奴隷
まだ 残っていたの
誰のものかは わからないけれど
癒やされた心の傷は
留まるほどに 深くなったね
まだ 愛していたの
誰のことだか 忘れたんだけど
波打っている私の身体は
触れられるほど 想い出したね
「記憶がないの?」と聞かれたら
「その通りだよ。」って答えたのにね。
あなたは誰も許しはしない
一瞬でも忘れようなら
また逢う日まで 残る傷を
微笑みながら 刻みつけるの
許しを請うた 私に向かって
まだ 生きられたの
誰となのかは わからないけれど
隣で囁く言葉の色は
わたしの中に 染み込んだから
「自殺したいの?」と聞かれたら
「失敗したの。」って答えたのにね。
あなたは誰も愛していない
一瞬だけの優しさは
裏に隠れた 無表情を
始めるための 合図だものね
恐ろしいほど 自分を愛して
おしおきだらけの毎日を
出来る限りに潰しましょう
あなたの望む思いのままに
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