループ終了のサイン、薫んのブレイク。
いつもならメンバーが皆自分の立ち位置に戻ったのを確認してから入れるのだけど、 今日は全然、Dieくんなんかカミテスピーカーの前に思い切り煽りに出ていたのに、 薫さんは勝手にシメやがりました(笑)。  …もうその瞬間の、Dieくんの表情がなあ…大笑いしながら「うわちゃー…」 ってなってたもんなあ…ほんとラヴだよ…そそくさと立ち位置に戻る姿のなんと愛らしいことか。

秒「」深とかもうワケわかんなくなる位に煽って煽られて、 最後、Dieくんはぺたっと座り込んでギター抱き締めて、ほんとイッちゃってて。自分の身体に両腕を 回して天を仰いで…凄い気持ち悦さそうに見えた。ドラム台へ辿り着いて京くんの隣に座ったものの、 自分の膝に腕と頭預けて燃え尽きたぜ真っ白に、みたいな…矢吹丈みたいな感じになっちゃって(笑)。  Toshiyaも弦を弾き千切ってベースを引きずり回し、薫んは立ち位置に戻った途端、ぐしゃっと その場に座り込む。完全燃焼、もう煙も出ねえって感じ(謎)。

いろんなものを客席に投げ込んで、ステージに弦楽器隊が残る。
Dieくんがカミテマイクの前に立って…感極まったように呟いた。
「…楽しすぎる…………ライヴ、楽しい。」
多分これは、Dieくんの本当の本音。心から嬉しいと思った。喉の奥がつんと痛くなった。
「………あんま、喋ること無いな………またこういうライヴ、しようぜ。」
しようぜ、とか、何を使い慣れない言い回ししてるんだかね。
すっかりMCにも慣れたはずなのに、全然喋り、まとまってない。
……だからこそ、一言一言が、凄く染みた。心臓がドキドキした。

「よくアンケートに、予定調和のライヴはつまんないって書いてあるんだけど。」
続いてマイクの前に立ったのはToshiya。
「…どんだけ同じ曲やってたって、ぜってぇ同じライヴなんてできねぇよな。
 お前らの一人でも欠けたら、できねぇよな?!」

…言ってることが的を射てるかどうかはともかく、Toshiyaの言葉に無性に泣けた。
アンコールを予定調和のものにするか否かは、今、貴方達が己の姿勢を提示しなければいけないのだと。
どれだけ同じツアーの中で本数を見ても、ひとつとして同じライヴは無いはずだと。
それが、ファンが何本もライヴを見に来る本当の意義なんだと。少なくとも私はその為にここに居るのだと。
散々、アンケートの裏に書いて、訴えかけていた。
Toshiyaが今言っていることは必ずしも私が言いたかったことではない。
『予定調和』の意味も、少し、違う。
でもなんか、もう駄目だよ…ごめんね、泣くよ。
「予定調和なんて、くそくらえだ!!」
…嗚呼もう、何言ってるか解らないよToshiya…(滅)。<でも泣いてる

最後に残った薫んは、なんだか凄く肩の力を抜いて、マイクの前に立った。
「…なんか、難しいことはよう解らんけど……楽しかったら、ええやんな。」
Toshiyaの言葉を「難しいこと」扱いにして(笑)、そうまとめる薫くん。
凄く力強い「またな!!」を残して、ステージを去る。


薫くん、お誕生日おめでとう。
凄く良いライヴを誕生日に贈ることができたことを、心から嬉しく思います。
薫くんの誕生日なのに、私たちの方がたくさん、いろんなものを貰ってしまったような気もします。
今年も頑張ってね、リーダー。

出会えて良かったと素直に言えることの幸せ。
Dir en greyが大好きです。


SET LIST

1.Deity
2.MACABRE -蛹ノ夢ハ揚羽ノ羽-
3.Cage
4.脈
5.[KR]cube
6.Hydra
7.egnirys cimredopyh+an injection
8.audrey
9.理由
10.蛍火
11.children
12.Berry
13.「S」
14.Ash
15.羅刹国
16.ザクロ

-en 1-

1.太陽の碧
2.MASK
3.JEALOUS

-en 2-

1.蒼い月
2.秒「」深