眠りの日
穏やかに体温が低下していく
何事も思い残さず
ただゆっくりと時が流れはじめ
俯せになったまま
水が湧き出る様を凝視していた
彼方で聞こえる話し声が
野草の音に掻き消される
独りという言葉を思い出し
耳を引き千切りたい欲望を抑える
足が徐々に朽ち果てていく
使用することなく生き残った罰なのか
見えないものだけが見える瞳と
剥がされるために存在する爪と
汚物を詰め込むだけの卑しい口までも
どうか
持って行ってください
暗い闇へ
永遠の・・・
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