〜最新アルバム"Meet me at the next shore"解説〜
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1、快晴
これは自分の中で「余計なことは言わんとこ」という所から始まった曲でした。メロ
ディの段階からそういうシンプルな感じにつるっとできたので、歌詞をのせるのも割
とラクでした。結果的に出来た直後は「ちょっとやりすぎたかな」と思うほどスナオ
な曲になっちまって、歌う時はいつも照れますね。
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2、I WANT YOU
この曲はいわゆる紆余曲折あったやつで、自分の中でもその段階ごとに親近感が深
まっていきました。まずメロディが出来たわけですが、最初の方では、曲を作る時に
煮詰まってヤケになって遊びだして、いーかげんに鼻歌歌って気をまぎらす、という
ところから出たメロディでした。当然このタイプのメロディは自分の中ではすごく自
然なので、メロディが出来てからしばらくは歌詞もつけずに自分で鼻歌用に楽しんで
るだけ、という遊びの曲だったんですが、ある時、マイコ嬢と2人でライブするとい
うことになって彼女の家でリハしてた時、やる曲が全部暗い。明るい曲が一個もない
ねーと言う話になり、「ちょっと待って。あたしに30分くれ」と言ってその場でこ
の曲に歌詞をつけ、速攻でライブで披露した、というわけです。その後何回かライブ
でやった後、ある日のNESTのライブでタイトルがついてない、っちゅうことで、てき
とーに本番中に「ではI WANT YOUで。」と言ってしまって、その後かえようと思って
たんですが、当時のNESTの店長だったあたしの心の友のケルさんに「いいんじゃない
?ハードロックみたいで」と言われ、そのままにすることにしました。そのまた後に
某ときおらのH氏に「メロディの割に歌詞がエグい。」言われ、歌詞もまた書き直し
たりもしたんですが、いろいろあった中で完成形につながっていく、という意味で思
い入れの深い曲になっていった気がします。一番最初にマイコ家で作った歌詞も機会
があれば発表してみたいすね。
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3、踊るマリー
この曲は、あたしの愛するバイオリニスト、小野マイコ嬢のことを歌った曲です。
「踊るマイコ」ではあまりにエグいので「マリー」にしたわけで、マリーさんという
知り合いはおりません。彼女はほんとにややこしい女で、そこがあたしの心をつかん
で離さんわけですが、自分で気に入ってる歌詞は「遠い町で雨になる、雨になる、明
日は雹」というところですね。こーゆーのほんと好きなんですよねー。ややこしいや
やこしいとかいって悩んでいても、こんな風に歌詞で遊んでられるうちはまだまだ余
裕があるってことですかねー。
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4、SKY
この曲は悩みますねえ。最初に「シンプルなのを作ろう。」と思ってやり始めたんで
すが(その頃のテーマが「シンプル」だったものですから)出来てみたら、自分の中
でシンプルになりすぎちゃった気がしてて。自分自身があんまりシンプルな生き方し
てないもんですから。かといって複雑というわけでもなく、要するにまわりくどいん
ですよね。で、たまに周囲の人々から「なんだかんだ言ってても、結局こうなんだろ
?」というツッコミが入ると。
話それましたけど、シンプルになった分、歌詞やアレンジの所で今よりも比較的シン
プルだった頃に好きだった、ゴダイゴの「銀河鉄道999」を目指しました。まあ、
この辺はわかる人にはわかるつー程度でいいんですけど。
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5、プリミティブ
昔からそうなんですが、曲書いて人に聴かせる時に、今はMDだけど、テープなんかに
1曲とか2曲とか入れて持ってくともったいないじゃないですか?MDなんか70分と
か80分とか録れんのに、1,2曲しか入れないなんて。か、といって使いまわすの
もなんですし。そんなこんなで、この曲はプロデューサーの方に持ってくにあたり、
「2曲じゃカッコつかんな・・・。サボってると思われるし」てことで、何でもいい
からいれとこ、つー感じで10分くらいで作った曲です。ま、歌詞は割と真面目に考
えましたよ。いろんなイミで。その昔作った曲で、「船に乗って」という幻の名曲が
あるんですがね、それを前出のプロデューサーさんにお聴かせしたところ、さんざん
コキおろされましてね、そのリベンジということで歌詞の中に「船」をもりこんでみ
たりなんかしてみたりして。いわゆる根に持つタイプなんでね。ま、それはどうでも
いいんですけど、アレンジ的には「何はともあれカーペンターズで。」てことで、
しっとりした曲にしよう、しよう、としてた割には、タイトルなんか事務所に向かう
世田谷線の中で考えたりね。あたしにとってはよくあることなんですけど、最初から
最後までテキトーでした。
まあ、その分ムリがなく、これぞシンプル、ということでどうでしょうか?どうなん
だろう?
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