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■2002/11/24 (日) 「規制」は罪 ちょっと前、巷で「放送禁止歌」が話題になってたよう。
一方、今はまっている「太陽にほえろ」の再放送、飛ばされて放送されない話が何本かある。
そんなこんなでここ1週間ほど、テレビドラマの「放送禁止」に関するサイトを見ていました。
しかし、ここまで規制が進んでいるとは!
「太陽」は「古典」ともいえる領域に入っているから、時代と共に変化して
放送できなくなる話も出てくるのも仕方がないのかなあ、という気もする。
「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」の一部の話が放送できないのも有名。
ところが「放送できない可能性有」ドラマの一覧を見てビックリ。
放送10年以内、高視聴率を誇った「ミーハー系」ドラマもいっぱい。
なんと「サザエさん」まで!
「番組はOKだが、このシーンは駄目」というものも。
「放送禁止歌」の場合は「放送」が禁止されるに過ぎない。
実際、多くの曲が店頭で販売されている。
映画も「放送できない」ものもあるけど、ビデオ化はされている。
ところがテレビドラマはそうはいかない。
「太陽」もDVD化が進んでるのに、「放送禁止ストーリー」は飛ばされてる。
「怪奇大作戦」などもそうだという。おいおい、なぜドラマだけが?
例えば「云十年前の作品につき、不適当な表現もありますが」等の字幕をつけて発売すれば
問題ないと思うんだが。音楽や映画は「芸術」だけど、ドラマは「芸術」とまではいえない、
そこまでして出す価値はない、ということなのか。ドラマだって「芸術」だと思うんだが。
「放送禁止歌」が話題になった時もよく語られていたことだけど、
「一体、誰が規制しているのか?」不透明。また「どこが悪いのか?」もはっきりしないケースも。
「太陽」の放送禁止話に関しては、ストーリーを読んだ限り、
「現実にこんなことやっちゃあまずいよ」と思える部分はある。
でも、所詮フィクションだし、一度放送してしまった以上、その作品のよいところも、
悪いところもすべてひっくるめて、その番組の「すべて」のはず。
「黒い部分」を隠すのではなく、それをすべて見せなければならないのではないか。
「放送できない」のなら、せめて映像ソフトとして復活させるべき。それを復刻してはじめて、
「完全盤」といえるんじゃないのか。なにもかも「駄目」「規制」。
その自由のなさが「最近のドラマは面白くない」ってことに繋がってるのかも。
■2002/12/05 (木) テレビに手厳しい ☆TAKE? どうも「落書き帳」を定期的に見てるみなさんには、そういうイメージがあるみたいで(笑)、
よくメールやよそのボードで、そんなことを言われます。
新聞に載ってた記事なんですが「30代半ば〜40代半ばは、最もテレビに対して目が肥えてる世代」なんだとか。
で、だから「現代ではこの世代を満足させる番組を作るのは難しく」、
「現場サイドではこの世代を最初から無視して番組制作してる」ともあった。納得。
だから同世代の人の中に「昔はテレビ大好きだったけど、今は見ない」人が多いんだな。
確かに私たちの世代が一番「テレビに目が肥えてる」と思う。生まれた時からテレビが普及していて、
最もテレビが元気だった70年代半ば〜80年代半ばに多感な時代を過ごした世代ということになるから。
上の世代は「生まれた時からテレビが普及していた」世代ではなく、
テレビ全盛期の頃には、既に大人だった世代ということになる。
一方、下の世代は「テレビ全盛期には、物心つくか、つかないかの状態」で、全盛期を知らない世代。
そういう意味では、あの時代に最も多感な時代を過ごせたのは、幸せだったんだろうな。
しかし、今の制作現場の「主力」になってる人たちって、実はまさにその世代の人たちじゃないの?
だとすれば、なぜ「この世代」を満足させる番組が作れないのか、多いに疑問だ。
ようするに「自分たちの見たいような番組」を作ればよい、というだけのことなのに。
「数字が採れなきゃどうしようもない」から、そういう番組は作れないんだろうね。
いっそ、CSにでも加入して「懐かしの番組」のチャンネルだけ見てようかな、という気持ちにもなってしまう。
しかしねえ、「ノスタルジー」に浸り過ぎると、本当に「現実が見えない=今を生きられない」人間に
なってしまいかねないんだよな。この辺、難しいよね。
■2002/12/07 (土) ロックでクレイジーな子供番組(カリキュラマシーン) 小学校低学年の頃、昭和50年代初頭、型破りな子供向け番組がありました。
その名も「カリキュラマシーン」。同世代の人に話しても大抵「知らん」と言われるけど、
とにかく鮮烈な内容でした。
日テレ、月〜金の朝の30分番組。表向きは「お勉強」の番組。
確かに「あいうえお」とか、「足し算」がテーマ。ところが教え方が尋常じゃない、
いや、最高にロックでクレイジー! 例えば、小さく表記する「ゆ」のお勉強の回。
下に字幕で「ぎゅうにゅうばこ」と表示される。
画面に映し出されるのは、家の門柱にかかった牛乳箱、それに男が歩み寄って
いきなりストローを突き刺して吸うと、なぜか牛乳箱の中から牛乳が・・・。
別の例、「ま」がテーマの日。字幕で「マージャン」と表示、4人の男がマージャンのパイを
卓上で混ぜている絵が現れる。しばらくすると、それに誰かがケチャップやマヨネーズを垂らす、
それでも何食わぬ顔でマージャンを続ける4人。・・・といったナンセンスなギャグが
放送中ひっきりなしに流される。一方「鉛筆の正しい持ち方」を教える回。
囚人に扮した男数人と、看守に扮した男が1人。鉛筆を持つ囚人たち。
ところが持ち方が正しくない囚人を見つけた看守は、囚人をいきなり射殺する。
・・・ブラッキー過ぎる! 他にも、下ネタ、ウンコ・ネタも炸裂する。
つまり「お勉強番組」の仮面を被った「ナンセンス・ギャグ番組」だったというわけ。
結局、PTAからのクレームで(当たり前だよな)打ち切りになったけど、私はこのセンスが大好きだった。
ちなみに、出演者も豪華。覚えてるだけでもフォーリーブス、桜田淳子、
藤村俊二、常田冨士夫、宍戸錠など。実はスタッフが、私より上の世代の人なら誰もが夢中になったと思われる
「ゲバゲバ90分」を手がけた人たちだったと後で聞いて納得。ようするに「下品だ」といわれて
あの番組を打ち切られてしまったスタッフが「憂さ晴らし」に制作した番組だったらしい。
しかし子供向け番組じゃないよな。ヤバイよな。でもねえ、この番組で登場した
足し算の歌やあいうえおの歌、結構為になったんだよ。悪いことばっかりじゃないよな。
「楽しみながら学べる」の典型でしょう。約10年前「ウゴウゴルーガ」が
「子供番組らしくない」と話題になったけど、「カリキュラマシーン」の比じゃないだろう、
と内心思ってたもんだ。
■2002/12/09 (月) 横浜にこだまする北九州弁 私が小6の頃、「プロハンター」というドラマにはまっていました。
横浜に探偵事務所を構える水原(藤竜也)&竜崎(草刈正雄)のコンビの活躍するドラマ。
ストーリー自体はアクションものだけど、シリアスになり過ぎることはない。
登場人物のセリフ回しも、ちょっとオシャレだけど、コミカル。
後年、同様の番組として「あぶない刑事」もあったけど、あそこまでキザじゃなく
ちょっと野暮ったくって、だからこそカッコ良かった。2人にこき使われる泥棒に紫田恭兵、
2人と対立する刑事が宍戸錠&小林稔待、事務所の下の花屋の店員=マドンナが名取裕子。
で、この番組、アドリブ満載。特に藤、草刈、柴田の3人。
草刈正雄、彼は終始、変な訛りを交えてだらしなくしゃべってる。実は彼が使ってる独特の訛り、
これが北九州弁なんです。実は草刈正雄は北九州・小倉の出身。しかも彼は、
その訛りを隠さない。それなだけに、「番組の内容が好き」ということのみならず、
親近感を覚えたものです。特に嬉しかったのは「壁チョロ」という言葉を多用すること。
水原&竜崎は「小者の悪党」のことを「壁チョロ」と呼んでたんだけど
実は「壁チョロ」とは、北九州弁で「トカゲ」を意味するんです。こんな言葉を知ってるのは、
地元出身者以外に考えられない。きっと草刈正雄がアドリブで使ったのがはじまりなんじゃないか。
そんなこんなで、北九州ではこの番組、人気あったし、伝説になってるんです。
いや、そんなこと抜きに、近年再評価されてる松田優作「探偵物語」(実はこの後番組が「プロハンター」)よりも
こっちの方が数百倍面白いんだけどなあ。
「探偵物語」の自由奔放さと、「俺たちは天使だ」のコミカルさを合体させた、
「究極の探偵もの」だと思ってます。
で、私はこのドラマの舞台になった横浜にずっと憧れていました。
ちょっと荒んでいて、でもお洒落で無国籍。3年ほど前でしょうか、
まだ私が千葉県在住の頃、一度だけその「憧れの地」を訪れたことがありました。
だけど、既に開発が進み、あの頃のように「荒んだ」雰囲気は皆無、「無国籍」でもなく、
「ただの街」になってたのが大変残念でした。特に海岸はほとんど工事中で。
ドラマの中で、2人の探偵事務所として使われていたビルは残っていましたが、
「ごく普通の街」になってしまった今の横浜で浮き上がって見えたのが悲しかった。
■2003/01/10 (金) One For All All For One 先日まで高校ラグビーをやっていたようですね。まさに正月恒例。
私は近年では、大学、社会人ほど熱心には見ていませんが、
高校ラグビーを見るとあるドラマを思い出します。そのドラマとは「スクール・ウォーズ」。
制作は「赤いシリーズ」や「スチュワーデス物語」の「クサくて強引なストーリー」が売りだった大映テレビ。
校内暴力で荒廃した学校=川浜高校に、元ラグビー日本代表選手の教師が赴任、
荒廃した学校を建て直し、弱体ラグビー部を鍛え上げて数年で全国優勝を成し遂げる、という、
よくいえば「感動巨編」、悪く言えば「大袈裟で有り得ない」ドラマでした。
当時は高校生だったから私に限らず、周りのみんなもはまっていたものです。
「クサい」、そんなことは分かってるんだけど、一度見出すと止まらなくなって。
「川浜一のワル」こと松村雄基もよかったし。ところが、この「クサすぎ」
「有り得ない」と思われたドラマが実話だったと知ったのは数年後のことでした。
川浜高校とは、実は京都の強豪・伏見工業。そこの山口監督をモデルにしたドラマ。
学校が荒廃していたことも、強豪(相模一高、本当は花園高校)に109vs0で負けたのも実話、
その後、ロッカールームで涙ながらに全員を殴ったのも実話、数年で全国優勝したのも実話、
最終回、決勝戦の試合内容に至っては脚色なしのノンフィクション。
「有り得ない」話が実話だった、これはショックでした。もっとショックだったのは、
テレビに出ていた山口監督が、山下真司が演じた「滝沢」同様、
すぐに感動してボロボロ涙を流す、熱い人だということ。
「おいおい、ドラマと同じキャラだ」って・・・。
ちなみに、今年の高校ラグビーの決勝戦の放送席には、その山口監督と、
初優勝時の伏見工業キャプテンだった平尾誠二(同志社→神戸製鋼→日本代表監督)が
並んで座ってた。そういえばあのドラマでの初優勝時のキャプテンは「超高校級のプレイヤー・平山」だったけど、
あれのモデルは平尾だったんだね。そんなことを考えているうちに、私はあのドラマを久々に思い出した次第。
でも、校門の前に柄の悪い主人(梅宮辰夫)と男のような奥さん(和田アキ子)が経営するラーメン屋があった、
ということまで、実話ではないだろうな(笑)。あと財閥のお嬢様(伊藤かずえ)が彼女の部員がいたことも。
そこまで本当だったら、もっと驚くけどね。
■2003/03/08 (土) アニメからの卒業、少年からの卒業 先週の「そして音楽がはじまる」はゴダイゴの「銀河鉄道999」でした。
この曲は松本零士原作の同名マンガの劇場版アニメ映画のテーマ曲。映画が公開は1979年、小学5年生の時、
当時は父が松本零士にはまっていたこともあって、私もその影響でよく見ていました。
ということでこの映画、公開時に父と二人で見に行ったものでした。映画音痴なので、
劇場でほとんど映画を見ない最近の私ですが、そんな中で「ベスト映画」を選ぶとすれば、
実は未だにこれなんです。
宇宙を走行する列車、普通に考えればナンセンスで「寒い」と思えるかもしれません。
だけど、テーマが実に奥深い。「永遠の命=機会の体」を求めて銀河鉄道で旅をする少年・鉄郎と、
その鉄郎と共に旅をする謎の美女・メーテル。旅を通じて様々な経験をすることにより、
「命には限りがあるからこそ尊い」ことを知ると共に、少年から大人へと成長する鉄郎。
特に秀逸なのがエンディング。地球に帰還、旅は終わって、メーテルとの別れ、となるわけだけど、
「旅の終わり=少年時代の終わり=新たな旅立ち」という余韻を残して終わる。
当時5年生、「少年時代との別れ」を目の前にしていた私にとって鉄郎は自分の分身のように思え、
大変感情移入したのです。
しかも、このラスト・シーンは完璧。メーテルとの別れに、大泣きするでもなく、
一筋の涙を流すだけで、目には「新たな旅立ち」への希望が満ち溢れている鉄郎。
そして、そんな鉄郎の前を飛び去っていく999。鳴り響く汽笛。そこにかかるゴダイゴの曲。
はじめて見た時は鳥肌が立ち、体が硬直するほどの感動を覚えた。その感動は未だに引きずってるし、
先日の「そして音楽がはじまる」で、久々にその感動が蘇りました。
あまりに完璧すぎるアニメを見てしまった、「少年からの卒業」を体験してしまった、
そのせいで私は以降、「アニメ」というものにのめり込むことがなくなった。
この数年後、「ガンダム」のブームがやって来たけど、私がこれに夢中になることは全くなかった。
今でも「ガンダム」のことなんて、全く知らない。そう、「少年時代からの卒業」を果たした私に
アニメは「無用の長物」でしかなくなってしまったのである。
ただ、逆に考えれば、「銀河鉄道999」という作品が私に与えた影響は、
それほどまでに大きかったんだということを物語っているのかもしれない。
■2003/04/06(日) 最近見たテレビ(太陽、金八再放送) 珍しく印象に残った番組が多かったので、あれこれ
>「太陽にほえろ、燃える男たち」
再放送。番組開始100回目の放送だったストーリー。ということもあってか、
七曲署一係が「極秘任務」に当たるという、ちょっと重い事件。政治家の令嬢が誘拐され、
それを内密に捜査することになる・・・。最後は機動隊が大量に導入されるなど、
派手な「捕物」が行われるんだけど、その中で機動隊員1名が命を落とす。
事件は無事解決、人質は無傷。「政治家の令嬢誘拐」という「警察の威信」に関わる事件を解決し、
意気揚々と記者会見に応じる警察のお偉方。「作戦は大成功だ」と。
ところが、同席したボス(石原裕次郎)は言い放つ。「作戦は大失敗です、機動隊員が1名、命を落としました。
政治家の令嬢の命も、名もない機動隊員の命も、同じ命、その重さに変わりはないんです」。
この言葉の後、突然音声がフェイド・アウトして番組は終わる。実に重い言葉だ。
明らかに同時代に起こった「浅間山荘事件」にヒントを得た作品だと思う。
見終わった後、思わず呆然としてしまった。近年の刑事もの、推理もののドラマって、
単に「アクションがカッコイイ」とか、「ゲーム感覚の謎解き」とかに終始して、
跡には何も残らないものが多いけど、この頃の刑事ものは、「命の重さ」とか、
「事件の裏に潜む、関係者の苦しみ、悲しみ」などを訴えかけるような作品が多かった。
私が見たいのは、こういうドラマなんだよ。おそらくこういうのは「暗い」とかってことになって
今じゃあ流行らないんだろうけど、「人間の生死」をテーマにする以上、「重い」「暗い」のは当たり前のはずだろう?
>「金八先生 卒業式前の暴力」
これも再放送で見た。ご存知、隣の荒谷二中を放り出されて桜中学に転校してきた番長・加藤”腐ったミカン”優が、
卒業式を前に荒谷二中に押しかけ、人権無視気味の「指導」を行う校長、生活指導教師に話をつけるべく、
放送席に立てこもるという問題作。当時は単に「暴れる不良」「自己主張する加藤」を見て、
「カッコイイ」という感情しか持ってなかったんだけど、「大人」になった今見ると、
実に重いテーマがいっぱい。特にラスト付近で、警察、PTA、教師たちが、この事件について
「議論」する場面は圧巻。ここで登場する金八やPTA会長の主張は、
当時の「病みはじめた教育現場=社会」をそのまま映したものだし、しかもそれらは、
実は今の社会にこそ必要な「提言」では? という気もする。また、「当時からこうやって問題視されてたのに、
なぜ23年もたった今でも何も解決されていないんだ?」という想いもあり。
「カッコイイ」っていう単純な見方も出来る反面、社会への鉄槌としても見ることの出来る、
ドラマ史上の不朽の名作だと思う。
・・・ドラマってのは、「見てるその時だけ楽しい」そんなもんじゃないよ。
「太陽」や「金八」みたいに、見終わった後も余韻を引き摺る、心に残る、
「楽しめる」一方で、「あれこれ考えさせられる」ものでなければいけない、私はそう思うけどね。
「消耗品」じゃなく、「作品」のはずだよ。こういうドラマが登場しない限り、
私はドラマなんてものを二度と見ることはないかもしれない。
■2003/04/24(日) 「低俗番組」は褒め言葉 新聞やテレビでも報道されていますが、PTAを対象にアンケートを実施した結果、
「子供に見せたくない番組」、つまり「低俗番組」の1位に輝いたのは「クレヨンしんちゃん」だったらしい。
うーん、世の中の親って、時代が変わっても頭の構造は一緒なんだな、と呆れ返ると共に、
「親ってのはいつの世も馬鹿な生き物なんだな」と実感してしまいました。
ああ、ここを見てる人の中には、その「子供を持つ親」もいっぱいいるだろうから、
こんなことを書くと「とんでもない暴言」と思われるかもしれないけど、
まあ、30代半ばにもなって独身で、子供もいない、「おこちゃま」な奴の意見と思って嘲笑してやって下さい(笑)
でも、私は少なくとも、この番組を「低俗番組」として挙げた親に関しては、
「あんたの頭の中身って一体」と思ってしまうんですよね。このアンケートに答えた「親」って、果たして何歳くらいの人だろう?
きっと小学生の子供を持つ層、つまり私と同世代か、少し下の層だと思う。
そう仮定して話を進める、そして敢えて「呼びかけ」形式で書かせて頂きます。あなた方は子供の頃、ドリフ、「見ごろたべごろ」「ひょうきん」などに夢中になった世代ですよね?
確かに面白かったよね、毎週楽しみにしてたよね。だけど、あの頃の親たちは全く俺たちのこと、
分かってくれなかったよね。「そんな下品なもの見ては駄目」って、
無理矢理チャンネルを代えられて、悔しい想いをした人もいっぱいいるはずだよ。
本当に悔しかったよね。俺も経験あるよ。でも、これらの番組に夢中になった結果、
「道を踏み外した」経験のある人って、本当にいるのかな? 少なくとも俺は聞いたことがない。
「下品な番組を見て、私は下品な大人になりました」って、そんな人、いるかよ?
絶対に、そんな奴はいないはず。そう、「下品な番組=子供に悪影響を与える、教育上よくない」、
そんな図式が成り立つはずはない、そのことを証明してみせているのは、他でもない、
俺たちの世代ではないのかな? だとすれば、「自分たちがされて嫌だったこと」、
「自分たちが無意味だと証明して見せたこと」、つまり「特定の番組をイメージだけで
低俗番組と決めつけて子供に見せない」なんてことを、自分の子供に課す、というのはあまりにも
理不尽、人権無視、不道徳な行為だとは思わないかい? それってただの身勝手じゃないのか?しかし実は、私はこの結果には驚いています。「クレヨンしんちゃん」といえば、
たびたび映画が制作されていますが、親子揃って見に行って、親の方が感動して大泣きしたとか、
単行本を子供ではなく、親の方が読みたくて買ってる家庭もあるとか、
「みさえ」に感情移入して夢中になる母親がいるとか、いろんな話を聞く。
私はてっきり「サザエさん」や「ちびまるこちゃん」「ドラえもん」と並んで、
現代を代表する「ファミリー全員で楽しめるアニメの代名詞」になってると思い込んでたんだよね。
それなだけに意外な結果だったし、「いつの時代も変わらぬ、親の頑固さ、身勝手さ」に呆れ返ってしまった次第。
とはいえ、こういうランキングに登場するか、しないかはそのまま「人気のバロメーター」とも
いえないわけでもないわけで、この結果は「人気の裏返し」なのかもしれない。
実際、往年の「8時だよ」のスタッフは、こういうランキングで毎回1位になっているのを見て、
「よしよし、今後もこの路線で行こう」なんて喜んでいたという話も聞いたことがある。ちなみに、「親」でもなんでもない、30代の「おこちゃま」の私の選ぶ「子供に見せたくない番組」は、
「あるある大辞典」「伊東家の食卓」などの「教養番組の仮面を被ったバラエティ」や、
不倫、略奪などの「ドロドロ系恋愛」をテーマにしたドラマ。前者は「知識詰め込み型で、
自分でものを考えられない思考能力のない子供を作る」という点でタチの悪い番組だと思うし、
後者はもう、いうまでもなく。はっきり言って、今回「クレヨンしんちゃん」を
「低俗番組」に挙げたであろう、一部主婦層が夢中になってる後者のような番組、
それこそが実は私には「低俗番組」に映るのである。そういう番組、子供の前で見るなよな(笑)。
そっちの方がよっぽど「教育上悪い」ぜ! それに、そんな番組に夢中になってるあんたを見て、
子供はきっと、こう思ってるだろうよ。「この番組こそ、『親に見て欲しくない番組の1位だな』」って。
■2003/04/28(月) 私はこんな映画を見てきた 何度も書いてるように「映画音痴」の私。もう何年も映画館には行っていません。
とはいえ、小学生の頃は父に連れられて、よく見に行っていました。大半は私が見たかったのではなく、
父が見たくて、でも、ひとりで行くのは気が進まずに私を誘う、というパターン。
あと、高校時代には、映画雑誌や新聞にレビューを投稿するほどの「映画マニア」の友人がいたため、
「よく分からん」と思いつつ、つきあわされたこともあります。まあ、そんなこんなで、
「映画館で映画を見た」経験のほとんどない私、「劇場で見た」映画くらい、全部書き出すのは
決して難しくもないわけで。
>東映マンガ祭り、東宝チャンピオン祭り(1973〜1977頃?)
これらはもちろん、私が「見たい」と言って、見に行ったもの。共に夏春冬の休みに、
何本立てかで、その時々に人気マンガを寄せ集めて放映されていたもの。
記憶に残っているのは、2つの人気ロボットが「夢の共演」を果たした「グレート・マジンガーvsゲッターロボ」、
なぜか俳優が巨人の選手を演じて、さもホンモノの選手のように見せかけていた偽ドキュメンタリー「栄光の巨人軍」(笑)。
後者の制作意図は、未だに分からない。「ガキ相手だから本物を使わなくても分からないだろう」とでも思ったのか?
>スターウォーズ初期3部作(1978〜1982頃?)
「エピソード1」ではなく、ルーク・スカイウォーカーが主役の最初のシリーズ。
一応父に付き合わされて行ったんだけど、これって「続きもの」だから、1作目を見てしまった以上、
全部見るしかなく。しかしねえ、テンポがいいわりには、ストーリーやキャラクター設定が強引で、
1作目と3作目では辻褄が合わない部分が出てきたりで、子供心にもその辺は引っかかった。
特に1作目では極悪非道、非道徳的な奴だったはずのダース・ベイダーが、
第2作で何のきっかけもなく突然ルークに「俺はお前の父親」と名乗ってみたり、
それまで「血も涙もない」行いを続けてきたのにとどめをさせなかったり、
それをきっかけにキャラが大きく変わっていくところなんて、本当に強引。
「名作」とは私には思えないなあ。あと、グロテスクなキャラが多いのも感心しないし。
>宇宙からのメッセージ(1979年頃)
「日本版スターウォーズ」として登場した、志保美悦子や真田広之ら「千葉ファミリー」出演のSF映画。
今では「寒いB級パクリ映画」とされてるけど、私はこっちの方が面白かったけどな。
なにより、全体に流れる価値観などが「日本人的」な分、身近に感じるんだよね。
洋画には、些細なシーンの中でも「正義感の振りかざし」とか、日本人の感覚と相容れない価値観が根底に流れていて、
その辺でどうしても身近に感じられないことが多いからね。
「洋画音痴」な私らしい感想かもしれないけどね。これも見たがったのは父。
>戦国自衛隊(1979年頃)
これも見たがったのは父。角川映画。自衛隊が戦国時代にタイム・スリップ、
戦車やヘリを使って川中島で武田信玄と対決、という、強引なストーリー。
子供心に「寒い話」に映ってしまった。特にタイム・スリップ後、
仲間割れして自衛隊員同士で殺しあったりというシーン、あれはいらないかな、と思うし。
角川映画ならではの「豪華だけど、奥深さに欠ける」欠点が出てしまってるような。
もう少し「タイム・スリップした隊員たちの戸惑い、悲哀」など、メンタル面を強調した描き方をすれば、
もっと面白くなったような気がするんだけど。テーマ自体は斬新なだけに残念な作品。
>ドラえもん「のび太の恐竜」、「ゴジラvsモスラ」(1980年)
ドラえもんは実は劇場映画記念すべき1作目。行きたがったのは妹。
しかし同時上映がなぜに「ゴジラvsモスラ」だったんだろう。これってザ・ピーナッツの出てる、
ものすごく古い奴。当時から数えても既に15,6年前の映画だったんだけど。
>銀河鉄道999(1979年)
これは私と父、双方が見たがっていた映画。これは私が今まで見た映画では不動のベスト作品。
前に詳しいことを書いたので、ここでは省略。
>キャプテンハーロック(1981年頃?)
これも同じく。でも、ハーロックって、松本零士の生んだキャラの中では、
ダントツでカッコいいんだけど、ストーリーに恵まれてないんだよなあ。
この劇場作品も、実はストーリーは全然覚えてない。
>リンク、ハイランダー(1986年)
しばらく全く映画を見ない時期が続いた後、高校時代に「映画オタク」の友人が出来たことで、
訳の分からない映画に付き合わされることが多くなる。これもそのひとつ。
「リンク」は生体実験に使われていた猿が大暴れするという「社会派パニック映画」、
後者は未来の世界で活躍する超能力者の活躍を描いた映画、この2本立て。
当日の劇場は5人連れの私たちを入れて、10人ちょっとしか観客はいなかった。
途中で席を立った人も数知れず。内容はその事実から推測できるはず(笑)
>エイリアン2、タイトル不詳(1986年)
エイリアンは説明の必要はないよね。同時に上映されたのは確かジャッキー・チェン主演のアクションものだった。
だけど、ジャッキー・チェンの映画って、ほとんど内容は似通ってるし、
一時期はゴールデンの地上波でもいっぱい流されていたから、この時流れたのはなんてタイトルの、
どんな内容だったか思い出せずにいる。
>ドン松五郎の生活、阿羅漢(1986年)
これは高2の3学期、「卒業生を送る映画鑑賞会」なる学校の行事で全校生徒で見た2本立て。
前者は人の言葉の分かる犬、松五郎と、飼い主の女の子(新人の西村知美)が事件に巻き込まれて・・・という映画。
まあ、「感動もの」か。この映画の後、うちの学校では西村知美ファンが激増した(笑)。
後者は中国映画で、小林寺拳法の映画。個人的にはこっちの方が面白かったと思う。香港もの=カンフーものほど
派手じゃないのがいいし。
>未来世紀ブラジル(1986年)
映画ファンの間では「埋もれた不朽の名作」といわれてるらしいけど、これって本当に凄いの?
「これ、リアル・タイムで見たよ」と映画に詳しい人にいうと、よく羨ましがられるんだけど。
俺にはサッパリわけが分からず、居眠りした。一緒に行ったのはもちろん、先に述べた「映画オタク」、
ひとりだけ「凄い、深い」と感動を口にしてたけど、私を含む一行全員「意味不明」とぼやいた。
劇場もガラガラだったよ。リアルでは「大ハズレ」だった映画じゃないのかな。
>ザ・フライ、ゴースト・ハンターズ(1987年)
前者は科学者が自分の体を使って自分の発明品の実験をしているうちに
「ハエ男」になってしまうというホラー。これは比較的有名か?
まあ、「社会派」として見ることは出来るかな、とは思うし、出来もまずまずか。
寒いのは後者。カンフー、幽霊、アクション、カーチェイス、超常現象、恋愛など
「ヒット映画の条件」を無理矢理一本にまとめるという、強引な手法で作られた映画。
「笑わせる」つもりで作られたわけじゃない真面目なシーンでまで「笑える」ということは、
いかに「お寒い映画」だったかということを証明してる。
でも、この映画の監督、今では有名な「巨匠」になってるそうで(ジョン・カーペンターとかいう人らしい)、
これはちょっと意外。「卒業記念」ということで、高校の卒業式数日後に行ったんだったよな。
以降はポールのGET BACKとか、音楽ものしか見てないから省略。
しかもGET BACK以来、劇場では1本も見ていない。しかも生まれてこの方、
劇場で見た映画がたったこれだけってのも凄い。やはり映画とは無縁なようだな、俺って。
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