ここでは、☆TAKEが音楽について感じたこと、最近買ったCD、自分の音楽の趣味・・・など、音楽についての たわいのない雑談を書いてゆきます。ここに書いてあることは、あくまでも私個人の考えや、感じたことなので、 あらかじめご了承ください。面白い話ではないかもしれませんが、よろしくお付き合い下さい。
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| もう2年半くらい前のことになりますが、いきつけのサイトで「手持ちのCDのデータ・ベース」なることが話題になっていました。それに触発され、私も自分の手持ちのCDで同じようなリストを作成して、自分の手持ちの在庫に関して、あれこれ分析してみたものでした(その時の結果はこちら)。ただ、よく考えてみれば、あれから既に2年半近くが経過、その間に今まで聴いてこなかったようなジャンルにもかなり手を出してきたし、経済的ゆとりが出てきたこともあって手持ちの在庫も増えた。
なので「今、改めてやってみたらどんな風になるんだろう? どんな風に変わってるだろう?」と個人的に興味があったし、知りたいと思いました。そこで2年半ぶりにまた「手持ちのCDデータ・ベース」を作成したいと思い立ち、早速作成してみました。作成方法は前と同じ、まずは手持ちの在庫を「国籍別」に分け、それをさらに「時代別」に分ける、その際・・・
(1)オリジナル・アルバムは発表年、ベスト盤は「収録されている曲のうち、最も多くの曲が発表された年代」でカウント。ビートルズのANTHOLOGYのような「発掘音源」は発表年ではなく、音源の録音された年代でカウント(つまりANTHOLOGYなら60年代)。 ・・・というルールを設ける、というのは前回同様です。さらに今回は「前回と比べて在庫がどれだけ増減しているか?」を明らかにすべく「前回比」という項目も設けてみました。
次にアメリカン。なんと60年代ものは、この2年半の間で全く増減していません。70年代ものも+2。確かによく考えれば、この2年間というもの、ほとんど鰤ビートとかパンクなど、直線的でストレートなビートものばかりが「気分」になり、ウエスト・コーストとか、カントリーっぽいのとか、泥臭いスワンプ風味の音とかは、一度も「気分」になっておらず、「そういえばしばらく聴いてなかったなあ」という感じ。 もちろん、そういう音は嫌いではありませんけど、この2年ほどは本当にストレートなビート・ロックばっかり聴いていたから、そっちには頭が回らなかった、というのが正直なところ。70年代の+2も、エアロとリンダ・ロンシュタット。やっぱり「ベタベタなアメリカン」というタイプでもないですしねえ。 次に80年代以降。英米とも少ないのは相変わらず。確かにラーズ、オアシス、レッチリなど、急激に90年代のロックもこだわりなく聴けるようになったし、関心も好感度も大きくアップしてはいるんだけど、まだ手を出しはじめて間もないために、「目覚しい増え方」をするまでには至らなかった。そんなところかもしれません。 ただ、この辺の時代は、これから関心が更に高まりそうなので、2年後、3年後に同じようなリストを作成したら、きっと面白い結果=急増が得られそうな気はします。 とはいえ、やはり顕著なのは日本ものの急増、これに尽きるでしょう。特に80年代の+25。全在庫の前回比は+90ですから、2年間に新たに増えた在庫のうち、何と3割弱が80年代ジャパニーズものということ。まあ、これはルースターズ(はまり加減についてはこちらを参照)をはじめとした「福岡ロック」(「めんたいロック」という言葉は福岡への軽蔑が感じられて嫌いな言葉なので使わない)への関心が急速に高まり、あれこれ買い捲っているせいであり、予想された通りの結果ではあるんだけど、 こうやってデータ・ベース化された数字を見てみると、「我ながらもの凄いはまりようだなあ」と思い知らされるというものです。今や「福岡ロック」って、私にとっては鰤ビート、パブ・ロック、パンクと並ぶ、私の「趣味の王道の4本柱」のひとつと化してしまったし、ルースターズはビートルズ、ストーンズ、ザ・フー、キンクスと並ぶ重要バンドにもなってしまった。しかも付き合いが短い分、今一番私の中で熱くて「気分」なのは、このジャンルだといっても過言ではありません。 ちなみに前回「すべてのアルバム(一部の編集盤を除く)を持っているアーティストはビートルズ、ストーンズ、ジョン、ポール、イーグルスだけ」としましたけど、ポールはDRIVING RAINも、最近のライブ盤も購入せずじまい、ストーンズも最新ライブ盤は買ってない。それに「オリジナル・アルバムは揃っている」ジョンにしても、初期のヨーコとの前衛作品は無視だし、ビートルズもオリジナル盤こそ全部あるけどLET IT BE...NAKEDは気に入らず(こちら参照)とっくに売却済み、今度発売になる米キャピタル盤とやらには全く興味なし、実はイーグルスも再結成以降のアルバムは一切持ってない。ジョージは今年のダークホースもの復刻によって、ようやく未購入のアルバムも揃ったけど、よく考えればビートルズ時代に出したインドものとシンセものの実験アルバム2枚は未購入。果たしてアルバム2枚のマンドゥ・ディアオや、アルバム1枚のピストルズを、この中に入れるかどうかはちょっと迷うところですが。 ザ・フー、キンクスに関しては、まだ全部は揃ってませんけど、順調に在庫は増えています。というわけで、よく考えれば「すべてのアルバムを持っている」と胸を張って言えるアーティストは一組もいない。近いうちにルースターズがそういうアーティストになりそうですけど。とはいえ、相変わらず「あれも、これも」でいろいろ手を出してきた結果、「広く浅く」になり、いろんなアーティストを聴いてる、知ってる、反面「聴きかじり」ばっかり、みたいな状態は前よりひどくなっているのかもしれません。 最後に、英米以外に目を向けるとフランスが1枚、これは前と変わらずミッシェル・ポルナレフ、オーストラリアは新たに聴きはじめたAC/DCとオリヴィア・ニュートン・ジョン、スウェーデンはマンドゥ・ディアオです。ドイツがゼロも相変わらずですが、苦手なプログレ、ハード、テクノものの多い国だから、私には永遠に縁がないかも、という想いは今も変わりません。 というわけで、2年半ぶりにデーター・ベースを作って自分の在庫を分析してみたわけですが、ジャパニーズものの急増は想像通りでしたけど、60、70年代のアメリカものがほとんど増えていないことを見るにつけ、この2年ほどいわゆる「アメリカ的」な音から遠ざかっていたんだということに気がつかされたこと、最近は80年代以降の英米ロックも聴くようになったとはいえ、数字だけ見ると在庫の増え具合は鈍くて、「まだまだだな」と思ったこと、この2点はこの表を見てはじめて気がついた次第。 やっぱりこれから増えそうなのは、80年代日本、それと90年代と2000年以降の英米ロックかな、という気はします。とはいえ、前のリストを作成した時に書いた通り、基本的には国籍や時代への拘りは持ってないつもりなので、「気分」になれば、どんな国籍、時代の音楽であれ、聴いていきたいとは思っています。 あと、全在庫の増加分、約2年半で+90。こんなサイトをやってるような「音楽ファン」にしては決して多くはなく、むしろ少ない部類でしょうし、総在庫553枚ってのも、相変わらずかなり少ない部類でしょう。とはいえ「経済的に苦しく、年内に10枚もCDを買えない」状態が長く続いていたことを思うと、 これは飛躍的な増え方。今だって決してそんなに楽になったというわけではないんだけど、「新たに発掘して、これから聴きたいジャンル、アーティスト」が多すぎるため、「聴きたい」欲求が抑えられずに購入しているというのが正直なところ。同世代の音楽サイト管理人で「最近は新しいジャンルやアーティストに手を出したいという欲求が全くなく、CDを買う機会が減ってる」としている方が多いことを思うと、私のような人間は珍しいのかも。でも私の場合、このサイトをはじめた頃(30歳の誕生日)よりも数段、その欲求が強くなっているようなので、 まだまだ在庫は増えそうな予感。まあ、「破産」しない程度に(笑)頑張って、あれこれ聴いていきたいと思っています。 |
2004年秋、私はデビューしたばかりの若きスウェーデン出身のバンド、マンドゥ・ディアオのファースト・アルバムBRING 'EM IN(2003年発売)を購入、最初に聴いた瞬間に気に入り、速攻で発売されたばかりのセカンドHURRICANE BARまでも立て続けに購入してしまいました。
実は私、そんな自分に正直驚いています。確かにこのバンドの音が「パンキッシュでストレート、にもかかわらずメロディはポップ」という、まるで絵に描いたような私の「趣味のど真ん中」な音なので、当然といえば当然の結果ではあるんですが。19歳でビートルズに目覚め、その約1年半後からはビートルズだけに拘らず、いろんな洋楽ロックを聴いてきた私。そんな私が「リアル・タイム洋楽ロック」にはまったのは、実はこれがはじめて。私にはずっと「あくまでも60年代、70年代ものの方が好き」って想いがあったし、ビートルズを聴きはじめた理由が「リアル・タイムの音楽が面白くないから」ってのもあった。 とはいえ、一方でラジオ番組やロック雑誌などで、一応リアル・タイムものの情報も入手はしていたし、「リアル・タイムものの中にも、自分の趣味に近いアーティストもいる」ってことは理解していた。だけど、「うーん、確かにいいんだけど、これを聴くんだったら60年代や70年代のアーティストの方を優先的に聴いた方がいいかな」というレベルに終わるアーティストばかりだったというのも偽らざる事実。 まあ、私にもう少し経済的にゆとりがあれば、60、70年代のアーティストと平行して、リアル・タイムのアーティストも追うことは可能だったんだろうけど、「60、70年代ものを優先的に買っていたら、リアル・タイムものに手が回らない」状態になって、結局買わずに終わっていた。 というわけで、マンドゥ・ディアオがはじめてはまったリアル・タイム洋楽ロックとなったわけですが、一応それまでにも「聴いてみたい、関心はあったが未購入に終わった」アーティスト、ジャンル、「一応CDは買ったけどはまれず、すぐに売ってしまった」アーティスト、ジャンルもあった。そして「当初は興味も関心も持てずに終わったけど、数年後に『後追い』で聴くようになった」アーティストやジャンルもある。なので、ここで「ビートルズ以外の洋楽ロックにも関心を持ちはじめた」1988年〜「はじめて関心を持てたリアル・タイム洋楽ロックであるマンドゥ・ディアオの登場」の間にデビューしたアーティストや出現したジャンル、 ムーブメントを振り返って、私がその当時それらをどう感じていたのか、どの程度関心を持ったのか、今はどう思うのか、などを述べていきたいと思います。いわば「☆TAKE、リアル・タイム洋楽ロックまでの苦節16年の長い道のり」といったところ(笑)。いや、考えてみると本当に長かった。なお、以下の文章の中で、一部のアーティストに対して辛辣な意見も述べていますが、これは私自身の「好き、嫌い」といった個人的な感想のレベルの話に過ぎず、決して音楽の質やレベルについて言及しているものではありませんし、批判、否定が目的で書いているものではないということ、あらかじめご了承ください。「このアーティスト、こういう風に聴けば面白いよ」といったアドバイスは大歓迎ですが。
・・・というわけで、洋楽ロックに興味を持って以降、全くリアル・タイムものに縁のない私。おそらく私の場合、ある程度気に入った音に出会えても「これを聴くなら60、70年代ものの方が」ってんで後回しにして買わなかったり、もし買っても「優先順位」が低くて聴く回数が少なかったり、そんな風にしかリアル・タイムものと接することができなかったのがいちばん大きいのかもしれません。あと、自分では気がついていませんが、実は私って「発表から何年か経って、ある程度評価が固まってしまったもの出ないと手を出せない」性分なのかもしれません。 実際、こうやって振り返ると、リアル・タイムでスルーして数年後に購入、というケースもかなり目につきますし。とはいえ、遂にはまってしまったわけです、今回、↓これに。
というわけで、遂にはまったリアル・タイム・ロック。まあ、ハードロックとダンスものメインだった80年代末、よりストレートなロックが多かったものの、グランジなどのように「ひとひねり」されていた感も強く、さらにはイギリスの場合は全体にひ弱なキャラのバンドの多かった90年代。なかなか「60、70年代ものと同等の思い入れを持てるアーティストには巡り会いにくい」時代だったわけだけど、ようやくここへきて「飾り気のないシンプルなロック=私の趣味のど真ん中」な音が主流になろうとしている。しかも90年代の多くのバンドと違って、ブラック・フィーリングもあり、ひ弱なイメージもない。だからこそ、彼らのようなバンドに巡り会えたのかもしれない。 そう考えれば今後、ひょっとするとリアル・タイムものにはまる機会も増えるかもしれない。ネット上を見ると、同世代の方の多くは「年をとるとどんどん音楽を聴く幅も狭くなっていくし、新しいバンドやシーンへの関心も薄れていく」なんて書かれているけど、私の場合は「これからはどんどんリアル・タイムものにも関心を持って、接していきたい」という想いでいっぱいです。でも、よく考えれば、ラジオも聴かなくなり、音楽雑誌もほとんど読まなくなった私がこのバンドを知ることができたのは他でもない、ネットがあったからこそ。ネットがなければ私もきっと、こんなに「新たなアーティストとの出会いが楽しくて仕方がない」なんて状態にはなっていないだろうな。 |
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