13 SILIA(5代目)
(1988)

SIDE

FRONT

RIA
”1強他弱”ともいわれるスペシャルティカー市場にあって
、この当時隆盛を誇っていたのはホンダ・プレリュード。S13型
シルビアの内外観を造るにあたって、日産がプレリュード人気を
強く意識したのはまず間違いない。体育会系の汗くささを発散し
ていた旧型とは、まるで別モノである。資料にいわく、「若い男
女のカーライフをお洒落に演出する、センスがよく、走りが楽し
い2ドア・スタイリッシュ・クーペ」。プレリュードと違って、
当初からハッキリとヤング狙いを打ち出していた。グレード呼称も
トランプにちなんでJ's,Q's,K'sと、イッキに軟化。肝心のデート
カー市場はその後急速に縮小してしまうが、FRだったのが幸いして
峠系、ドリフト系の一部ワカモノから熱狂的な支持を得る。AE86レ
ビン/トレノ以降に適当なクルマがなかった事情が決定的に作用した。
ちなみに、S13型の売り文句は「アートフォース・シルビア」。公告
イメージもちょっとしたアパレル企業風だったのに、実際のクルマ
は「Gパフォース・シルビア」としてウケていた。
(K'sのスペック)
全長:4470mm 全福:1690mm 全高:1290mm
ホイールベース:2475mm 車両重量:1120kg
エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1809cc 最高出力:175ps
マイナーチェンジ(1991.1)
走り系の若者に絶大に支持されたシルビアだが、搭載されて
エンジンが旧世代のCA系だったため、全面的に見なおしを図
る。新規エンジンとして導入されたのはアルミ素材を多用した
SR型直列4気筒DOHC。これにより排気量は2リッターにスーム
アップされ、パフォーマンスも向上した。そして4輪操舵シス
テムはスーパーハイキャスをオプション設定し、シャシー系も
大幅に改善された。外観ではフロントグリルフィッシャーの変
更や新開発3連プロジェクターヘッドランプ、新造形LEDハイマ
ウントストラップランプ付きリアスポイラー、新造形アルミホ
イールなどを採用してリフレッシュした。
(Q'sのスペック)
全長:4500mm 全福:1690mm 全高:1290mm
ホイールベース:2475mm 車両重量:1110kg
エンジン形式:SR2ODE型 エンジン形式:直列4気筒DOHC
総排気量:1998cc 最高出力:140ps