囁き
囁きは届かない
周りには聞こえない
唇を動かした
悟られぬよう 舐めながら
腹の底で 疼いてる物
吐き出すのを ぐっと堪えた
大きな声で歌を歌い
叫んでは返る波を知った
でも どこかが 引っかかってた
唇を動かした
誰かの歌を 聴きながら
どこかで聴いた デジャビュのような
そういうものを 嫌っていながら
ありもしない才能信じ
自分の歌を褒め称えてた
でも どこかで 疑っていた
囁きは届かない
周りには聞こえない
私の中にも響いていない
か細い声には 気付かなかったの
唇を動かした
乾いたままで 切れているのに
血が出ているけど 気に止めないで
苦い味を 少し愛した
現実のこと知りたくなくて
耳塞いだまま歌い続けた
でも どこかを ハズしたままで
囁きを届けたい
周りへと聴かせたい
私の中の本当の歌
上手くは立てず 倒れてしまった
倒れたまま
あなたの声を
待っている
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