動機

脇腹が疼く
私にはもう毎度のことだが
アイツの笑顔ひとつとっても
バカにされているようできりがない

何かが吹き出して溢れてこぼれ落ちたとき
私は正常でいられるのだろうか

この指が凶器になり
この腕で締め上げて
この口で喉を切り裂き
迸る血を飲み込んで

私を満たすものはもうない

私を無くすものももうない

ただ 独りで泣いて
   独りで俯き 
朝が来る日を待ち望みながら
明日、私は逝くのだろうか




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