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| 発売日 | 1966.11.18.(英) |
| プロデューサー | アンドリュー・ルーグ・オールダム |
なお、3は12X5、5、14はTHE ROLLING STONES,NOW、4、8はOUT OF OUR HEADS、9、10はDECEMBER'S CHILDREN、12はAFTERMATHをそれぞれ参照。
| レコーディング | 63.5(7)、64.2(6)、64.11(13)、65.12(11)、66.3(2)、66.8(8) |
| 参加ミュージシャン | イアン・スチュアート(p,org) ジャック・ニッチェ(key:1,2) フィル・スペクター(マラカス:6) |
| 手持ちのCD | P33L-25016 |
| 購入時期 | 1988年暮れ |
| ミック・ジャガー(Vo) キース・リチャード(g) ブライアン・ジョーンズ(g,har,シタール) チャーリー・ワッツ(d) ビル・ワイマン(b,key) |
| ストーンズ初の公式ベスト・アルバム。本国イギリス、アメリカで同名のベスト盤が発売され、以前は両方ともCD発売されていたが、現在ではイギリス盤は廃盤(後記参照)。ここでは、その廃盤になったイギリス盤を紹介したい。こちらの方がアルバム未収録のシングル・ナンバーが多く収められているので、
お勧めだ。ベスト盤ではあるが初期の彼らの場合、アルバム未収録のシングル・ナンバーも多いので、ベスト盤に興味のない方も手に入れて損はない。 初期の代表曲はほぼ網羅されているが、今まで紹介したアルバムに未収録の曲&バージョンは1,2,6,7,11,13の6曲。ただし、2:Paint It Blackはアメリカ盤のAFTERMATH、6:Not Fade Awayはアメリカ盤デビュー・アルバムENGLAND'S NEWEST HIT MAKERS、 1:Have You Seen Your Mother〜はアメリカ編集盤FLOWERSのCDで現在聴くことができる。まず7:Come Onは63年9月15日に発売された記念すべきデビュー・シングル。チャック・ベリーのカバーだが、異常なほどおとなしく、ポップな出来で全英21位とヒットしなかったのもうなずけるところ。 6:Not Fade Awayはイギリスでサード・シングルとして発売されたバディ・ホリーのカバー。ボ・ディドリー風のリズムを取り入れた粗削りでエネルギッシュなテイクで全英3位まで上昇。ストーンズ初のトップ3シングルである。13Time Is On My Sideは先にご紹介した12X5にも収録されていた曲だが、 別テイクで、イントロがキースのギターから始まるバージョン。こちらの方が演奏、ボーカルともまとまっている。11:19th. Nervous Breakdownは4,8,9に続いて66年2月に発売されたシングル。8Satisfactionの路線を踏襲した、アップ・テンポでキャッチーな曲で、全英、全米ともに2位を記録。 この時期の代表曲の一つであろう。それに続いて66年5月にシングル発売されたのが2:Paint It Blackで、ビートルズのNowegian Woodでジョージ・ハリスンがインド楽器シタールを弾いたことに触発され、ブライアンがシタールを導入したエスニックなナンバー。ブライアンはある意味、「元祖」のジョージよりもうまくシタールを使いこなしているのが興味深い。 全英、全英1位。1:Have You Seen Your Mother〜はキースがわざと長いタイトルをつけた曲で、歪んだギターの音とジャック・ニッチェのアレンジによるホーンをフューチャーしたアグレッシブなナンバーで全英5位、全英9位を記録した。 このように、アルバム未収録曲にも見逃せない曲が多いので、ベスト盤だからと無視することができない。なお、私が初めて買ったストーンズのアルバムはこれだった。それなだけに思い入れもあるし、アメリカ盤は認めたくなかったりするわけである。 (後記):2002年、イギリス盤のCD、めでたく復活しています |
*アルバム好感度 80
| 発売日 | 1966.12.9.(米) |
| プロデューサー | アンドリュー・ルーグ・オールダム マイケル・バークリー(6) |
| レコーディング | 66.10(1〜4,7〜12) 65.?(5) 63.9.(6) |
| 参加ミュージシャン | イアン・スチュアート(p,org) |
| 手持ちのCD | POCD-1918(ポリグラム) |
| 購入時期 | 1996年頃 |
| ミック・ジャガー(Vo) キース・リチャード(g) ブライアン・ジョーンズ(g,har) チャーリー・ワッツ(d) ビル・ワイマン(b) |
| ストーンズ初のライブ・アルバム。ただし発売はアメリカのみで、イギリスでは発売されていない。しかし「ロイヤル・アルバート・ホールのライブ」と記載されていながら、実際は2,7,8はニュー・キャッスル、1,3,9〜12はブリストル公演のテイクが使用されている。ただ、ウソの記述をした理由が「ロイヤル・アルバート・ホールのライブと言った方がヒップだから」というあたりはストーンズらしくて思わずニヤリとさせられてしまう。
その上、これらのテイクは後からボーカルや歓声が、素人の私にも明らかに分かるように露骨にダビングされているし、時代を考えれば仕方ないとはいえ音も異常に悪い。極めつけは5,6で、これらはライブ・テイクではなく、スタジオで録音された未発表テイクに
歓声を被せるという「詐欺まがい」なものである。といった感じで、劣悪な海賊盤を聴かされてるような気分になるが、しかし女性ファンの黄色い歓声も時代を感じさせる貴重なものだし、テンポもチューニングも気にせずに、ひたすら若さと勢いに任せたような演奏は「元祖パンク」的なもので
当時の熱気が伝わってきて、ドキュメントとしての魅力は感じられる。 とにかく、どの曲もスタジオ・テイクよりテンポが速く、荒々しい。特に1:Under My Thumb、2:Get Off Of My Cloud、11:Have You Seen Your Mother〜、12:Satisfactionあたりの演奏は目茶苦茶だけど、勢いが感じられて魅力的。私は90年代以降の「エンターティナー」然としたストーンズのライブしか生で体験したことがないので、 逆に「この頃のステージを見たかった!」と素直に思ってしまったりする。10:I'm AlrightはOUT OF OUR HEADSにもライブ・バージョンが収録されていたが、それとは別テイク。また、5:I've Been Loving You Too Long、6:Fortune Tellerは先に述べた通り、スタジオで録られたテイクに歓声を被せたもの。 まず5:I've Been Loving You Too Longはご存知オーティス・レディングの名ソウル・バラードのカバーで録音は65年。6:Fortune Tellerはニューオーリンズの大御所・アラン・トゥーサンが書き、ペニー・スペルマンがヒットさせた曲のカバーで、ストーンズは63年にレコーディング、セカンド・シングルに予定されていながら未発表だったもの。 後に72年に発売された編集アルバムMORE HOT ROCKS(現在CD発売中)に歓声の入ってないオリジナル・バージョンが収録された。 といった感じで、内容、音とも海賊盤並みだが、60年代半ばのイギリスの独特な空気が好きな私にとっては、その空気を身近に感じたくて聴きいてしまう、そんなアルバムだ。もう20年早く、それもイギリスで生まれたかったなあ・・・(笑)。なお、全米アルバム・チャートの最高位は6位であった。 |
*アルバム好感度 70
*:1998年10月5日UP
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