Fishmans   宇宙 日本 世田谷    1997

「Fishmans」完全に僕はこのバンドをなめてました。
でも聴いてみたらとんでもなかった。
佐藤伸治が紡ぎだす、神がかったとしかいいようのない歌詞の世界。
自由自在に浮遊する独特のヴォーカルスタイル。
複雑に絡み合うエレクトリック・ダヴ・ポップなサウンド。
彼らが鳴らす音の空間はとんでもなく張り詰めていて、とても触れる事なんて出来そうにないよ。
「あの娘は今も愛を放ってバックビートに揺られてく」
・・・このアルバムの静かな殺傷力が、少しでも多くの人に伝わりますように・・・。





THE PASTELS    MOBILE SAFARI    1995

パステルズのサウンドっていうのはホント、僕のツボをついてくる。
囁くような混声ヴォーカルにやる気あるんだかないんだか
よくわからないギクシャクしたノイズギターのまどろみサウンド。「揺らぎ」の音像。
とても丁寧に作られたような透明感のある世界。優しいノイズの破壊力。
「ILLUMINATION」も大好きだけどこのアルバムのほうがもう少しだけアグレッシヴ。





YO LA TENGO    I CAN HEAR THE HEART BETING AS ONE   1997
 緩急自在に音とその空気を操る3ピースバンド。でもその熱は一貫してクール!
ヘナヘナとフォークロックを奏でたかと思ってる間に
たたみ掛けるフィードバックノイズ。
 でもそのノイズに攻撃性なんて全く感じられず、
まるでオブラートで包み込んだかのような優しささえ感じられる。
 あとは説明不の美しすぎるメロディー、混声ヴォーカル。
あまりに美しいその音世界の中ではただ立ち尽くして息を呑むしかないよ。



HOPE SANDOVAL & THE WARM INVENTIONS   BAVARIAN FRUIT BREAD   2001

後期メリーチェインや、ケミカルの「サレンダー」に参加していた、ホープ・サンドヴァル。
その相方が、マイブラのドラマー、コルム・オコーサク。
いきなり、原曲を全く無視した、メリーチェインの「DROP」のカバー。
不透明なサイケデリックサウンドと、ドリーミーで静かな唄声。
まどろみながら、うつろいながら、何度でも聴けそうな一枚。



DOT ALLISON   AFTER GROW   1999

これはホントジャケ買いに近いものがあったんだけど、
この人はホントきれい(っぽい)!大正解だったアルバム。
参加してるメンツもマイブラのケヴィン・シールズ、
プライマルのマニ、などなどかなり豪華だし。
スローモーションのような澄んだ唄声と、ダヴサウンド。
寄せては返す蜃気楼のような白昼夢的音世界。


SRECTRUM   SOUL KISS   1992

スペースメン3の音響をそのまま受け継ぎ、それを更にポップにしたような音世界。
スピーカーから鳴らされる音に、目眩みしてしまうような
眩しく、美しいサイケデリックなギターノイズ。
この後ソニック・ブームは、ポップフィールドを離れ、
「エクスペリメンタル・オーディオ・リサーチ」なる
音響実験室へ閉じこもることになる・・・。




LOW     I COUD LIVE IN HOPE   1994

CD屋のディスク紹介のポップには
ジョイ・ディヴィジョン、ミーツ、サイモン・アンド・ガーファンクル

って書いてあったっけ・・・。どんな音楽だよ?!
明らかにギャラクシー500の影響をうけた脱力サウンド。
いや、ギャラクシー以上かも・・・。
危うげな混声ヴォーカル。冷気と熱気の狭間をゆったりと行き来する静かな狂気




NEW ORDER    POEWR CORRUPTION&LIES   1983

ニューオーダーの2NDアルバム。ペラペラで不安定な演奏
エレクトリックなダンスビート。とてつもなくクールな世界観。
 バーニーのとんでもなく投げやりでヘロヘロな唄声と奇声。
縦横無尽に駆け巡るフッキーの凶暴なベース。
でもなんでだろ?そんな音楽に感動したり、切なくなったりしてしまう。
なんだかわからないけど、超絶にカッコいいアルバム。




THE VELVET UNDER GROUND    VELVET UNDER GROUND V    1969

「ホワイトライト・ホワイトヒート」で撒き散らされた狂気が
ウソだったかのように静かなアルバム。
混沌と衰弱だけの中で作られたようなテンション。
いつサウンドのなかに消え入ってしまっても、おかしくない
ルーリードの寂しげな唄声・・・。
触れたら壊れそうな繊細なメロディー。
モーリン・タッカーの唄声が聴けるのも嬉しい。




THE ZEPHYRS   
WHEN THE SKY COMES DOWN IT COMES DOWN ON YOUR HEAD   2001


モグワイのレーベル、「ロック・アクション」からリリースされたアルバム。
最初聞いた時は、「地味だなー」
くらいしか思わなかったけど
聴くたびに、どんどん好きになっていったアルバム。
モグワイよりも優しい音。フリーキーなノイズ。
淡々とした混声ヴォーカル。ほんのりあったかい有機ギターサイケ。
押し付けがましさ皆無。1STも聴いてみたい。



PRIMAL SCREAM    SONIC FLOWER GROOVE   1987

 実はプライマルの中で僕のフェイバリットなのがこの1STアルバム。
まるでシュガーコーティングされたかのような甘く切ないメロディと
サイケデリックに弾けるギターポップ。ボビーギレスピーのヴォーカル。
 あのパンク親父(当時は青年)ボビーにこんなにも甘い声で
「I LOVE YOU、I LOVE YOU」
「ラーララーラー」
なんて囁かれたらもうどうしようもないよ。


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