くも
灰を吸い込んで倒れた
瓦礫だらけのこの町は
生きてく人も選び出すから
染まりっこないわたしは捨てられ
後ろ歩きの人々の
背中が妙に寂しそうなの
影も形もすべていっしょ。
隣のあの子は今日もおなじ表情。
幼い頃 追いかけてた雲は
二度とは同じ形にならない
大きくなった今でも思う
「空に浮かんで飛んで行けたら」?
もしかしてわたし
素直になれてたかもしれない。
朽ち果てた土に寝転んでみた
生気のないこの土地は
生きてるわたしを吸い込むから
混ざりたくないわたしは拒んで
名前も知らない人々の
おなかを目掛けて蹴り上げたの
浮いてるさかなは泳ぎはしない
腐っていくまま今日も彷徨う
幼い頃 なりたかった”おとなたち”
今では辛くて耐えきれないの
大きくなった今でも思う
「あの頃の夢 捨てて行けたら」?
もしかしてわたし
空へと墜落していたかもしれない。
幼い頃 追いかけてた雲は
二度とは同じ形にならない
大きくなった今でも思う
「空に浮かんで飛んで行けたら」?
もしかしてわたし
素直になれるのかもしれないわ。
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