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| 1.Stop Your Sobbing | 13.20th Century Man |
| 2.Sunny Afternoon | 14.It' Alright(Don't Think About It) |
| 3.Dedicated Follower Of Fashion | 15.Living On A Thin Line |
| 4.Do It Again | 16.Set Me Free |
| 5.Hardway | 17.Come Dancing |
| 6.Low Budget | 18.Lola |
| 7.Give The People What They Want | 19.David Watts |
| 8.Sleepwalker | 20.Welcome To Sleazy Town |
| 9.Tokyo | 21.All Day And All Of The Night |
| 10.Apeman | 22.Good Golly Miss Molly(以下、アンコール) |
| 11.Alchol | 23.Victoria |
| 12.Harry Rag | 24.You Really Got Me |
| メンバー | レイ・デイヴィス(vo,g,har) デイヴ・デイヴィス(leadg,vo) ジム・ロッドフォード(b) ボブ・ヘンリット(d) イアン・ギボンス(key) |
開演時間を15分ほど過ぎた頃、ステージにアコースティック・ギターを抱えたひとりの男が登場。はじめての小さな会場、近視で当時はメガネもかけていなかった私でも、肉眼ではっきりと、
その男が間違いなくレイ・デイヴィスだと理解できた。沸き返る会場。と、いきなりひとりだけでアコースティック・ギターを弾きながら歌い出す。1曲目はStop Your Sobbing。歌い出した瞬間から拍手と歓声、大変な盛り上がりになったんだけど、意外にもステージ前に突進してくる観客もなく、
そういう点では比較的静かなオープニングだった。2曲目、いきなりのSunny Afternoon。サビの部分とか、in a summer timeとか、その辺が大合唱になるのは予想がついていたけど、なんと、歌い出しからずっと大合唱が続く。いや、「日本ではあまり人気がない」とか、「マニアックでカルトな存在」だとか言われ続けてきたキンクスだけど、 そんな日本の一体どこに、この曲をフル・コーラス歌えるような連中がこんなに大勢「潜伏」してたんだろう、と驚く一方で、「いきなりギター一本で、これだけの大合唱を巻き起こすとは!」と、レイのパフォーマーぶりにも驚かされる。それにレイのアコースティック・ギター、単にリズムを刻むのではなく、ところどころで歌メロを弾いたりと、実に巧み。 今までは一度も意識したこともなかったが、レイ、ギターもかなりいい。普段はライブで一緒に歌ったりはしない私だけど、ほんの2ヶ月前、ストーンズ公演ではじけた興奮も冷めやらぬ中でのライブということもあり、私もこの曲、最初から終わりまで歌い続けていた。 たたみかけるようにDedicated Follower Of Fashionに続く。ここでもoh yes he is、dedicated follower of fashionの大合唱が起こる。レイもその合唱を煽る。私も思いっきり叫んでいた。まだはじまったばかり、ステージに登場しているのはレイひとり、まして本来なら地味に感じられるはずのアコースティック・ギター1本によるパフォーマンス。 それなのに早くも会場はヒート・アップ。いや、凄い。本当に来てよかった。早くもそんな気持ちになった、最高のオープニングだった。 |
ここでまずレイはアコースティック1本でDo It Againのワンフレーズを歌い出してすぐにやめる。すると一旦会場が暗くなり、続いて派手な照明がステージを飛び交う。そんな中、You Really Got MeやAll Day And All Of The Nightのイントロだけを繋ぎ合わせたようなBGMが鳴り響く。やがてそのBGMはDo It Againのインストへと変わる。と、よく見ると、レイ以外のメンバーもステージに登場、何時の間にか同じ曲、Do It Againの演奏になだれ込んでた。
先も述べた通り、私が立っていたのはステージ向かって右端の前方、何と目と鼻の先にデイヴが立っている。音楽誌などで見ることができる通り、デビュー当初のチンピラのようなルックスから、随分穏やかそうなオッサンに変貌はしていたけど、ギターの方は(当時の)最新作PHOBIAで聴けるように、往年以上に荒々しくハード。あまり動き回らずに歌っているレイに比べると、デイヴは実に激しくステージ上を動き回る。
他の3人のメンバーは、残念ながら「バック・メンバー」っぽい佇まいではあったけど、帽子を目深に被ったジムのルックスには少しだけ目をひかれるものがある。その後、しばらくはアリスタ時代のナンバーが続く。正直アリスタ時代のアルバムは、今でも1枚も持ってない。当時もベスト盤しかなかったし、ましてそのベスト盤もライブ数ヶ月前に買ったばかりだった。だから、当時の私にとっては「ああ聴いたことあるぞ」レベルの曲ばかり。うーん、やっぱり今回は選曲がマニアックなのかなあ。そんな不安も過ぎる。とはいえ、この時代の曲は結構ヘビーなナンバーが多いから、 ライブ映えはするし、特にデイヴの真っ正面にいる分、彼のギターのアグレッシヴさは伝わった。ここまではレイもエレキ・ギターを持っていた。 レイがアコースティック・ギターに持ち替える。そしてアドリブで聴き慣れない曲を歌う。後で知ったことだけど、この曲はファンの間ではTokyoと呼ばれてるらしい。以降、今度はアコースティックで地味な曲が続く。Apeman、Alchol、Harry Rag・・・。一部では「おお、こんな曲まで」という感じで、どよめきの拍手や歓声が起こってたけど、さすがにこれらの曲、決して「ライブ映え」するとは言い難い。 今の私なら「大喜び」だろうけど、当時の私にとっては「聴いたことがあるような・・・」レベル。ちょっと間延びしたような気分になった。事実、さすがにステージ前方に陣取る、比較的新しいファンたちにとっても、この辺の曲は馴染みがなかったのだろう、徐々に一旦ステージ後方に下がる者、トイレに行く者も増えてくる。「こんな会場ではあるけど、今日は暴れる客はいなさそうだ」と思った私は、人ゴミを掻き分けてレイの正面に移動する。 そんな時、レイはMC中にコーラの瓶を頭に載せて、調子っぱずれでふざけ気味にWaterloo Sunsetの一節を歌い出す。とその時、コーラの瓶が倒れ、コーラがあたりに飛び散る。なんと、私も微量だけどコーラを浴びてしまう。苦笑しつつSorryとレイ。まあ、コーラを浴びたのは私1人ではないから、私に向かって言ったわけでもないけど「俺、凄い体験をしてしまった」と思った。 さらにその地味な曲ばかりの演奏中、なぜかベースのジム・ロッドフォードと目が合ってしまった。ジムは演奏中、だけど目が合った後、しばらく彼も私も目線を離さずにいた。すると、なんとジムは笑顔で私を指差すようなゼスチャーを見せた。私は握り拳を突き上げて、それに応える。ジムも私も言葉は交わしていない。だけど、何となくステージ上のアーティストとコミュニケーションを交わしたかのような気分になった。 いや、レイにコーラをかけられた件といい、ジムとの「コミュニケーション」の件といい、まさにこうした小さな会場のライブならではだなあ、と思った。ストーンズの時は「やっと輪郭が見えた」なんていうレベルだったステージ上のアーティストと観客の距離だけど、この規模だとここまで近くなるのかと思うと感慨深かった。しかも、 あのストーンズと同等のキャリア、実績を誇るバンド=キンクスのライブで、こんな体験をできるとは、なんて幸せなことだろう。チケット獲得が遅れてしまったから、ここ、川崎クラブ・チッタでのライブへの参戦を余儀なくされた私、でもそれって、実はラッキーなことだったんだと、今更ながら気がついた。 |
名盤MUSWELL HILLBILLIESからの20th Century Man、重厚なアレンジを施したSet Me Free、イントロでデイヴとジムが会場に拍手を求めていた、デイヴが歌うLiving On A Thin Lineなどが続くが、やはりまだ会場も、私も「小休止」状態。そんな中、西洋人の男性客2名が、日本人女性客1名をナンパしている光景発見。「馬鹿は無視して」と思ってたんだけど、
2人の誘い方があまりに強引で、なおかつ、女性の方もまんざらでもないようにその誘いに乗っていやらしく絡んでいて、正直「さっさとどっか行きやがれ」と、思わず苛立ってしまった私。他にも迷惑そうにしていた観客がいたけど、本当にあいつら、ライブに何しに来てやがるんだ。まあ、すぐに3人とも会場の外に姿を消したからよかったけど。ちょっと気が散るやら、腹が立つやらでライブに集中できなかったのが悔しかった。やがて会場にイアン・ギボンスの弾くキーボードの音色が響く。ここで登場したのがCome Dancing。この「踊りにくいダンス・ナンバー」(笑)で、派手に踊りまくってた奴もいたけど、よく踊れるよなあ、と感心。と同時に、ようやく新しめのファンでも分かる曲の登場ということで、再びステージ前方に多くの観客が押し寄せて来た。ああ、ヤバイかも。私は最初にいた、ステージ向かって右側=デイヴの真っ正面に再び場所を移す。ようやく再び盛り上がったところで続けてLola。 当然のように大合唱が起こる。私も思いっきり声を張り上げる。おそらく、会場はオープニングのアコースティック・セット以来と思われる盛り上がりを見せはじめる。私も中盤の「ちょっと間延びした」状態を脱してのめり込んでいく。そして再び思う、まさかこの曲を本人たちと大合唱しているなんて信じられん、まさかこの曲を大合唱できる奴がこの日本にこんなにいたとは信じられん。そんな思いが交錯する。 さらにたたみかけるようにDavid Watts。アレンジはジャムのバージョンを思わせる、パンキッシュで超アップ・テンポなもの。ここでも大合唱が起こる。そんな中、私の隣にいた男がいきなり、ステージめがけて突進していった。そしてギターを弾いていたデイヴに向かってダイブ。もみくちゃにされるデイヴ、しかしすぐに頑強なローディが現われ、男は引き摺られるようにステージ下へと投げ捨てられた。演奏が終わるとデイヴはF*ckin'とでも言わんばかりに男の方を睨み付け、 中指を立てて挑発。おお、さすが元不良少年、ルックスは変われど気性は変わらんのだなあ、と感心してたんだけど次の瞬間、笑顔に戻り、その男に向かってウインクしてみせた。いや、やっぱり見た目同様、もう大人なんだな。とはいえ、西洋人が他人に向かって中指を立てるってのは、よっぽどのこと。むしろ「やはりデイヴは変わっていなかった」と考えるべきなのかもしれない。 本編のラストはAll Day And All Of The Night。レイはギターを置き、マイクを握り締めて歌い、デイヴのギターも80年代以降のライブ盤で聴ける通り、よりアグレッシヴさを増している。ここでも大合唱が起こるが、後半にBanana Boatを思わせるコール&レスポンスも展開される。最初からずっと後方に控えていた年配ファンもステージ前に集結して大変な盛り上がるを見せる中、メンバー5人はあっさりとステージを去る。しかしライブの間、一度も絡むこともない、 一度もお互いに目や顔を合わせることもなかった「ロック史上仲が最悪の兄弟」、このあたりも「噂通りだなあ」と感心した。 |
ここで一旦ステージが暗くなり、アンコールの拍手が起こる。再び5人が登場、いきなり聴き慣れない曲を演奏しはじめたな、と思ったらデイヴが歌い出す。Good Golly Miss Molly・・・。リトル・リチャードのナンバーにして、ミッチ・ライダー、CCR、スウィンギング・ブルージーンズのカバーでもお馴染みのR&Rスタンダード。
へえ、こんな曲もレパートリーなんだと驚く。私の記憶だとキンクスはチャック・ベリーやボ・ディドリーはカバーしてるけど、「やらされた」デビュー曲Long Tall Sallyを除いて、リトル・リチャードの曲は公式にはレコーディングしていないはず。それなだけにちょっと意外だった。後で知ったことだけど、日替わりでTwist And Shoutをやる日もあったそうで、そっちも聴いてみたかった。
続けてイントロだけで拍手と歓声が起こる。Victoria。ここでも大合唱が起こるが、victoriaの歌詞に合わせて、Vサインを掲げてる奴がいたけど、「それは違うだろう」と突っ込みたくなった。タイトルは女王の名前なんだが・・・。ここでレイがギターを置き、再びマイクを握る。ああ、遂にあの曲の登場、そして遂に本当にこれでラストか・・・。デイヴがお馴染みのリフを弾きはじめる。やっぱりあの曲、ラストは当然You Really Got Me。 ロックの歴史が続く限り生き残るであろう曲、だけど聴き飽きるほどに聴いた曲、とはいえ、生で聴くとやはり全然印象が違う。レイはONE FOR THE ROADなどでお馴染みのぶっきらぼうな歌い回し、 デイヴのギターも思いっきり荒々しく重厚。さすがに年齢的なこともあるのだろう、ONE FOR THE ROADの時のように、レイはジャンプはしなかったが。ステージ前方に観客が押し寄せ、大合唱が起こる。とはいえ、私はこのあたりで記憶が薄れていて、 当時自分がどんな気持ちだったかとか、ほとんど覚えてない。おそらく「放心状態」に近かったのかもしれない。何時の間にか演奏も終わり、特別丁寧に挨拶するでもなく、5人はあっさりとステージから去って行った。 アンコールの拍手も虚しく、客電がつくと、私は後ろを振り返る。よく見ると、入場時に比べて後方が閑散としており、前方の「人口密度」が異様に上がっている。「いや、若いねえ」「変わらないねえ」、そんな会話が聞こえる。 確かに、もともと「オッサンくさい」イメージのバンドだったせいか、ポールやジョージ、ストーンズに比べると「昔と変わらない」という印象は確かにあった。しかし初体験で不安だったオール・スタンディングのライブハウスでのライブだったけど、 アーティストと手が届きそうなほどの距離感、大会場のライブにはないアットホームな雰囲気、悪くないな、いや、むしろこんなライブ、もっといっぱい体験したいな、そんな想いを強くした。私は会場を後にし、その後、近所のレコ屋に寄った記憶がある。 特に買い物はしなかったが、10時頃まで川崎の街をうろついた後、ホテルに戻って、夜遅くまで内容の濃いパンフを読んで過ごした。 翌日、一旦都内に寄って遊んだ後、夕方には再び「あずさ」で松本へと帰って行った。ストーンズに続いてキンクスまで体験、当分の間、私の「鰤ビート気分」は続くことになる。同時に、当時はあまり持っていなかったキンクスのオリジナル・アルバムの多くも買い集め、 よりディープなキンクス・ファンへと成長していくことになった。 |
というわけで、世の中は阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件によって重苦しいムードに包まれていた時期、まして世紀末ということで、どことなく寒々しくて殺伐とした空気に覆われていた時代=1995年だったわけだけど、私にとっては音楽ファンとして大きな転機を迎えた1年だった。
「硬派なロック一辺倒」を脱し、「いい音楽はジャンルに関係なくなんでも聴きたい」気分になり、妙な拘りを捨てたのもちょうどこの頃。そしてなんといってもストーンズ、キンクス、このライブ2連発で、ライブに対する考え方も大きく変わった年になった。それまでの私は、どちらかというと「難しい顔をして家の中でCDを聴く」ことに一番喜びを感じるという、「引き篭もり型ロック・ファン」「屁理屈コネまくりオタク系ロック・ファン」だった。それがストーンズのライブで思いっきりはじけた。さらにキンクスでは小規模のライブハウスでのライブ初体験。 これにより、ライブ本来の楽しさ、つまり「アーティストと同じ時間や空間を共にできる嬉しさ」「ドリンク片手に気楽に自由に、身近に音楽を楽しむ喜び」を知った。これは小さな会場ならでは。これこそライブの醍醐味であろう。さらに言い換えれば、「音楽を身近に楽しむ」最もベストな形態はこれであるとさえいえるわけで、 ようするに私はこのキンクスのライブではじめて「音楽を楽しむ」術を知ったといってもよいかもしれない。「音楽とは拘り、究めるもの」から「音楽とは楽しむもの」へ、私の中で、これ以前とこれ以降では、明らかに音楽に接するスタンスが変わったことを自覚している。私にとっては大きなターニング・ポイントだった。 これ以降「もっとライブにいっぱい行きたい」と思った私。同年秋には日本武道館で行われたエリック・クラプトン、再結成イーグルスのライブのチケットも獲得、同時に松本市内の小さなライブハウスで行われたラモーンズのラスト・ツアーにも、親しくしていた地元のイベンターに誘われて行くことに決めていた。 しかし、まさかの急な北海道転勤によりすべて断念。特にラモーンズはこれがラスト・ツアーになり、しかもジョーイ、ジョニー、ディーディーが相次いで他界してしまったことを思うと、「俺はものすごい損をしてしまった」という後悔の念が拭えない。この3組のライブを体験していれば、私のこれ以降の音楽ファン遍歴はさらに 全く違うものになっていた可能性はとても大きい。 ちょっと話がそれてしまったので、キンクスのライブについて。前にも述べた通り、新譜を伴わないツアー、しかも前回の来日から2年しかインターバルがなかったこと、今でも不思議に思う。「なぜこのタイミングだったのか?」それは未だに分からない。しかしこの後、レイとデイヴの対立が激化、 活動を停止してしまうことを思えば、「このタイミングで来てくれててよかった」「見ておいてよかった」という感が強い。しかもこの後、デイヴが病魔に冒されて、復帰の目処が立っていないことを思えば尚更だ。こんなことは考えたくないが、「これがキンクスとして最後の来日」になってしまう可能性もありそうだし。 一応レイは翌年ソロで来日、2006年にはソロ作を発表してるから、今後もソロとしての来日の可能性はあるが、キンクスを見る機会は、果たしてこの後、あるのか、ないのか、とても微妙に思えるというのも正直なところだから・・・。 あと、新譜を伴わないツアーだったからこその「仕掛け」だったのかもしれないが、随分マニアックな選曲のライブでもあった。当時はほとんどオリジナル・アルバムを持ってなかった私だから、中盤で間延びしてしまったのが残念。今だったらもっと楽しめただろうに。とはいえ、このライブをきっかけに私は多くのキンクスのアルバムを揃えていったし、 私の中でのキンクスの重要度も増していった。その点でも私にとってはターニング・ポイントになったライブと言えるかもしれない。なお、この翌年、本国イギリスよりも2年遅れでアコースティック・ライブ盤TO THE BONEの国内盤が発売されたけど、2枚組になってボリューム・アップしていたし、何より全テイク、この時のライブと同じアレンジで演奏されているので、ライブの余韻に浸ることができたのが嬉しかった。 というわけで、1995年のストーンズとキンクスのライブ体験は、私の音楽遍歴を考えた時、大きなターニング・ポイントになった。それにしても、ほぼ同じくらいのキャリアを誇る鰤産のバンドながら、片や巨大スタジアムで巨大セットに囲まれたハイテクなライブを行い、片や小さなライブハウスで素朴なライブを行っている、というあたりも面白い。 「どちらがよいか?」とか、「どちらがすごいか?」ということではなく、同じ鰤ビート・ブームから出てきたバンドとはいえ、長い年月を経て、それほどまでに両バンドのスタンスやカラーが違ってきたということの現われだろう。このことは当時も感じたことだけど、今思い返しても実に面白い事実である。しかしできることなら、必ずデイヴには復活して欲しいと思うし、 その時はぜひまたキンクスとしてのライブを見てみたい、そう願わずにはいられない。 |
| 後記:本文にもある通り、この時の来日公演は「前の来日からのインターバルが短かった」ことが災いしてか、1回目や2回目の来日公演と比較するとサイトや書籍、当時の雑誌の記事などの資料もほとんどなく、「足を運んだ」という人も少なかったので、私の記憶だけを頼りにテキスト作成しました。 そのため、ひょっとすると記述に誤りがあるかもしれないことはあらかじめご了承ください。特にセット・リストに関してはかなり曖昧で、ネット上で情報を求めたのですが、ほとんど情報もありませんでした。そんな中、ザ・バッヂのファン・サイトの管理人、新田さんより、当日のセット・リストが載っているサイトのURLを教えて頂きました。 ただし、そのサイトの情報も私の記憶と大きく違っているところがあるなど、曖昧な部分も多かったので、最終的にはそのサイトに載っていたリストに、私自身の記憶をミックスして独自のセット・リストを作成、そのリストに沿って同テキストを作成しています。ですので、実際のセット・リストと違っているところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。 なお、セット・リストに関する間違いなど、有益な情報がありましたら、ぜひ「連絡フォーム」からご一報頂けると幸いです。また、情報をいただきました新田さんにはこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 |
| Special Thanks to:新田さん |
*2006年3月2日UP
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